紳士の為の西洋小物骨董店 トッドローリイ・アンティークスの
詳細画像や情報をご紹介しているブログです。
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Wednesday
知の黄金を守る対の鷲獅子 / Antique Griffin Book Ends
幻獣・グリフィンが施された、英国アンティークの美しいブックエンド。
グリフィン/Griffinとは、は、鷲(あるいは鷹)の翼と上半身、ライオンの下半身をもつ幻獣。
古くから言い伝えに登場しており、古代ギリシアの歴史家ヘロドトス(BC485-420頃)も、著書の『歴史』の中で翼のある怪物としてグリフィンに触れているほどです。グリフィンの役割は、天上界の神々の車をひくこと、そして黄金を守る、もしくはディオニュソスの酒甕を守ること。
紋章学では、グリフィンは黄金を発見し守るという言い伝えから、「知識」を象徴する図像として用いられてきました。
そんなグリフィンが鎮座する、英国アンティークのブックエンドは、イングランド北部の街からやってきました。
幾重にも積み重ねられた台座に座りながら羽を広げ、前脚を踏ん張り、今にも飛び立ちそうな1対のグリフィン。本を支える背面部分は、どこまでも続くようなアラベスク文様の美しい透かしのパターンとなっています。トップには花、もしくは果物を盛られたスタンドディッシュが配され、更なる豊穣を示唆するよう。
はるか古代から人々が畏怖する、最強の幻獣を一対。
貴方の知をまもる守護神として、これ以上のお品物があるでしょうか。
◆England
◆推定製造年代:c.1920年代
◆素材:真鍮
◆サイズ:幅約11.2 奥行き約12.1 高さ約17.5cm (1ピースあたりの寸法です)
◆重量:約1.5kg(2ピースの重量です)
◆在庫数:1セットのみ(2ピースで1セットです。1セットでの販売です)
【NOTE】
*古いお品物ですので、一部に小傷や汚れ、錆びや変色がみられます。詳細は画像にてご確認ください。
*全体としては通常のご使用に十分耐える、よいコンディションだと思います。ご了承の上、お求めください。
アイテムのご購入はショップにてどうぞ。
こちらのバナーからご来店いただけます。
Todd Lowrey Antiques
by d+A
Saturday
海の様に広く、井戸の様に深く / Antique Chessmen & Draughts Board
K&C社による箱入りチェスの駒と、銘木チェス(ドラフツ)ボード。
イングランド北部で買い付けた、箱入りのチェス駒とチェス(ドラフツ)ボード、セットでのご紹介です。
チェスの駒は英語で「chessman」。複数では「chessmen」となります。
32ピース揃ったチェスメンは、伝統的なスタントンスタイル。
風格たっぷりの木箱に収納されています。
紙ラベルには「chessmen」と「K&C Ltd London」、そして「MADE IN FRANCE」の文字。K&C Ltd Londonとは、20世紀初頭、チェスやバックギャモン、スヌーカーなどゲーム関連のグッズを販売していた英国の商社と思われます。
チェスメンも、今回ご紹介するもの以外にも、異なるデザインのものも多く販売されていました。
ただ、どうやらこのチェスメンはフランス製。
製造年代は1930-1950年頃と思われます。
また、セットされたボードはこぶりで風格溢れる逸品。
周囲の縁や底面はローズウッド、表面の材はマホガニーと思われます。
ローズウッドは木の中でも特に重いため、見た目の小ささから、手に持った時は驚くほど重く感じられることでしょう。製造年代は19世紀終わり、レイトヴィクトリアンと思われます。
ただ・・・このボード、少し変わったところがあるのですが、お気づきになりましたでしょうか?
