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エドワーディアンを体現する小さなツール/ Antique Wood Handle Sealing Stamp

 英国アンティーク、シーリングスタンプ。














シーリングスタンプとは手紙などの封蝋をするための道具のこと。



熱で溶かした封蝋にスタンプで署名を刻印する際や、契約書などの署名の一部として使っていました。


かつては日本の印鑑のように非常にオフィシャルなものでしたが、時代が下がるにしたがってもう少し気軽に使うものとなってきたように思います。個人を特定するという意味で、基本的には本人のイニシアルを元とした2文字もしくは3文字のモノグラムがあしらわれてきましたが、近年では1文字のみのものも使われています。



さて、今回ご紹介する英国で手に入れたシーリングスタンプは、印面に「A」と「B」のアルファベットがあしらわれたお品物。おそらく持ち主のイニシアルであったと思われます。ごくわずかに赤いシールが残っており、確かに使われてきた気配を色濃く残しています。



印面を左右反転した画像も載せましたのでご参考になさってください。封蝋はネットや大手雑貨店文具店で手に入れることが出来ます。



持ち手は木製で、はっきりとした材は不明ですが、木の芯を中心とした挽き物細工は美しい形をしていて、濃い色の木と印面の真鍮の色合いがとてもよく合っているように思います。時代的にはおそらく世紀の変わり目、1900年代頃からエドワーディアンにかけてと推測いたします。


印面は矩形、字体はわずかに飾りがついており、抑えられた装飾性はいかにもエドワーディアンらしいひとしなといえるでしょう。



実際に作業してみると、ワックスを溶かし、紙面に落とし固まらないうちにスタンプをぎゅっと押す行為は、少々コツが必要でなかなか手がかかります。それだけ重要な行為であったと納得しつつ、当時の作業を体験できる興味深さはなかなか得難いもの。



古き良き時代の追体験を愉しみつつ、その時代へと想いを馳せてみてはいかがでしょうか。




◆England

◆推定製造年代:c.1900-1910年代頃

◆素材:真鍮・木

◆サイズ:長さ約7.9cm ハンドル直径約2.6m  シール面直径約1.5×1.3cm

◆重量:13g

◆在庫数:1点のみ



【NOTE】

*古いお品物ですので、一部に小傷や汚れ、変色がみられます。詳細は画像にてご確認ください。

*画像の備品は付属しません。

*上記ご了承の上、お求めください。



アイテムのご購入はショップにてどうぞ。

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Todd Lowrey Antiques

by d+A


生命力のメダリオンを手に入れる/ Antique Mahogany Medallion Acanthus Motif

 ベルギーアンティーク、木製パーツ。
















古い家具やお屋敷の内装から外されたパーツ類は、アンティーク市場を彩る通好みなアイテムの一つ。引き出しの取っ手や鍵箱、蝶番につまみ。果ては内装からはがされたプラーク(彫刻板)なども流通しており、それがまたどこかで新たな美しさを発揮することは、なんだかとてもロマンティックに思えます。



さて、今回ご紹介するのは、キャビネットや大きな扉などに取り付けられていた「Medallion/メダリオン」です。



メダリオンにはいろいろな意味がありますが、今回のものは家具や内装の装飾パーツとして作られたもので、基本的に円形のものをそう呼びます。


モチーフは、アカンサスリーフ。アカンサスは「ハアザミ」の総称ですが、その強い生命力から古代ギリシアより生命力の象徴として愛されてきたモチーフです。中央の円を中心にアカンサスリーフが踊るように配された様は、躍動的でありながらも伝統的なまとまりがあり、インテリアのセンターを務めるに足る貫禄を感じさせます。



手に入れたのはベルギーのディーラーから。おそらく19世紀のものであろうとのことですし、よいマホガニーの質感から私も同意いたしますので、推定年代はそのまま19世紀という事でご紹介させていただきます。



無垢のマホガニー材を彫り込んでつくられた、アカンサスリーフ・カーヴィングのメダリオンは、かつてはどんな場所に据えられていたのでしょうか。



迫力ある佇まいは、パーツとなってなお失われることはありません。美しいオブジェとしてはもちろん、お部屋を効果的に演出する小道具として最高の力を発揮してくれそうです。




◆Belgium

◆推定製造年代:c.19世紀

◆素材:マホガニー

◆サイズ:直径約13.5-13.8cm 厚み約2.5cm

◆重量:124g

◆在庫数:1点のみ



【NOTE】

*古いお品物ですので、一部に小傷や汚れ、小さな材のワレや変等色がみられます。

*詳細は画像にてご確認ください。

*画像の備品は付属しません。

*上記ご了承の上、お求めください。





アイテムのご購入はショップにてどうぞ。

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Todd Lowrey Antiques

by d+A


マホガニーの匣に飾りながら仕舞う / Antique Photo Frame as Film Plate Holder

 英国アンティーク、カメラのフィルムホルダーを利用したフォトフレーム。





















大判カメラ用のフィルムホルダー、ご覧になったことがあるでしょうか。現代は樹脂製のものがメインのようですが、かつては贅沢な木材が使われていました。



今回はそのフィルムホルダーを利用したフォトフレームのご紹介です。



英国のアンティークマーケットで手に入れたホルダーはとても丁寧な造り。片側には⑤、反対側には⑥の表示がはめ込まれており、両面使うことができるダブルタイプだったことがわかります。フレームは額縁のような留つぎで、金物は鈍く金色に光る真鍮、美しい杢目はマホガニー材となります。



