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Friday

歯車を眺める丸窓/ Antique Pocket Watch Movement

 スイスアンティーク、懐中時計ムーブメント。
















英国のアンティークフェアで手に入れた、懐中時計ムーブメント。


当店の定番のひとつに、懐中時計のムーブメントがあります。文字盤がついているもの、既に文字盤が失われているものなど様々ですが、どれも細かな歯車がついており、内部の構造は美しく、既に動かないながらも構造美を存分に堪能させてくれるアンティークアイテムのひとつです。


基本的には骨董市などで販売をしておりますが、今回はケースがしっかりと残ったものを手に入れましたので、ウェブショップにてご紹介させていただきます。



まず、文字盤はございません。



しっかりと美しいガラスは残っておりますので、何かの事情で、プロの手によって文字盤だけ取り外したと思われます。裏蓋がついており、開ければロゴと、ゼンマイを巻くための鍵を差す穴が現れます。ロゴは以下の通り。




TRADE MARK

TELL

REGISTERED

SWISS MADE



「TELL/テル」について詳細は不明ですが、19世紀後半から20世紀初頭にかけてクロノグラフ懐中時計を製作していたスイスのメーカー、もしくはブランドであると思われます。かなり生産数が少なかったらしく、それほど多くは出回っておらず、情報も少なめ。ただ、動くものはそれなりの高値で取引されているようです。



今回ご紹介するムーブメントは、文字盤もなく稼働もしません。

ただ、ずっしりとした真鍮ケースとワクワクするような裏蓋をもち、そしてガラス内部には、緻密な内部構造の一部をみることができます。



メカニカルな仕様に心惹かれる方へ。

懐中時計という存在がお好きな方へ。


時を刻む働きは終わっておりますが、そのために設えられたメカニックはまるで小さなアートのよう。世紀を超えてスイスから来た、小さな芸術作品をお手元にぜひどうぞ。




◆Swiss

◆推定製造年代:c.1900年代頃

◆素材:真鍮、ガラス、他

◆サイズ:高さ約13.1cm 幅約4.1cm 厚み約2cm

◆重量:94g

◆在庫数:1点のみ



【NOTE】

*古いお品物ですので、一部に小傷や汚れ、錆びや変色がみられます。

*内部パーツは一部外れており、ケース内を移動します。

*ガラス面は開閉できません。

*鍵は付属しません。

*詳細は画像にてご確認ください。

*画像の備品は付属しません。

*上記ご了承の上、お求めください。 


*写真に写っている商品以外の懐中時計のムーブメントは骨董市などにお持ちすることが多いです。通販への対応は現在のところございません。在庫も流動的ですので、骨董市でご覧になりたい方は前もってご連絡ください。







アイテムのご購入はショップにてどうぞ。

こちらのバナーからご来店いただけます。 



Todd Lowrey Antiques

by d+A


儚く過ぎる1秒のカプセル / Vintage Watch Parts "Centre Seconds" with Box

 英国買付ヴィンテージ、時計の秒針セット。

















英国のアンティークマーケットで手に入れた赤い紙箱。


蓋に時計のイラストがあるので、時計関連だろう、とそっと蓋を開けてみれば、そこにはびっしりと透明カプセルに入ったパーツが並んでいました。


蓋の開口には「Centre Seconds」の文字。


「Centre Seconds」とは、時計の文字盤中心軸に時針・分針と同軸で配置された秒針のこと。つまりこれは時計の秒針セットとなります。


蓋の裏側にはサイズ一覧とともに5か国語の表示があります。



Grandes Secondes フランス語

Mittelsekunden ドイツ語

Segundos Centro ポルトガル語



Centre Seconds  英語

Segunderos centraies  スペイン語



生産国の明記はありませんが、ミリ表示であることからフランスもしくはドイツであることが推測されます。フランスもしくはドイツで作られ、英国に輸入されて販売されていたのではないでしょうか。


透明カプセルをそっと開ければ、わずかな風でも飛びそうなくらい、細く小さな秒針を取り出すことができます。なんだか緻密な標本のようで、しばらくこのまま眺めていたくなるような気持にさせられます。