一般的にチェスのマス目は8×8の64マス。そして1-8までの数字とa-hまでのアルファベットを組み合わせて場所を特定するようになっています。
ところが、このボードは同じ8×8の64マスながらも、黒マス部分のみに1から32までの数字が彫り込まれています。
実は、この数字はドラフツ用の番号。ドラフツ(Draughts)とは、アメリカではチェッカー(checkers)とよばれるボードゲームの一種。
縦横8マスのチェスボードを用いるものと、9マス、10マスの独自のボードを用いるものがありますが、使用するのは黒マスのみ。そのため、黒マスのみに数字がふってあるのです。
ドラフツの歴史は、12世紀の南フランスでチェスの盤にバックギャモンの駒を並べてアルケルケをやったところから始まったと言われています。アルケルケは、5×5の盤に白石と黒石を12個ずつ並べ、相手の石を飛び 越すことで取れ、たくさん取った方の勝ちというスペインのゲーム。 そのスペインにはイスラム教徒がもたらしたと言われ、そのルーツは、古代エジプトの方形盤ゲームにあるとも言われています。
英国においては、日本よりははるかに多くの人が愉しむというドラフツ。
ごく身近にあるチェスのボードとバックギャモンの駒をつかってプレイすることができるからでしょうか。
かつてドラフツ(チェッカー)の世界チャンピオンであったアメリカの故Tinsley博士は
「チェスは海のように広いが、チェッカーは 井戸のように深い。」と言って、その知的ゲーム性を最高度に評価したといいます。
・・・こんな想像はいかがでしょう。
イングランド北部の小さな町。
家に古くからある、ご先祖様から受け継いだドラフツのボード。
でもお爺様はドラフツよりはチェス派で、当時最新のフランス製チェスメンを購入。
家にはいつの間にかそれらがセットでおかれ、家族はそのチェスメンとボードで当たり前のようにチェスばかり・・・。
近年は「マインドスポーツ」とよばれる、高い思考能力を用いて競われるゲーム達。
その長い歴史がごく日常的に刷り込まれた、英国文化を感じられるようなセットとなっています。
チェスでも、そしてドラフツでも。
プレイして奥深く、飾って美しい。
ストーリーを秘めた、価値ある英国アンティークの佳品です。
◆England/France
◆チェスメン(駒)推定製造年代:c.1930-1950年代頃
◆ボード 推定製造年代:c.1890年代頃
◆素材:木
◆ボードサイズ:幅約19.8cm 奥行き約19.8cm 高さ約2cm
◆チェスの駒:キングの高さ約5.5cm 直径2.2cm
◆重量:ボード551g 箱入チェスメン208g
◆在庫数:1セットのみ
【NOTE】
*箱入りチェスの駒(32ピース)、及びボード1枚、セットでの販売です。
*古いお品物ですので、一部に小傷や汚れが、箱のラベルには破れがみられます。
*チェスボードには塗装の剥がれや割れ、材のカケがみられます。
*キングやクィーンは、かなりマス目ぎりぎりの大きさとなっています。画像にてご確認ください。
*画像の備品は付属しません。
*上記ご了承の上、お求めください。
アイテムのご購入はショップにてどうぞ。
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イングランド北部で買い付けた、箱入りのチェス駒とチェス(ドラフツ)ボード、セットでのご紹介です。
チェスの駒は英語で「chessman」。複数では「chessmen」となります。
32ピース揃ったチェスメンは、伝統的なスタントンスタイル。
風格たっぷりの木箱に収納されています。
紙ラベルには「chessmen」と「K&C Ltd London」、そして「MADE IN FRANCE」の文字。K&C Ltd Londonとは、20世紀初頭、チェスやバックギャモン、スヌーカーなどゲーム関連のグッズを販売していた英国の商社と思われます。
チェスメンも、今回ご紹介するもの以外にも、異なるデザインのものも多く販売されていました。
ただ、どうやらこのチェスメンはフランス製。
製造年代は1930-1950年頃と思われます。
また、セットされたボードはこぶりで風格溢れる逸品。
周囲の縁や底面はローズウッド、表面の材はマホガニーと思われます。
ローズウッドは木の中でも特に重いため、見た目の小ささから、手に持った時は驚くほど重く感じられることでしょう。製造年代は19世紀終わり、レイトヴィクトリアンと思われます。
ただ・・・このボード、少し変わったところがあるのですが、お気づきになりましたでしょうか?