端部の金物を少し押しながら引き出せば、写真をおさめたガラス面が現れます。木製のカバー部分がスライドしながら曲がるような構造であるため、少し曲げながら後ろに回せば、ちょうど写真立てとしてよい具合に自立いたします。



実はこの利用方法は、何年か前に、英国のアンティークフェアでこのようにして販売されていたものを見たのが始まり。ディーラーのおじさまが「古いカメラのフィルムホルダーだよ!」といいながら、するりとカバーをスライドさせ、「写真立てになるよ」と、自慢げに見せてくれたのを覚えています。



もともとはガラスは入っておらず、カットされたフィルムをはめ込んで使用するものなのですが、そこにうまくガラスをはめ込み、写真立てとして利用できるよう工夫されていました。もう使用することがないフィルムホルダーの持ち主が、美しいホルダーをなんとか再利用したい、と思って知恵を絞ったのではないでしょうか。



それ以来、似た構造のフィルムホルダーを手に入れた時には、自分でサイズを測りガラスを入れ、古い絵ハガキなどを入れて骨董市などでご紹介してきました。ウェブショップでご紹介するのは数回目となります。ただ、個体により少しづつ構造が異なっており、それを観察しながらガラスをはめ込むのも楽しみのひとつとなっております。



操作状況を動画といたしました。よろしければご確認ください。







大切な写真をいれて、カバーをかぶせて仕舞っておき、たまに飾ってみる、なんていうこともよいかもしれません。デスクトップに飾れば、その上品な質感と意匠でなんとも格調高い雰囲気を演出してくれることでしょう。



スマホやPCでデジタルな画像ばかりをみる日々ではありますが、こんな写真立てにはリアルな「写真」を入れたくなるのではないでしょうか。



輝く杢目をもつマホガニーの匣に、貴方の大切なものを飾りながら仕舞ってみる。

ぜひおそばで使っていただきたい、英国アンティークの小品です。



◆England

◆推定製造年代:c.1900年代

◆素材:マホガニー、真鍮、ガラス、他

◆サイズ外寸:幅約21.7cm 厚み約1.8cm 高さ約14.8cm(立てた時の幅約23cm 奥行き約11cm程度)

◆ガラス面見えがかりサイズ(中に入れられる写真の大きさ):約15.5×11.5cm(スライドする度合いによって向かって右側が蓋に隠れます)

◆現在入れているポストカードのサイズ:14×9cm

◆重量:340g

◆在庫数:1点のみ




【NOTE】

*古いお品物ですので、一部に小傷や汚れ、変色がみられます。詳細は画像にてご確認ください。

*現在古い英国のポストカードを入れてあります。このポストカードを入れたままお届けいたします。

*振動によりポストカードがずれるときがありますので、現在は粘着の弱いマスキングテープでとめています。

*中を入れ替える時は、2か所ある止め金具を外しぱかっと開けて、さらに黒い仕切りを持ち上れば入れ替えることができます。ガラスエッジに注意しながら差し替えてください。

*画像の備品は付属しません。

*上記ご了承の上、お求めください。




アイテムのご購入はショップにてどうぞ。

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by d+A


すらりとした姿に揺れる気泡/ Antique Brass & Metal Spirit Level

 英国アンティーク、水平器。















英国のマーケットで手に入れたスピリットレベルのご紹介です。


「Level/レベル」とは水平器(水準器)のこと。文字通り水平を測るもので「Spirit Level/スピリットレベル」とは、透明管の中に入れた液体の位置によって水平を測るツールです。英国アンティークには様々な形の水平器があり、今回ご紹介するのもそのもののひとつ。


本体の円筒形は真鍮製で、鈍い金色の光を放っています。

ベース部分はシルバーカラーで、なんらかの合金と思われます。金と銀のコンビネーションが美しく、すらりとしたフォルムはちょっとしたオブジェのようでもあります。


特に銘はございませんが、その分純粋にこの物の良さをご堪能いただけるのではないかと思います。



すらりとした姿に揺れる気泡を潜めた英国アンティークの佳品。スリムでありながら持ち重りがする美しい一品は、実用にもちろん、オブジェとしても特別な存在感を放っています。インダストリアルな機能美を是非お手元でご堪能ください。



◆England

◆推定製造年代:c.19世紀後半

◆素材:真鍮、金属

◆サイズ:幅約15.6cm 奥行約1.7cm 高さ約2.1cm 

◆重量:119g

◆在庫数:1点のみ



【NOTE】

*古いお品物ですので、一部に小傷や汚れ、錆びや変色等がみられます。

*詳細は画像にてご確認ください。

*画像の備品は付属しません。

*上記ご了承の上、お求めください。 





アイテムのご購入はショップにてどうぞ。

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