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Friday

貴方の書棚に知恵の神様を/ Vintage Owl Figure/526-264

 英国ヴィンテージ、フクロウの置物。











英国のアンティークフェアで手に入れた高さ7cmほどの銀色のフクロウ。


ふっくらとした描写が見事な翼をもち、びっくりしたような大きな瞳でこちらを見つめております。


底面には「MADE IN ENGLAND」の刻印。材はおそらくピューターに銀メッキ仕上げと思われ、持ってみるとかなりな重量感があることに驚きます。


フクロウは、ギリシャ神話では女神アテナの使い。ヨーロッパでは、森の賢者や番人、知恵の神様、幸福の鳥と称され、知恵・知性の象徴、そして縁起の良いものとされています。そして、ハリーポッターではフクロウが郵便を届けてくれるように、昔から魔法使いの使い魔としての役割を持っているのもフクロウの特徴の一つ。


そんなフクロウには、知恵の神様の名前にあやかって、書棚の隅を護ってもらうのはいかがでしょうか。


鳥好きなかたはもちろん、魔法好きな方にもおすすめな、英国ヴィンテージのちいさな佳品をお届けいたします。



◆England

◆推定製造年代:c.1930-1950年代頃

◆素材:金属(おそらくピューターに銀メッキ)

◆サイズ:高さ約7cm 

◆重量:309g

◆在庫数:1点のみ



【NOTE】

*古いお品物ですので、一部に小傷や汚れ、錆びや変色がみられます。

*詳細は画像にてご確認ください。

*画像の備品は付属しません。

*上記ご了承の上、お求めください。 





アイテムのご購入はショップにてどうぞ。

こちらのバナーからご来店いただけます。




Todd Lowrey Antiques

by d+A


ヴィクトリア時代、日々を積み重ねて/ Antique Book "KATE GREENAWAY'S BIRTHDAY BOOK"/526-245

 英国アンティーク、ケイト・グリーナウェイによるバースディ・ブック。



















Kate Greenaway/ケイト・グリーナウェイ(1846-1901)。



その名前を知らなくても、彼女の絵をみたことがあるという人は多いのではないでしょうか。



英国ヴィクトリア時代を代表する画家、挿絵画家であり、代表作のひとつに「Language of Flowers/花言葉」があります。


様々な花に付けられた「花言葉」を、植物画と少女たちの多色木版画とともに紹介した画文集。1884年が初版で、その後長く世界中で愛されており、日本では1980年に白泉社から出版されています。ヴィクトリア時代、英国の人々がどんな想いを花に込めていたのかが知りたくて、私も折に触れ参照しています。




今回ご紹介するのはそのケイト・グリーナウェイによる「BIRTHDAY BOOK/バースデーブック」です。



現代のバースデーブックには様々なタイプがあるようですが、英国の古い本で時折みかけるバースデーブックは、1年365日それぞれの欄があり、その日に応じた言葉やイラストが配されているものが多いように思います。1日ごとの欄にはその日に生まれた人をメモしたりして使用します。


当店では今まで2冊のバースデーブックをご紹介していますが、1冊は詩人ロバート・バーンズの詩が割り振られた1887年のもの、もう一冊は聖書の言葉が割り振られた1870年代頃のものでした。





今回のケイト・グリーナウェイによるバースデーブックのタイトルは以下の通り。



KATE GREENAWAY'S BIRTHDAY BOOK 

for Children


WITH 382 ILLUSTRATIONS,

DRAWN BY KATE GREENAWAY,


PRINTED BY EDMUND EVANS.

VERSES BY MRS. SALE BARKER.

LONDON: GEORGE ROUTLEDGE AND SONS, BROADWAY, LUDGATE HILL.

NEW YORK: 416 BROOME STREET.