一般的にチェスのマス目は8×8の64マス。そして1-8までの数字とa-hまでのアルファベットを組み合わせて場所を特定するようになっています。
ところが、このボードは同じ8×8の64マスながらも、黒マス部分のみに1から32までの数字が彫り込まれています。
実は、この数字はドラフツ用の番号。ドラフツ(Draughts)とは、アメリカではチェッカー(checkers)とよばれるボードゲームの一種。
縦横8マスのチェスボードを用いるものと、9マス、10マスの独自のボードを用いるものがありますが、使用するのは黒マスのみ。そのため、黒マスのみに数字がふってあるのです。
ドラフツの歴史は、12世紀の南フランスでチェスの盤にバックギャモンの駒を並べてアルケルケをやったところから始まったと言われています。アルケルケは、5×5の盤に白石と黒石を12個ずつ並べ、相手の石を飛び 越すことで取れ、たくさん取った方の勝ちというスペインのゲーム。 そのスペインにはイスラム教徒がもたらしたと言われ、そのルーツは、古代エジプトの方形盤ゲームにあるとも言われています。
英国においては、日本よりははるかに多くの人が愉しむというドラフツ。
ごく身近にあるチェスのボードとバックギャモンの駒をつかってプレイすることができるからでしょうか。
かつてドラフツ(チェッカー)の世界チャンピオンであったアメリカの故Tinsley博士は
「チェスは海のように広いが、チェッカーは 井戸のように深い。」と言って、その知的ゲーム性を最高度に評価したといいます。
・・・こんな想像はいかがでしょう。
イングランド北部の小さな町。
家に古くからある、ご先祖様から受け継いだドラフツのボード。
でもお爺様はドラフツよりはチェス派で、当時最新のフランス製チェスメンを購入。
家にはいつの間にかそれらがセットでおかれ、家族はそのチェスメンとボードで当たり前のようにチェスばかり・・・。
近年は「マインドスポーツ」とよばれる、高い思考能力を用いて競われるゲーム達。
その長い歴史がごく日常的に刷り込まれた、英国文化を感じられるようなセットとなっています。
チェスでも、そしてドラフツでも。
プレイして奥深く、飾って美しい。
ストーリーを秘めた、価値ある英国アンティークの佳品です。
◆England/France
◆チェスメン(駒)推定製造年代:c.1930-1950年代頃
◆ボード 推定製造年代:c.1890年代頃
◆素材:木
◆ボードサイズ:幅約19.8cm 奥行き約19.8cm 高さ約2cm
◆チェスの駒:キングの高さ約5.5cm 直径2.2cm
◆重量:ボード551g 箱入チェスメン208g
◆在庫数:1セットのみ
【NOTE】
*箱入りチェスの駒(32ピース)、及びボード1枚、セットでの販売です。
*古いお品物ですので、一部に小傷や汚れが、箱のラベルには破れがみられます。
*チェスボードには塗装の剥がれや割れ、材のカケがみられます。
*キングやクィーンは、かなりマス目ぎりぎりの大きさとなっています。画像にてご確認ください。
*画像の備品は付属しません。
*上記ご了承の上、お求めください。
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最後のインド皇帝にして善良な王の始まりの時 / Antique CORONATION Cup of George VI
1937年、ジョージ6世戴冠記念マグカップ。
ジョージ6世、ご存知でしょうか。
ヴィクトリア女王のひ孫にあたり、一度は兄のエドワードが王となりましたが、彼がアメリカ人女性ウォリス・シンプソンとの結婚を望み、退位したことから思いがけず王位を継ぐことになった人物です。
2010年の映画「英国王のスピーチ」の主役、というとお分かりになるかたも多いかもしれません。
軍人として第一次大戦に従軍し、王としては第二次大戦を経験したジョージ6世。
困難な時期を大変な立場で過ごした彼は、誠実な人柄で、「善良王」として人々から愛されたといいます。
