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Friday

古く重く丸く/ Antique Flat Circular Weight /526-055

 英国アンティーク、ウェイト。














英国のアンティークフェアで手に入れた、円盤状のウェイト。

深い色味と緑青がでていることから、素材はおそらくブロンズ(青銅)と推測いたします。エッジ周囲が盛り上がっていることから、重さの異なる数個がスタッキングして使われていたと思われ、このウェイトはその中の一部であったかことが推測されます。


ウェイト表面には以下の文字が刻まれています。

 
Ⅰ lb
これは重さが「1ポンド」であるということ。



/ 93
可能性ではありますが、このウェイトが作られ、検査された年かと思います。おそらく1893年。


王冠のマーク 
国家によって認定をうけた機関が検査した、というマークかと思います。王冠の下の「N」の意味は不明。



他にも「No 3(5)?」や細かな刻印もみられますが、詳細は不明です。


そして重さは実測で449gと、本来の1ポンド(約453.6g)より少し軽くなっています。これは長い歳月の間にすり減ったか、お手入れの為に削られたか、もしくはある程度重さは適当だったか、のどれかかな、と思われます。




コンパクトで丸くあたりが優しい(角張ってない)ので、図面を描く際や、手芸をする際のウェイトに最適。なによりも歳月を経た金属の質感がたまらない雰囲気で、ゆっくりと撫でていたい気持ちにさせられます。



貴方のお仕事をひっそりと支える、小さな本物のアンティークツールはいかがでしょうか。





◆England
◆推定製造年代:c.1893年頃
◆素材:ブロンズ(おそらく)
◆サイズ:直径約6.5cm 厚み約2.1cm
◆重量:449g
◆在庫数:1点のみ


【NOTE】
*古いお品物ですので、一部に小傷や汚れ、錆びや変色等がみられます。
*詳細は画像にてご確認ください。
*画像の備品は付属しません。
*上記ご了承の上、お求めください。 




アイテムのご購入はショップにてどうぞ。
こちらのバナーからご来店いただけます。



Todd Lowrey Antiques
by d+A


サンドフォードとマートンの歴史/ Antique Book "THE HISTORY OF SANDFORD AND MERTON"/526-131-2

 英国アンティーク、古い本。


















英国のアンティークマーケットで手に入れた、ロイヤルブルーの古書。きっぱり美しい青色と、表紙の凝ったデザインに惹かれ手に入れてしまいました。



タイトルは以下の通り。



THE HISTORY OF SANDFORD AND MERTON.
BY THOMAS DAY.


EMBELLISHED WITH ONE HUNDRED ENGRAVINGS
BY THE BROTHERS DALZIEL.
NEW EDITION, CAREFULLY REVISED.


LONDON:WARD, LOCK, & TYLER, 158, FLEET STREET.
1865.





サンドフォードとマートンの歴史
トーマス・デイ 著


ダルジール兄弟による
100枚の版画による装飾付き
改訂された新版


ロンドン ワード・ロック&タイラー社、フリート通り158番地 
1865年





まず「Thomas Day/トーマス・デイ(1748-1789)」は英国の作家、弁護士、奴隷制度廃止論者。そして彼の代表作のひとつとされたのがこの「サンドフォードとマートンの歴史」です。第1巻は1783年に、その後1786年と1759年に続編が発表されました。この本は大成功を収め、19世紀末まで再版され続けたようです。

内容としてはタイトルのような歴史書ではなく、デイ自身が書いたものと多数の資料から抜粋したものを寄せ集めた子供向けの短編集。

英国の児童文学の歴史において「18-19世紀に最も広く読まれた、教訓主義(道徳)文学の不朽の古典」として位置づけられており、たとえばチャールズ・ディケンズによる「デイヴィッド・コッパーフィールド(1849年初版)」では、女中ペゴッティが子供のデイヴィッドにこの本を読み聞かせる場面がでてきます。


それほどに英国人の中では、馴染みのあるタイトルであったということかと思います。



タイトル通り、沢山の版画が挿絵として記載されており、版画を眺めて内容を拾い読みするだけでもなかなか楽しいひとときを過ごすことができます。



何度もいろいろな形で再版されてきた18世紀の名著「サンドフォードとマートンの歴史」。
そのひとつを手に入れ、貴方の書棚にそっと加えてみるのも一興かと思うのですが、いかがでしょうか。





◆England
◆推定製造年代:c.1865年
◆素材:紙、布
◆サイズ:約12×17.2cm 厚み約3cm
◆重量:408g
◆在庫数:1点のみ


【NOTE】
*古いお品物ですので、一部に小傷や汚れ、変色や傷みなどがみられます。
*詳細は画像にてご確認ください。
*画像の備品は付属しません。
*上記ご了承の上、お求めください。 




アイテムのご購入はショップにてどうぞ。
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サリーヘニーペニーのお店にどうぞ/ Vintage Beswick Figure "Sally Henny Penny"/526-093

 英国ヴィンテージ、ベスウィック製ニワトリのフィギュア。















黒い帽子とマントを身に着け、2羽の黄色いひよこを足元にかくまったニワトリ。

ユーモラスで可愛らしいフィギュアのご紹介です。



底面には以下の文字がみられます。


" BEATRIX POTTER'S "
" Sally Henny Penny "
F. Warne & Co. Ltd.
Copyright
BESWICK ENGLAND


まず、製作はBESWICK社。

James Wright Beswickと彼の息子によりイングランド、ストークオントレントに1892年に開かれた窯元です。1969年からはロイヤルドルトンの傘下となっていますが、ブランドとしてその後も存続し、多くの作品を製造してきました。特に有名なのは動物を中心としたフィギュア。柔らかく光を反射する陶肌と、フィギュアのいきいきとした表情は多くのコレクターの心をつかんで離しません。当店もいままで多くのBESWICK社のフィギュアをご紹介してまいりました。