ケイト・グリーナウェイのバースデー・ブック

子供たちのために

382点の挿絵入り

絵:ケイト・グリーナウェイ

印刷:エドマンド・エヴァンズ

詩:セール・バーカー夫人


ロンドン:ジョージ・ラウトレッジ・アンド・サンズ ブロードウェイ、ラドゲート・ヒル

ニューヨーク:ブルーム通り416番地





絵本画家ということもあり、子供たちのためのもの、と謳っておりますが、内容は大人の鑑賞にも十分に耐えるものであると思います。そして挿絵はなんと382もあり、開いてみれば各日ごとのモノクロのものに加え、時折差し込まれる色つきの版画が美しく、思わずページをめくっていってしまいそうです。



そして、巻頭見開き部分には手書きで以下の文章が書きこまれています。



Presented to(ここまでは印刷)


Matilda Grace Riddle

by S. M. Riddle

October 14. 1880

Wickham House

Lower Clapton


上部3行は大人の字、最後の2行は子供の字のように思えます。

恐らくS. M. Riddleさんが、Matilda Grace Riddleちゃんに1880年10月14日にプレゼントしたのではないでしょうか。苗字が同じなので、彼らはきっと親子か親戚。そしてMatildaちゃんが、自分の住所を最後に書き加えた・・・・そんなところかもしれません。




最後に「GEORGE ROUTLEDGE AND SONS/ジョージ・ラウトレッジ&ソン」は1836年からの歴史ある出版社。ニューヨークにも支店を持っており、ニューヨークの住所は1881年からは「Lafayette Place」となるため「Broome Street」の表示は1880年までとなります。


今回ご紹介するバースデー・ブックの初版は1880年。ケイト・グリーナウェイにとっては二冊目の印刷された本であり、かなりな成功を収めたものとなったようです。S. M. Riddleさんによる書き込みも1880年ですので、この本は初版本である可能性がかなり高いと思われます。






わずか約10cm角ほどの小さな本。

洒落た装丁と美しいイラストは140年以上前のものとは思えないほど可憐で瑞々しく、本を所有することの悦びを教えてくれるようです。

少しづつ開いて書き込みを探したり、自分や友人の誕生日の詩を読み込んでみたり。

もちろんただ眺めているだけでも、ヴィクトリア時代の子供たちの生き生きとした息遣いが感じられてくることでしょう。




ケイト・グリーナウェイ・ファンの方はもちろん、絵本好きな方、ヴィクトリア時代好きな方にもおすすめな、英国アンティークの佳品。貴方の書棚のマスコットとしてみてはいかがでしょうか。




◆England

◆推定製造年代:c.1880年

◆素材:紙、布

◆サイズ:約10×9.7cm 厚み約1.7cm

◆重量:122g

◆在庫数:1点のみ



【NOTE】

*古いお品物ですので、一部に小傷や汚れ、書き込みやインクの染み、変色等がみられます。

*詳細は画像にてご確認ください。

*画像の備品は付属しません。

*上記ご了承の上、お求めください。 





アイテムのご購入はショップにてどうぞ。

こちらのバナーからご来店いただけます。




Todd Lowrey Antiques

by d+A


剣の達人はロビンフッドの愉快な仲間/ Vintage Royal Doulton "WILL SCARLETT BUNNYKINS" /526-014

 ロイヤルドルトン社製、バニキンズ・シリーズよりウィル・スカーレット・バニキンズ。















中世風の意匠に身を包み、足元にある袋を覗き込むバニキンズ。袋の中にはまばゆい金貨がじゃらじゃらと入っているようです。タイトルは「WILL SCARLETT/ウィル・スカーレット」。



製作は1815年設立のRoyal Doulton/ロイヤルドルトン。創業者はジョン・ドルトン/John Doultonのほか、マーサ・ジョーンズ/Martha Jonesとジョン・ワッツ/John Wattsの3人でしたが、1853年に社名は「Doulton」となります。


はじめはストーン・ウェアを生産する小さな工場でしたが、2代目のHenry Doulton/ヘンリー・ドルトンの代に蒸気機関を取り入れるなど積極的に事業を拡大、大成功をおさめます。


その後1882年にスタッフォードシャー、ストークオントレントのBurslem/バースレムを生産拠点と定め、ここが現在も続くロイヤル・ドルトンの本社となっています。またヘンリー・ドルトンは陶磁器業界で初となる「ナイト」の称号を与えられ、1901年にはエドワード7世から王室御用達の栄誉を受け、ここで「ロイヤル・ドルトン」と名乗ることを許されたのです。