今回ご紹介するコロネーション・アイテムは、そんあジョージ6世の戴冠記念マグカップです。
正面には王冠を掲げたオーバル(飾りは月桂樹の葉とチュードルローズ)にジョージ6世の横顔がおさまり、
戴冠式が行われた「May 12 1937/1937年5月12日」の文字が美しくレイアウトされています。
背面にも文字がみられます。
「FID DEF IND IMP」
これはラテン語で「REX FIDEI : DEFENSOR : INDIA : IMPERATOR」。
英語にすると「 Defender of the Faith, Emperor of India」となり、日本語では「信仰の擁護者、インド皇帝」となります。
ちなみに、1947年インドは英国から独立したため、ジョージ6世は最後のインド皇帝となりました。
そのため、この文言が使われたのはジョージ6世が最後ということになります。
この頃はまだそれを知る者はなく、その文言は王冠を掲げたチュードルローズ(イングランド)、アザミ(スコットランド)、シャムロック(アイルランド)と合わせられ大英帝国を象徴するデザインとなっています。
底面には以下の文字がみられます。
IDEAL
SEMI PORCELAIN
C & Co_
MADE IN ENGLAND
「SEMI PORCELAIN」は「半磁器」のこと。
たとえば焼成温度は磁器が1250-1350度、陶器が1100度以下なのに対し、
半磁器は1200-1250度くらいといわれています。
また、同じ白色でも、磁器がなめらかで輝くような白に対し、陶器はややざらつく土を感じさせる白、
そして半磁器は粒子がやや粗い磁器のような印象といえるでしょう。
製造メーカーはイングランドのIDEAL Potteryですが、この窯元の詳細は不明。
同時期に色々なデザインのコロネーション・セミポーセリンを生産しています。
歴史の1頁が記された80年以上前のマグカップ。
半磁器の柔らかい白色で造られたコロネーション・カップは
品格がありながらもどこか人の手の温もりが感じられます。
おそばに置いて、英国王室の歴史に想いを馳せてみるのはいかがでしょうか。
◆England
◆IDEAL Pottery
◆推定製造年代:c.1937年
◆素材:半磁器
◆サイズ:底面直径約8.2cm 持手含む総幅約10.5cm 高さ約7.9cm
◆在庫数:1点のみ
【NOTE】
*カケやヒビはございませんが、口に小さな凹みがございます。
*凹みの手触りはやわらかで色が乗っており、釉薬もかかっていますので生産時からのものと思われます。
*他に生産時からと思われるスポッツ等がみられます。
*底面にわずかに汚れがみられます。詳細は画像にてご確認ください。
*80年以上経った半磁器ですので、お取り扱いにはご注意ください。
*画像の備品は付属しません。
*上記ご了承の上、お求めください。
アイテムのご購入はショップにてどうぞ。
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ジョージ6世、ご存知でしょうか。
ヴィクトリア女王のひ孫にあたり、一度は兄のエドワードが王となりましたが、彼がアメリカ人女性ウォリス・シンプソンとの結婚を望み、退位したことから思いがけず王位を継ぐことになった人物です。
2010年の映画「英国王のスピーチ」の主役、というとお分かりになるかたも多いかもしれません。
軍人として第一次大戦に従軍し、王としては第二次大戦を経験したジョージ6世。
困難な時期を大変な立場で過ごした彼は、誠実な人柄で、「善良王」として人々から愛されたといいます。
今回ご紹介するコロネーション・アイテムは、そんあジョージ6世の戴冠記念マグカップです。
正面には王冠を掲げたオーバル(飾りは月桂樹の葉とチュードルローズ)にジョージ6世の横顔がおさまり、
戴冠式が行われた「May 12 1937/1937年5月12日」の文字が美しくレイアウトされています。
