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Friday

花咲き鳥舞う木箱/ Antique Marquetry Small Box

 英国アンティーク、象嵌の小箱。











英国のアンティークマーケットで手に入れた、小さな木箱。


特徴は蓋部分にマーケットリー(象嵌細工)が施されていること。


くるりとしたカーブが美しいスクロールに、アカンサスリーフや鳥が配され、左右対称に広がる様は美しく、ネオクラシカル(新古典主義)の影響を感じさせます。四隅の線象嵌は全体をきりりと引き締め、小さいながらも存在感のある佇まいとなっています。


このようなタイプの象嵌細工はイタリアでよくみられますが、もちろん英国でもつくられていました。今回のものは若干デザインが英国らしく感じましたので、「England」としてご紹介いたします。作られた年代はエドワード朝、1900年代頃と推測いたします。



内寸は約6.9×4.1cmほど。小さめですので一般的な名刺(9.5×5.5cm)も入れることはできません。おそらく、切手やアクセサリーなどをいれるための箱だったのではないでしょうか。


蓋を閉めておくための金具などは無く、あくまでも摩擦のみで蓋を閉じておく仕組み。湿度の変化で若干の変化は予想されますが、今のところは気持ちよく「きゅっ」と閉まる手ごたえをお楽しみいただけます。


蓋に一部打痕がみられますが、それもまた使われてきたひとつの証として受け止めていただければと思います。


名刺よりも小さく、古く美しい小箱。


ぜひ貴方の大切な小さなものを仕舞ってください。



◆England

◆推定製造年代:c.1900年代頃

◆主素材:木

◆サイズ:幅約8.4cm 奥行6.1cm 厚み約3.2cm

◆サイズ(内寸):約6.9×4.1cm 深さ約2.5cm

◆重量:66g

◆在庫数:1点のみ



【NOTE】

*古いお品物ですので、一部に小傷や汚れ、変色、一部に打痕がみられます。

*開け閉めはスムーズです。

*蓋は摩擦のみでとまっています。逆さにしても開かない状態ですが、強く振ったりすると開くことがあります。

*詳細は画像にてご確認ください。

*画像の備品は付属しません。

*上記ご了承の上、お求めください。 





アイテムのご購入はショップにてどうぞ。

こちらのバナーからご来店いただけます。




Todd Lowrey Antiques

by d+A


銀のシューホーンと出かけよう/ Antique Silver Handle Shoe Horn Birmingham 1912

 英国アンティーク、銀のハンドルをもつシューホーン(靴べら)。















ふっくらと優しい曲線のハンドルをもつ古いシューホーンを手に入れました。



ハンドル部分にはホールマークが刻印されており、バーミンガム(錨)のマーク、ライオンパサント、一番右のデイトレターはシールドに小文字の「n」。これらは1912年バーミンガムのアセイオフィスで認可を受けたスターリングシルバーであることを表しています。


一番左の「C&N」はメーカーズマークで、「Crisford & Norris Ltd」というシルバースミスのマークであると思われます。1896年に「Harold Crisford」と「William Clement Norris」によって設立されたシルバースミスで、バーミンガムのジュエリークオーターで1970年頃まで製造を続けていました。




このシューホーンは、そんなシルバーのハンドルをもつひとしな。実際に靴と足を添わせるヘラの部分はスチールにメッキで、付け根部分に「STEEL ENGLISH MAKE」の刻印が見えます。100年以上が経ってメッキの剥がれや小傷などが若干ございますが、まだまだご使用いただくことができるかと思います。



英国の古い物でシューホーンはしばしばみかけるアイテムのひとつ。多くは真鍮の物、そして一部はこのようにハンドル部分だけ銀(スターリングシルバー)で、ヘラ部分はスチールにメッキというものが多いようです。このようなフォルムですと全てシルバーで、というのは当時強度的に問題があったのかもしれません。