パーツ類がお好きな方へ。

時計の構造への興味がおありの方へ。


そしてもちろん、アート作品へのコラージュ用にもとてもおすすめのひとしな。

儚く過ぎる1秒のカプセルを開けて、長い時へ繋ぐひとときをお過ごしください。




◆England買付FranceもしくはGerman製造

◆推定製造年代:c.1950-1970年代頃

◆素材:紙、金属、他

◆箱サイズ:約18.9×6.5cm 厚み約1.5cm

◆総重量:48g

◆在庫数:1点のみ



【NOTE】

*古いお品物ですので、一部に小傷や汚れ、変色や書き込みがみられます。

*透明カプセルは仕切りに対してすべて揃っているわけではございません。

*詳細は画像にてご確認ください。

*画像の備品は付属しません。

*上記ご了承の上、お求めください。

*写真に写っている懐中時計のムーブメントは骨董市などにお持ちすることが多いです。通販への対応はウェブショップで商品としてアップしたもの以外は、現在のところございません。在庫も流動的ですので、骨董市でご覧になりたい方は前もってご連絡ください。



アイテムのご購入はショップにてどうぞ。

こちらのバナーからご来店いただけます。



Todd Lowrey Antiques

by d+A


うさぎドクターにお任せを / Vintage Royal Doulton "DOCTOR BUNNYKINS"

 ロイヤルドルトン社製、バニキンズ・シリーズよりドクター・バニキンズ。












白衣が凛々しいウサギのお医者様。右手にはクリップボードを抱え、聴診器を首にかけ、歩く姿は回診中なのでしょうか。


バニキンズ・シリーズの中でも飛び切りハンサムなドクター・バニキンズ。歴史ある名窯の技をご堪能ください。




1815年設立のRoyal Doulton/ロイヤルドルトン。


創業者はジョン・ドルトン/John Doultonのほか、マーサ・ジョーンズ/Martha Jonesとジョン・ワッツ/John Wattsの3人でしたが、1853年に社名は「Doulton」となります。はじめはストーン・ウェアを生産する小さな工場でしたが、2代目のHenry Doulton/ヘンリー・ドルトンの代に蒸気機関を取り入れるなど積極的に事業を拡大、大成功をおさめます。


その後1882年にスタッフォードシャー、ストークオントレントのBurslem/バースレムを生産拠点と定め、ここが現在も続くロイヤル・ドルトンの本社となっています。またヘンリー・ドルトンは陶磁器業界で初となる「ナイト」の称号を与えられ、1901年にはエドワード7世から王室御用達の栄誉を受け、ここで「ロイヤル・ドルトン」と名乗ることを許されたのです。


ロイヤルドルトンの特徴は、滑らかな肌のボーン・チャイナと、意匠の芸術性。


実際に使われる食器はもちろん、装飾的でコレクタブルな食器、人形などのフィギュアも美しく完成度の高いものが多く、さすが世界的に有名な、英国を代表する陶磁器メーカーであるといえるでしょう。また、Bunnykins/バニキンズとは、1930年代から続いているロイヤル・ドルトンのうさぎキャラクターのこと。現在では子供向けの食器がメインで、バニキンズ・シリーズとしてお皿やマグカップが販売されています。ただ、フィギュア(陶器製人形)は、現在はロイヤルドルトンからは製造・販売はされていないようです。


バニキンズのもともとの始まりは1934年、テーブルウェアから始まりました。陶器製の人形の始まりは1939年。きっと、テーブルウェアの評判がよかったからだと思われます。英国の絵本作家、Mary Barbara Baileyによるウサギのイラストをモデルに、Charles John Nokeが立体としてモデリングしたのが、初代、6デザインのバニキンズ・・・陶器製のウサギの人形でした。(ちなみにこの6デザインのバニキンズは、現在市場に出ると驚くほどの高額で取引されています)



その後、世界は第二次大戦へ突入し、ロイヤルドルトンは陶器製人形の生産を中止。1969年にBeswick Pottery を買収後、1972年から再度シリーズとして製造を始めたのです。クリケットをしているチームだったり、ロビン・フッドだったり、チューダー朝のコスチュームを着ていたりと、テーマは様々ですが、すべて「ウサギ」。