背面にも文字がみられます。
「FID DEF IND IMP」
これはラテン語で「REX FIDEI : DEFENSOR : INDIA : IMPERATOR」。
英語にすると「 Defender of the Faith, Emperor of India」となり、日本語では「信仰の擁護者、インド皇帝」となります。
ちなみに、1947年インドは英国から独立したため、ジョージ6世は最後のインド皇帝となりました。
そのため、この文言が使われたのはジョージ6世が最後ということになります。
この頃はまだそれを知る者はなく、その文言は王冠を掲げたチュードルローズ(イングランド)、アザミ(スコットランド)、シャムロック(アイルランド)と合わせられ大英帝国を象徴するデザインとなっています。
底面には以下の文字がみられます。
IDEAL
SEMI PORCELAIN
C & Co_
MADE IN ENGLAND
「SEMI PORCELAIN」は「半磁器」のこと。
たとえば焼成温度は磁器が1250-1350度、陶器が1100度以下なのに対し、
半磁器は1200-1250度くらいといわれています。
また、同じ白色でも、磁器がなめらかで輝くような白に対し、陶器はややざらつく土を感じさせる白、
そして半磁器は粒子がやや粗い磁器のような印象といえるでしょう。
製造メーカーはイングランドのIDEAL Potteryですが、この窯元の詳細は不明。
同時期に色々なデザインのコロネーション・セミポーセリンを生産しています。
歴史の1頁が記された80年以上前のマグカップ。
半磁器の柔らかい白色で造られたコロネーション・カップは
品格がありながらもどこか人の手の温もりが感じられます。
おそばに置いて、英国王室の歴史に想いを馳せてみるのはいかがでしょうか。
◆England
◆IDEAL Pottery
◆推定製造年代:c.1937年
◆素材:半磁器
◆サイズ:底面直径約8.2cm 持手含む総幅約10.5cm 高さ約7.9cm
◆在庫数:1点のみ
【NOTE】
*カケやヒビはございませんが、口に小さな凹みがございます。
*凹みの手触りはやわらかで色が乗っており、釉薬もかかっていますので生産時からのものと思われます。
*他に生産時からと思われるスポッツ等がみられます。
*底面にわずかに汚れがみられます。詳細は画像にてご確認ください。
*80年以上経った半磁器ですので、お取り扱いにはご注意ください。
*画像の備品は付属しません。
*上記ご了承の上、お求めください。
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Friday
財宝を守る伝説の幻獣 / Adam Binder Editions "HATCHING DRAGON-Yellow" 2012
イングランドのアーティスト、アダム・バインダー作の芸術的なドラゴン・フィギュア。世界限定135体の内の1体です。
もともとは「ハーモニーキングダム」の造形アーティストの一人だったアダム・バインダー/Adam Binder。
2001年に独立し、イングランド・コッツウォルズで自分の工房を立ち上げ、「Adam Binder Editions」として彼独特のこだわりに満ちた作品をつくってきました。
基本的には限定生産で、追加の生産はないことから、彼の作品は世界中でコレクターズ・アイテムとなっています。
素材は大理石の粉と樹脂をまぜた独特のもので、しっとり、ずっしりとした質感と自然な発色が作品の魅力をさらに高めています。
今回ご紹介する逸品はタイトルが「HATCHING DRAGON」。
「HATCHING」とは英語で「孵化」のこと。
伝説の獣、ドラゴンが卵の殻を破り、上半身と尻尾がでてきた瞬間を表した芸術的な作品です。
キリスト教では、ドラゴンは「悪」の象徴とされ、悪魔と同一視されたり、邪悪な生きものであるというイメージが付きまとってきました。