特徴はやはりハンドル部分。華やかな装飾こそありませんが、ふっくらと美しい曲線は小さいながらも手に馴染み、握るたびに撫でまわしたくなるような膨らみを感じることが出来ます。


全長は約18cm弱で、シューホーンとしては小さめ。玄関のカウンターに置いたり、収納内部におさめたり、場合によっては外出時に携帯したりなど、使い回ししやすいサイズ感だと思います。



歳月を経たスターリングシルバーの質感を存分にお愉しみいただける、銀のシューホーン。

英国アンティークを愛する方に是非お使いいただきたい、実用的なひとしなです。




◆England

◆推定製造年代:c.1912年

◆素材:スターリングシルバー、スチール

◆サイズ:幅約3.2cm 長さ約17.8cm 厚み約1.6cm

◆重量:57g

◆在庫数:1点のみ



【NOTE】

*古いお品物ですので、一部に小傷や汚れ、凹み、錆びや変色、へら部分には塗装の剥がれ等がみられます。詳細は画像にてご確認ください。

*画像の備品は付属しません。

*上記ご了承の上、お求めください。

 





アイテムのご購入はショップにてどうぞ。

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Todd Lowrey Antiques

by d+A


オークの樹の下で / Antique Victorian Etching with Caved Frame

 英国アンティーク、フレーム入りエッチング。













英国のアンティークセンターで手に入れた、フレーム入りエッチング。


こぶりながらも本格的なフレームと、郷愁を誘うモチーフに誘われて手に入れてしまいました。




おさめられているのは古いエッチング。由来は定かではありませんが、物語の挿絵、もしくは19世紀には各地の名所や風俗などをシリーズとして製作販売していたこともありましたので、そのようなものの一部かと思われます。


カシワの葉のような形状、ごつごつとした力強い幹から、描かれている木はオークでしょう。その根元に牛が数頭くつろぎ、水汲みをしている女の子たちが通りすがる、牧歌的な風景が表現されています。




フレームは彫刻が施された木製で、伝統的な意匠「エッグ&ダーツ」の文様が彫られています。


「エッグ&ダーツ」とは古代ギリシアよりみられる歴史ある文様で、卵(エッグ)は生命力、繁栄、豊穣を、矢(ダーツ)は魔除けや防衛を象徴しており、ふたつが組み合わさることで「生と死」「繁栄と保護」を表すとされています。



額装は、背面は板が嵌められ、釘で外れ止めがされた古い手法。中の入れ替えは可能かとは思いますが、釘を抜き、また打つ、というかなり手がかかることが予想されますので、どうかご了承ください。また、背面下部には壁に当たる部分が汚れることを防ぐために、小さな丸いクッション材が貼られていることをご報告しておきます。




エッチング、フレーム、どちらも作られたのは19世紀中~後期、ヴィクトリア時代と推測いたします。



こぶりながらも、過ぎてきた時を雄弁に語る秀逸な1枚。

貴方のお部屋のワンポイントにいかがでしょうか。




◆England

◆推定製造年代:c.19世紀中~後期

◆素材:紙、ガラス、木、他

◆サイズ:幅約18.8cm 高さ約13.7cm 厚み約2.2(+金具)cm

◆重量:233g

◆在庫数:1点のみ



【NOTE】

*古いお品物ですので、一部に小傷や汚れ、錆びや変色等がみられます。

*詳細は画像にてご確認ください。

*画像の備品は付属しません。

*上記ご了承の上、お求めください。 





アイテムのご購入はショップにてどうぞ。

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Todd Lowrey Antiques

by d+A


ロシア帝国の小さな玉ねぎ/ Antique Russian Set of Weights in a Case

 ロシアアンティーク、真鍮製入れ子式ウェイト。



















英国、ロンドン郊外の競馬場で行われていたアンティークフェア。


屋外、屋内とあり、屋内は小さな良いものを扱うディーラーが多く、早朝6時半から大変な熱気に包まれていました。


その中の一軒、いかにも物知り気なおじ様が営むストールで見つけた、ちょっと変わったウェイトのご紹介です。


当店では今まで多くのウェイトを扱ってきました。特にドイツ製の「ニュルンブルグウェイト/Nuremberg Weights」は、蓋付カップの中にみっちりと入れ子式にウェイトが詰まった16世紀から見られるもので、その緻密さが素晴らしく、コレクター心に響く逸品でした。