ロイヤルドルトンの特徴は、滑らかな肌のボーン・チャイナと、意匠の芸術性。実際に使われる食器はもちろん、装飾的でコレクタブルな食器、人形などのフィギュアも美しく完成度の高いものが多く、さすが世界的に有名な、英国を代表する陶磁器メーカーであるといえるでしょう。


また、Bunnykins/バニキンズとは、1930年代から続いているロイヤル・ドルトンのうさぎキャラクターのこと。現在では子供向けの食器がメインで、バニキンズ・シリーズとしてお皿やマグカップが販売されています。ただ、フィギュア(陶器製人形)は、現在はロイヤルドルトンからは製造・販売はされていないようです。



バニキンズのもともとの始まりは1934年、テーブルウェアから始まりました。陶器製の人形の始まりは1939年。きっと、テーブルウェアの評判がよかったからだと思われます。


英国の絵本作家、Mary Barbara Baileyによるウサギのイラストをモデルに、Charles John Nokeが立体としてモデリングしたのが、初代、6デザインのバニキンズ・・・陶器製のウサギの人形でした。(ちなみにこの6デザインのバニキンズは、現在市場に出ると驚くほどの高額で取引されています)



その後、世界は第二次大戦へ突入し、ロイヤルドルトンは陶器製人形の生産を中止。1969年にBeswick Pottery を買収後、1972年から再度シリーズとして製造を始めたのです。


クリケットをしているチームだったり、ロビン・フッドだったり、チューダー朝のコスチュームを着ていたりと、テーマは様々ですが、すべて「ウサギ」。基本的にある一定期間しか製造・販売していないため、販売終了となれば市場にでたものを探すしかありません。また、ファンクラブ限定商品であったり、特定の団体や組織などのために製作されたものもあり、レア度も様々。それによって価格も異なります。






今回ご紹介するウィル・スカーレット・バニキンズは、2002年にリリースされたもの。



底面には、ロイヤルドルトンのバックスタンプの他に以下の文字がみられます。


HAND MADE AND HAND DECORATED

BUNNYKINS

by ROYAL DOULTON

WILL SCARLETT

BUNNYKINS

DB264

THE ROBIN HOOD COLLECTION


MADE IN ENGLAND

2002 ROYAL DOULTON



つまり、この「ウィル・スカーレット・バニキンズ」は、「ロビンフッドコレクション」のうちの一体。ロビンフッドコレクションは計8体で構成されていました。(DBはロイヤルドルトンのデザインナンバーです)


Robin Hood/ロビンフッド/DB244

Friar Tuck/タック修道士/DB246

Prince John/プリンスジョン/DB266

Maid Marion/乙女マリアン/DB245

Little John/リトル・ジョン/DB243

Sheriff of Nottingham/ノッティンガムの代官/DB265

King Richard/キングリチャード/DB258

Will Scarlett/ウィル・スカーレット/DB264



「ロビンフッド/Robin Hood」といえば、中世イングランドの伝説上の人物。はっきりした起源は不明で、何人かの人物にまつわる伝承が合わさって形成された可能性が高いといわれています。14世紀頃から詩等に登場しますが、16世紀以降は、リチャード1世獅子心王時代の人物となり、リチャード1世が十字軍遠征に赴いている間に、ジョン王(リチャード1世の弟)の暴政に反抗した人物として描かれるようになりました。設定としてはノッティンガムのシャーウッドの森に住むとされており、ひどい代官のもと苦しむ民を救うべく仲間と共に活躍する義賊。



当店ではロビンフッド、相棒のリトルジョンや、キングリチャード、そしてノッティンガムの代官、タック修道士を取り扱ってきましたが、ウィル・スカーレットは初めてのご紹介となります。


ウィル・スカーレットはロビンフッドの甥であり、剣の達人。常に赤い服を着ている伊達男であり、ロビンフッドが「弓」、大男のリトル・ジョンが「棒」の達人であるのに対し、ウィル・スカーレットは「剣」の圧倒的な達人として活躍します。