一方で、ウェールズの旗にもなっており、その強さから力の象徴とされ、また地中の財宝を守るものとされてきました。
そんな邪悪で強大な生き物・ドラゴンをモチーフにした物語や芸術作品は枚挙にいとまがありません。
恐れるものでありながらも、どこか強く惹かれる、魅力あふれる存在であるといえるでしょう。
そんなドラゴンをモチーフにした小作品。じっくりと見てみましょう。
初めてみる世界に、つぶらな瞳をむける無垢な表情のドラゴン。
手でつまみとれそうな、今にもこぼれ落ちそうなほどリアルな卵の殻のかけら。
ドラゴンの羽はピタリと平らで小さく、飛べるようになるには時間がかかりそうです。
まだ少し心細いのでしょうか、突き出した尻尾は卵に沿うように丸まっています。
掌にちょうどすっぽりと納めれば、小さな大切な生き物を愛でているような感覚に陥る、リアルと幻想が結実した小作品です。
当店の姉妹店「Art Frog」で何度かご紹介しているアダム・バインダー。
彼は2013年から彼はブロンズ彫刻を主体とする活動をしており、小さな作品はほとんど作らなくなりました。
ブロンズ彫刻はとてもとても素晴らしいものですが、それはまさに「芸術」としての存在となっているため、彼独特の造形センスが活かされた小さな作品を多く揃える悦びは、年々難しくなっていくのは間違いありません。
今回ご紹介するHATCHING DRAGONシリーズは2012年の作品。
色は4色あり、グリーンは180体、イエロー、パープル、ブルーは135体づつ、しかも1か月の間しか発売されなかったといいます。
彼がちいさな作品シリーズの最終章に作り上げた、伝説の幻獣・ドラゴンは、アダムバインダーのひとつの集大成ともいえるのかもしれません。
英国から世界中に散った生まれたばかりのドラゴン達。
今貴方の目に留まったのも、ひとつの小さな奇跡。
どうぞお手にとって、最強の幻獣が生まれ出る瞬間をお愉しみください。
◆England
◆Adam Binder
◆製造年代:2012年
◆素材:石材・樹脂等
◆サイズ:高さ約5.2cm
◆重量:約42g
◆在庫:1体のみ
【NOTE】
*ドラゴン本体はとても良いコンディションです。
*専用箱が付属しています。
*専用箱は擦れや汚れ、シールの剥がれがみられます。詳細は画像をご参照ください。
*上記ご了承の上お求めください。
アイテムのご購入はショップにてどうぞ。
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もともとは「ハーモニーキングダム」の造形アーティストの一人だったアダム・バインダー/Adam Binder。
2001年に独立し、イングランド・コッツウォルズで自分の工房を立ち上げ、「Adam Binder Editions」として彼独特のこだわりに満ちた作品をつくってきました。
基本的には限定生産で、追加の生産はないことから、彼の作品は世界中でコレクターズ・アイテムとなっています。
素材は大理石の粉と樹脂をまぜた独特のもので、しっとり、ずっしりとした質感と自然な発色が作品の魅力をさらに高めています。
今回ご紹介する逸品はタイトルが「HATCHING DRAGON」。
「HATCHING」とは英語で「孵化」のこと。
伝説の獣、ドラゴンが卵の殻を破り、上半身と尻尾がでてきた瞬間を表した芸術的な作品です。
キリスト教では、ドラゴンは「悪」の象徴とされ、悪魔と同一視されたり、邪悪な生きものであるというイメージが付きまとってきました。
一方で、ウェールズの旗にもなっており、その強さから力の象徴とされ、また地中の財宝を守るものとされてきました。
そんな邪悪で強大な生き物・ドラゴンをモチーフにした物語や芸術作品は枚挙にいとまがありません。
恐れるものでありながらも、どこか強く惹かれる、魅力あふれる存在であるといえるでしょう。
そんなドラゴンをモチーフにした小作品。じっくりと見てみましょう。
初めてみる世界に、つぶらな瞳をむける無垢な表情のドラゴン。
手でつまみとれそうな、今にもこぼれ落ちそうなほどリアルな卵の殻のかけら。