今回の品物も構造的にはよく似ているのですが、蓋のとんがり帽子のような形状は見たことがありませんでした。

「これはどこのものですか?」とおじ様に聞けば「私はロシアだと思う。19世紀。珍しいものだよ。」と教えてくれました。同じ形で大小2つのものがあり、どちらも捨てがたく、ついにふたつとも手に入れてしました。




今回はそのうちの小さなほうのご紹介となります。


まず本体直径は3.3cmほど。全体高さは4.1cm。小さいですが、ずっしりと持ち重りがします。脇の金具を操作してパカリと開ければ、中には入れ子式に5個のウェイトが詰まっています。


ケース自体もウェイトとして使えるものですので、ケース含む6個すべてに数字が振られています。


数字は大きい順に以下となります。()内は私が測定したグラム数です。


24 (102g)

12 (51g)

6 (26g)

3 (13g)

2 (9g)

1 (4g)


(ケースこみ総重量205g)


さて、この単位は何でしょうか?


19世紀ロシアで使われていた質量の単位は「ゾロトニク/zolotnik」。1ゾロトニクは、現代の単位に換算すると約4.266グラムとなります。前述の測定をみると、単位1が4gでしたので、まずこのウェイトは19世紀ロシアのもので間違いないでしょう。底面には「1884」の数字もあり、これは作られた年である可能性が高いと思います。


ちなみに「ゾロトニク」の上の単位は「フント」。1フントが約409.5gでしたので、今回のお品物の総重量205gは約1/2フントにあたります。





1884年ロシアは、ロシア帝国であり、ロマノフ朝第13代皇帝アレクサンドル3世(在位1881-1894)の治世でした。そしてロシア帝国の国章は「双頭の鷹」。何個かのウェイトに刻印されている小さな円形の中に、その双頭の鷹らしき姿をみることができます。おそらく、国が認めたウェイトである・・・という証明のようなものかもしれません。



そしてなんとなくですが、蓋がとんがり帽子であることで、全体のフォルムが、ロシア正教会の特徴的な玉ねぎ型の屋根に似ているような気がします。



想像ではありますが、ドイツから来たニュルンブルグウェイトの仕組みを、ロシアが自国の単位で作り直すときに、なじみ深いフォルムにアレンジしたのではないでしょうか。ちなみにロシア正教会の玉ねぎ型の屋根の由来は「祈りを込めたろうそくの炎」を象徴している、という説があるようです。(雪が積もりにくい、という実用面もあり)




19世紀のロシア帝国で生まれた、小さな入れ子式重り。

手に取れば、考え抜かれた使い勝手とともに、フォルムに込められた想いが伝わってくるようです。


珍しくも面白い、貴重な逸品を是非貴方のものとしてください。




◆Russian Empire

◆推定製造年代:c.1884年

◆素材:真鍮

◆サイズ:本体直径約3.3cm 高さ約4.1cm 金具含む幅約4.9cm 

◆重量:205g

◆在庫数:1点のみ



【NOTE】

*古いお品物ですので、一部に小傷や汚れ、錆びや変色がみられます。

*留め具はきちんと動作しますが、強力ではございません。保管の際はまっすぐに置いてください。

*詳細は画像にてご確認ください。

*画像の備品は付属しません。

*上記ご了承の上、お求めください。 





アイテムのご購入はショップにてどうぞ。

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Todd Lowrey Antiques

by d+A