基本的にある一定期間しか製造・販売していないため、販売終了となれば市場にでたものを探すしかありません。

また、ファンクラブ限定商品であったり、特定の団体や組織などのために製作されたものもあり、レア度も様々。それによって価格も異なります。




今回ご紹介するドクター・バニキンズは、1998年から2000年にかけて製造・販売されたものです。



底面には、ロイヤルドルトンのバックスタンプの他に以下の文字がみられます。


DOCTOR BUNNYKINS

DB181

1998 ROYAL DOULTON



製造から20年以上は経っておりますが、コンディションは良好。まぶしい白衣と、後ろにぴょこっと飛び出た尻尾の愛らしさを見てしまえば、かかりつけになって欲しくてたまらくなること、請け合いです。





◆ENGLAND

◆Royal Doulton

◆製造年代:1998-2000年

◆素材:陶器

◆サイズ:高さ約10.2cm

◆重量:約53g

◆在庫数:1体のみ


【NOTE】

*底面に多少の汚れはございますが、ひびやチップはなく、とてもよい状態です。

*箱は付属しません。

*画像の備品は付属しません。

*上記ご了承の上、お求めください。





アイテムのご購入はショップにてどうぞ。

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Todd Lowrey Antiques

by d+A


ロココの結晶体を堪能する / Antique Rococo Style Gilt Ornament

 英国アンティーク、ロココ・スタイルの木製オーナメント。

















ギルド仕上げの木製オーナメントは、かなり昔に、英国のアンティークフェアで手に入れたひとしな。


これは大きな紙箱にいろいろなオーナメントが入っていたのを、丸ごと買ったなかに入っていたうちのひとつで、売っていたおじさまが「これが欲しいのか!?」とちょっと驚いた風に言っていたのを覚えています。

ひとつひとつは意味を成さないカケラ達でしたが、かつてどんな物を飾っていたのか、想像するだけでワクワクするようなカケラの集合体でした。



これはそのなかでも最も大きなもののうちのひとつ。

全長約45cm、流れるようなCスクロールの組み合わせ、アカンサスリーフ、そしてロカイユに小花。まさにロココを体現するようなモチーフが連なって、ひとつの世界が出来上がっています。




本体は木製、そこに石膏で細かな部分を仕上げ、さらに金彩を施した「Gilt/ギルド(ギルト)」仕上げ。

ミラーの枠や額縁などによく使われる技法で、細かな表現や金彩ならではの色味が魅力ですが、難点は表面の石膏が欠けやすいこと。


このオーナメントも数か所に欠損がみられ、地の木部がみえております。古いギルド仕上げによくあることですので、どうかご了承ください。また中央部分が折れたような跡もあり、後年のどこかで誰かが修理したのかな、と思います。


エンド部分にはダボ穴らしきものがみられますので、かなり大きなもの・・・たとえば巨大な鏡とか額縁などの一部であったことが推測されます。裏面もやや簡素ながらも装飾が施されておりますので、衝立のようなものだったのかもしれません。



そこそこ長いですが抜けがあるので、存在感は驚くほど軽やか。壁に掛けたり、ドア上に飾ったりするのも素敵かと思います。ディスプレイとしては、そこに置くだけで格好の舞台が出来上がることでしょう。


既に機能性はなく、まるでロココの結晶体のようなオーナメントは、それ故に純粋に意匠の美しさを愛でることができます。。


貴方のお屋敷を飾る唯一無二のアンティークとして、手に入れてみてはいかがでしょうか。






◆England

◆推定製造年代:c.19世紀

◆素材:木、石膏

◆サイズ:長さ約45cm 幅約14cm 厚み約4.5cm

◆重量:317g

◆在庫数:1点のみ



【NOTE】

*古いお品物ですので、一部に小傷や汚れ、変色や欠け、修復跡などがみられます。

*詳細は画像にてご確認ください。

*画像の備品は付属しません。

*上記ご了承の上、お求めください。





アイテムのご購入はショップにてどうぞ。

こちらのバナーからご来店いただけます。



Todd Lowrey Antiques

by d+A