ドラゴンの羽はピタリと平らで小さく、飛べるようになるには時間がかかりそうです。
まだ少し心細いのでしょうか、突き出した尻尾は卵に沿うように丸まっています。
掌にちょうどすっぽりと納めれば、小さな大切な生き物を愛でているような感覚に陥る、リアルと幻想が結実した小作品です。
当店の姉妹店「Art Frog」で何度かご紹介しているアダム・バインダー。
彼は2013年から彼はブロンズ彫刻を主体とする活動をしており、小さな作品はほとんど作らなくなりました。
ブロンズ彫刻はとてもとても素晴らしいものですが、それはまさに「芸術」としての存在となっているため、彼独特の造形センスが活かされた小さな作品を多く揃える悦びは、年々難しくなっていくのは間違いありません。
今回ご紹介するHATCHING DRAGONシリーズは2012年の作品。
色は4色あり、グリーンは180体、イエロー、パープル、ブルーは135体づつ、しかも1か月の間しか発売されなかったといいます。
彼がちいさな作品シリーズの最終章に作り上げた、伝説の幻獣・ドラゴンは、アダムバインダーのひとつの集大成ともいえるのかもしれません。
英国から世界中に散った生まれたばかりのドラゴン達。
今貴方の目に留まったのも、ひとつの小さな奇跡。
どうぞお手にとって、最強の幻獣が生まれ出る瞬間をお愉しみください。
◆England
◆Adam Binder
◆製造年代:2012年
◆素材:石材・樹脂等
◆サイズ:高さ約5.2cm
◆重量:約42g
◆在庫:1体のみ
【NOTE】
*ドラゴン本体はとても良いコンディションです。
*専用箱が付属しています。
*専用箱は擦れや汚れ、シールの剥がれがみられます。詳細は画像をご参照ください。
*上記ご了承の上お求めください。
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最強の幻獣が生まれ出る / Adam Binder Editions "HATCHING DRAGON-Purple" 2012
イングランドのアーティスト、アダム・バインダー作の芸術的なドラゴン・フィギュア。世界限定135体の内の1体です。
もともとは「ハーモニーキングダム」の造形アーティストの一人だったアダム・バインダー/Adam Binder。
2001年に独立し、イングランド・コッツウォルズで自分の工房を立ち上げ、「Adam Binder Editions」として彼独特のこだわりに満ちた作品をつくってきました。
基本的には限定生産で、追加の生産はないことから、彼の作品は世界中でコレクターズ・アイテムとなっています。
素材は大理石の粉と樹脂をまぜた独特のもので、しっとり、ずっしりとした質感と自然な発色が作品の魅力をさらに高めています。
今回ご紹介する逸品はタイトルが「HATCHING DRAGON」。
「HATCHING」とは英語で「孵化」のこと。
伝説の獣、ドラゴンが卵の殻を破り、上半身と尻尾がでてきた瞬間を表した芸術的な作品です。
初めてみる世界に、つぶらな瞳をむける無垢な表情のドラゴン。
手でつまみとれそうな、今にもこぼれ落ちそうなほどリアルな卵の殻のかけら。
ドラゴンの羽はピタリと平らで小さく、飛べるようになるには時間がかかりそうです。
まだ少し心細いのでしょうか、突き出した尻尾は卵に沿うように丸まっています。
掌にちょうどすっぽりと納めれば、小さな大切な生き物を愛でているような感覚に陥る、リアルと幻想が結実した小作品です。
当店の姉妹店「Art Frog」で何度かご紹介しているアダム・バインダー。
彼は2013年から彼はブロンズ彫刻を主体とする活動をしており、小さな作品はほとんど作らなくなりました。
ブロンズ彫刻はとてもとても素晴らしいものですが、それはまさに「芸術」としての存在となっているため、彼独特の造形センスが活かされた小さな作品を多く揃える悦びは、年々難しくなっていくのは間違いありません。