そしてこのニワトリは、ピーターラビットで有名なビアトリクス・ポターによる「Ginger and Pickles/ジンジャーとピクルスのおはなし」(1909年発表)に登場するキャラクター「Sally Henny Penny/サリー・ヘニー・ペニー」です。




ピーターラビットオフィシャルサイトより
「ジンジャーとピクルスのおはなし」

あらすじ
猫のジンジャーと犬のピクルスは雑貨店を営んでいます。お店には動物のお客がたくさん来ます。品ぞろえがよく、つけ払いも好評です。でもお店は大ピンチ!いつまでたっても、だれもお金を払わないのです。店主の2匹、一体どうする!?



サリーヘニーペニーは、このあらすじには全く登場しない脇役のひとり。誰もお金を払ってくれないので、主人公の二人の店は閉まってしまい、競合店もうまくいかず、最終的に、お客の一人であったニワトリのサリーヘニーペニーが現金払いのみで店を再開、大繁盛する・・・というお話となっています。


このフィギュアのひよこは二羽ですが、ビアトリクスポターによる挿絵に登場する、サリーヘニーペニーの足元にはもっとたくさんのひよこがいますので、この二羽はダイジェスト版といったところかと思います。




ベスウィック社のサリーヘニーペニー・フィギュアが最初に発売されたのは1974年。そののち1988年にロイヤル・アルバート社が製造を引き継ぎ、1993年まで製造を続けました。また「F. Warne & Co. Ltd./フレデリック・ウォーン社」は絵本の出版元ですので、そこが版権をもっている、ということかと思います。




頑張ったけれど全然売り上げを回収できなかったジンジャーとピクルスのお店。最後に成功したのは、現実的な子沢山のニワトリだった・・・というお話は、ちいさな動物の村においてのちょっとした資本主義のたとえ話のように思えます。


ニワトリの可愛らしい姿を愛でつつ、ビアトリクス・ポターが紡いだおはなしの意味を考えてみるのもよろしいかもしれません。





◆England
◆BESWICK
◆推定製造年代:c.1974-1988年
◆素材:陶器
◆サイズ:高さ約10.2cm 
◆重量:83g
◆在庫数:1点のみ


【NOTE】
*古いお品物ですので、底部分に若干の汚れがみられますが、割れや欠けは見当たりません。
*詳細は画像にてご確認ください。
*画像の備品は付属しません。
*上記ご了承の上、お求めください。 




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紋章は雄弁に語る / Antique Sterling Silver Fob 1905/326-298-4

 英国アンティーク、スターリングシルバーのフォブ。













美しい透かし彫りとハンドカーヴィングが印象的な、格調高いフォブのご紹介です。



「Fob/フォブ」とは、懐中時計のチェーンに取り付けるための飾りのこと。懐中時計の流行に応じて広がり、単なる飾りとしてのものから印章や方位磁針など機能を持たせたものも多く作られました。紳士のお洒落のポイントとして贅を尽くしたものも多く見られます。現代ではアクセサリーとして、ペンダントチャームとして使われる場合も多くなっているアイテムです。



今回ご紹介するフォブの表面は中央にエナメル仕上げの紋章が配され、トップには小さいリスが、そして下部のリボンにはラテン語で「EXALTAVIT HUMILES」とあります。これは聖書の中に出てくる文言で「神は強者を退け、卑しい者を高める=神は謙遜な者を高めた」という意味となります。


そしてこの紋章は「ASTON MANOR BOROUGH COUNCIL/アストン・マナー自治区議会」の紋章であり、リスは、アストン・ホールのホルト家(またはホルテ家)の紋章に由来するものであるとされています。



参考:「civicheraldry/自治体紋章(都市の紋章学)」ワーウィックの頁

https://www.civicheraldry.co.uk/warwicks_ob.html


参考:アストン・ホールオフィシャルサイト

https://www.birminghammuseums.org.uk/aston-hall



また、背面には手彫りで以下の文字が刻まれています。


A. M. C.

2ND PRIZE

FEB 1906

H. WILSON.



下にはホールマーク。左からバーミンガムの錨、スターリングシルバーの証のライオンパサント、デイトレターはシールドに小文字の「f」。バーミンガムにおいてこの文字は1905年のものとなります。またメーカーズマークは「A.B」ですが、メーカー名は特定できませんでした。


この刻印から、1906年2月に「A.M.C.」というクラブや大会などの競技会で、「H. WILSON」という人物に2位の賞品(2nd Prize)として贈られた記念品であることが分かります。その大会はきっとアストン・ホールのホルト家(またはホルテ家)と関係があったものだったのはないでしょうか。



なお、材はスターリングシルバーですが、全体にうっすらとゴールド色も感じますので、ひょっとして当初は金メッキ仕上げだったのかもしれません。




1905年につくられ、1906年に「H. WILSON」氏に授与された記念のフォブ。様々な歴史を重ねながら生まれた美しい逸品を、貴方のものとしてはいかがでしょうか。



◆England

◆推定製造年代:c.1905年

◆素材:スターリングシルバー、他

◆サイズ:高さ約4.1(+丸環)幅約3.1cm 

◆重量:13g

◆在庫数:1点のみ



【NOTE】

*古いお品物ですので、一部に小傷や汚れ、変色等がみられます。

*詳細は画像にてご確認ください。

*画像の備品は付属しません。

*上記ご了承の上、お求めください。 





アイテムのご購入はショップにてどうぞ。

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