このバニキンズもよく見れば腰に剣を下げており、いざとなればこの剣を抜いて戦うと思われますが、どうやら今のところは悪い奴らから分捕っってきたお宝を眺めている最中のようです。





庶民が愛した義賊ロビンフッド、そして愉快な仲間のひとりであるウィル・スカーレット。英国の伝説から飛び出した小さなウサギは、中世イングランドの空気をまといつつ、ぴょんと飛び出た耳を震わせているようです。


ぜひ貴方のお傍において、ロビンフッドの伝説を読み返してみるのはいかがでしょうか。





◆England

◆Royal Doulton

◆製造年代:2000年

◆素材:陶器

◆サイズ:高さ約11.5cm

◆重量:91g

◆在庫数:1点のみ



【NOTE】

*古いお品物ですが、欠けやヒビは見当たりません。

*底面にわずかに汚れがございます。

*目の表情が左右でわずかに異なります。製造時からのものと思われます。

*詳細は画像にてご確認ください。

*画像の備品は付属しません。

*上記ご了承の上、お求めください。




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鍛冶の神ウルカヌスを象徴する / Antique Sealing Stamp "Arm and Hammer"/326-168

 英国アンティーク、シーリングスタンプ。














少々珍しいシールングスタンプを手に入れました。




まず、シールングスタンプとは手紙などの封蝋をするための道具のこと。


熱で溶かした封蝋にスタンプで署名を刻印する際や、契約書などの署名の一部として使っていました。かつては日本の印鑑のように非常にオフィシャルなものでしたが、時代が下がるにしたがってもう少し気軽に使うものとなってきたように思います。個人を特定するという意味で、基本的には本人のイニシアルを元とした2文字もしくは3文字のモノグラムがあしらわれてきましたが、近年では1文字のみのものも使われています。





さて、今回ご紹介する英国で手に入れたシーリングスタンプは、印面に3文字のモノグラム、そしてハンマーを持つ腕があしらわれた、ちょっと珍しいお品物。文字は「H P L」かと思われます。印面を左右反転した画像も載せましたのでご参考になさってください。



このような「ハンマーを持つ腕」は、古代には鍛冶の神ウルカヌスのシンボルとして用いられ、鍛冶や金細工などの産業のシンボルとして使われるようになったものです。紋章学においても用いられており、例えば英国の工業バーミンガムの紋章のトップに、「ハンマーを持つ腕」が配されています。



このシーリングスタンプの持ち主は、鍛冶屋かなんらかの工房の主だったのかもしれません。そして彼のイニシアルが「H P L」だったのではないでしょうか。



また、持ち手は黒塗りのエボナイズド仕上げ。「Ebony/エボニー/黒檀」を模した黒い塗りつぶしの塗装のこと。本物の黒檀はかなり珍しく高価だったため、それに寄せてつくられたエボナイズド仕上げは、フランスや英国などでは家具をはじめ木製小物などの仕上げに好まれてきました。印面部分は真鍮製で、時代的にはおそらく19世紀後半、ヴィクトリア時代のものと推測いたします。




ふっくらとしたエボナイズドのハンドルは手触りも良く、歳月を経た真鍮のくすんだ金色ととても良い相性をみせています。

そして誇り高き職人を象徴する図柄と筆記体のモノグラムは、唯一無二の存在感をもっています。




シーリングスタンプのコレクターの方に。

もちろん、自らの腕でなにかを作り出す尊敬すべき職人の方々にもおすすめな、英国アンティークの稀有なひとしなです。




◆England

◆推定製造年代:c.1870-1890年代頃

◆素材:真鍮・木(エボナイズド)

◆サイズ:長さ約10cm ハンドル直径約3.5m シール面直径約2.1cm

◆重量:39g

◆在庫数:1点のみ



【NOTE】

*古いお品物ですので、一部に小傷や汚れ、変色、塗装の剥がれ等がみられます。

*詳細は画像にてご確認ください。

*画像の備品は付属しません。

*上記ご了承の上、お求めください。




アイテムのご購入はショップにてどうぞ。

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