今回ご紹介するHATCHING DRAGONシリーズは2012年の作品。
色は4色あり、グリーンは180体、イエロー、パープル、ブルーは135体づつ、しかも1か月の間しか発売されなかったといいます。
彼がちいさな作品シリーズの最終章に作り上げた、伝説の幻獣・ドラゴンは、アダムバインダーのひとつの集大成ともいえるのかもしれません。
英国から世界中に散った生まれたばかりのドラゴン達。
今貴方の目に留まったのも、ひとつの小さな奇跡。
どうぞお手にとって、最強の幻獣が生まれ出る瞬間をお愉しみください。
◆England
◆Adam Binder
◆製造年代:2012年
◆素材:石材・樹脂等
◆サイズ:高さ約5.2cm
◆重量:約42g
◆在庫:1体のみ
【NOTE】
*ドラゴン本体はとても良いコンディションです。
*専用箱が付属しています。
*専用箱は擦れや汚れ、シールの剥がれがみられます。詳細は画像をご参照ください。
*上記ご了承の上お求めください。
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もともとは「ハーモニーキングダム」の造形アーティストの一人だったアダム・バインダー/Adam Binder。
2001年に独立し、イングランド・コッツウォルズで自分の工房を立ち上げ、「Adam Binder Editions」として彼独特のこだわりに満ちた作品をつくってきました。
基本的には限定生産で、追加の生産はないことから、彼の作品は世界中でコレクターズ・アイテムとなっています。
素材は大理石の粉と樹脂をまぜた独特のもので、しっとり、ずっしりとした質感と自然な発色が作品の魅力をさらに高めています。
今回ご紹介する逸品はタイトルが「HATCHING DRAGON」。
「HATCHING」とは英語で「孵化」のこと。
伝説の獣、ドラゴンが卵の殻を破り、上半身と尻尾がでてきた瞬間を表した芸術的な作品です。
初めてみる世界に、つぶらな瞳をむける無垢な表情のドラゴン。
手でつまみとれそうな、今にもこぼれ落ちそうなほどリアルな卵の殻のかけら。
ドラゴンの羽はピタリと平らで小さく、飛べるようになるには時間がかかりそうです。
まだ少し心細いのでしょうか、突き出した尻尾は卵に沿うように丸まっています。
掌にちょうどすっぽりと納めれば、小さな大切な生き物を愛でているような感覚に陥る、リアルと幻想が結実した小作品です。
当店の姉妹店「Art Frog」で何度かご紹介しているアダム・バインダー。
彼は2013年から彼はブロンズ彫刻を主体とする活動をしており、小さな作品はほとんど作らなくなりました。
ブロンズ彫刻はとてもとても素晴らしいものですが、それはまさに「芸術」としての存在となっているため、彼独特の造形センスが活かされた小さな作品を多く揃える悦びは、年々難しくなっていくのは間違いありません。
今回ご紹介するHATCHING DRAGONシリーズは2012年の作品。
色は4色あり、グリーンは180体、イエロー、パープル、ブルーは135体づつ、しかも1か月の間しか発売されなかったといいます。
彼がちいさな作品シリーズの最終章に作り上げた、伝説の幻獣・ドラゴンは、アダムバインダーのひとつの集大成ともいえるのかもしれません。
英国から世界中に散った生まれたばかりのドラゴン達。
今貴方の目に留まったのも、ひとつの小さな奇跡。
どうぞお手にとって、最強の幻獣が生まれ出る瞬間をお愉しみください。
◆England
◆Adam Binder
◆製造年代:2012年
◆素材:石材・樹脂等
◆サイズ:高さ約5.2cm
◆重量:約42g
◆在庫:1体のみ
【NOTE】
*ドラゴン本体はとても良いコンディションです。
*専用箱が付属しています。
*専用箱は擦れや汚れ、シールの剥がれがみられます。詳細は画像をご参照ください。
*上記ご了承の上お求めください。
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