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Friday

とびきりの風刺を金の表紙にくるんで/ Vintage Book "THE PICK OF PUNCH"/526-154

 英国ヴィンテージ、パンチ傑作選。


















雑誌「PUNCH/パンチ」。ご存じでしょうか。



1841年にロンドンで創刊された週刊風刺雑誌で、正式名称は「Punch, or The London Charivari」であり、創刊者たちがフランスの日刊風刺新聞「ル・シャリヴァリ/Le Charivari」を参考にしたため、この名称となりました。


また、「パンチ」は英国に古くからあるの大衆向けの伝統的な人形芝居であり、マザー・グースにも登場する「パンチとジュディ」の主役であるミスター・パンチから。


「パンチとジュディ」のストーリーは色々なバリエーションがありますが、基本はパンチが赤ん坊を放り投げ、ジュディを棍棒で殴り倒し、その後も犬や医者、警官やワニなどを殴り倒し、死刑執行人を逆に縛り首にし、最後に悪魔を殴り倒すというのが大筋のところ。


そんな過激かつ破天荒なミスター・パンチの名を冠した雑誌は、その名の通り過激で皮肉たっぷりの風刺画などを掲載し、創刊後150年の1992年まで愛され続けてきました。


1992年に廃刊となりましたが、1996年にハロッズの当時のオーナーとして知られる大富豪のアル=ファイド氏が誌名を買い取り復刊させましたが、赤字が続き2002年に再び休刊となりました。






今回ご紹介する本は、その「パンチ」の傑作選、1998年に発刊された一冊です。


出版社は「Folio Society/フォリオ・ソサエティ」。贅沢な装丁で美しい本を数多く出版していた高級出版社です。内容としては、長年「パンチ」の読者であり、1970年代から80年代にかけて同誌のコラムニストを務めていたジャーナリストの「Miles Kington/マイルズ・キントン」氏が、同誌の膨大なアーカイブからエッセイやカートゥーン(一コマ漫画)を厳選したもの。



1998年は一度廃刊したPUNCHが再度発刊されはじめた2年後であり、同誌への注目が集まっていた時期であるかと思います。



同誌のなかでも人気が高かった「George Sprod/ジョージ・スプロード」氏による、いかにも「パンチ」らしいイラストが施された表紙は、フォリオ・ソサエティによる高級感たっぷりなゴールドの装丁にまとめられ、特別な一冊となっています。




「パンチ」ファンの方へ。

もちろん、英国らしい風刺や皮肉が大好きな方へもおすすめな、ヴィンテージブックは如何でしょうか。




◆England

◆推定製造年代:c.1998年

◆素材:紙

◆サイズ:約14.5×22.3cm 厚み約2.6cm

◆重量:511g

◆在庫数:1点のみ



【NOTE】

*古いお品物ですので、一部に小傷や汚れ、あたり、変色等がみられます。

*詳細は画像にてご確認ください。

*画像の備品は付属しません。

*上記ご了承の上、お求めください。 





アイテムのご購入はショップにてどうぞ。

こちらのバナーからご来店いただけます。




Todd Lowrey Antiques

by d+A


巡る日々を犬が見守ります/ Vintage Dog Perpetual Calendar/526-143

 西ドイツ・英国ヴィンテージ、パーペチュアル(万年)カレンダー。
















英国のアンティークセンターで手に入れた、ちょっとおどけたわんちゃん付きのカレンダーのご紹介です。


ペパーミントブルーのベースに座り込んだ白い犬。黒いブチ模様から、ダルメシアンもしくはビーグル(スヌーピーのような黒白ビーグルは非常にまれらしいのですが)かと思われます。


犬の脇にはカードをさせるようなボックスがついており、そこに曜日、月、そして日のカードを差し込むことによって、この太陽暦が続く限り使えるカレンダーとなる、という仕組み。


カードには「THE 'Dailyset' SERIES  PRINTED IN ENGLAND」の文字が見られ、英国で印刷されたものであるということがわかります。


そしてベースの底面には「TOSCA CHINA  MADE IN W.GERMANY」のシールが貼られおり、1949年から1990年まで存在した「西ドイツ」で製造されたことを示しています。「TOSCA CHINA」の詳細は不明ですが、お品物の雰囲気から、おそらく1950-1960年代に西ドイツで作られ、英国に輸入して英国製のカレンダーを嵌めこんだ・・・ということかと思います。




レトロ感あふれる犬の表情と、きれいで爽やかな色味は雰囲気に溢れ、毎日カードを差し替えるのが楽しくなりそう。


いつまでもおそばでお役立ていただきたい、小さなヴィンテージアイテムはいかがでしょうか。





◆W.Germany/England

◆推定製造年代:c.1950-1960年代頃

◆素材:陶器、紙

◆サイズ:幅約9.1cm 奥行約5.5cm 高さ約6.2cm 

◆重量:88g

◆在庫数:1点のみ



【NOTE】

*古いお品物ですので、一部に小傷や汚れ、変色や折り跡などがみられます。

*カレンダーの紙はすべて揃っています。

*詳細は画像にてご確認ください。

*画像の備品は付属しません。

*上記ご了承の上、お求めください。 





アイテムのご購入はショップにてどうぞ。

こちらのバナーからご来店いただけます。




Todd Lowrey Antiques

by d+A


シェフィールドのシルバースミスから/ Antique Sterling Silver Handle Magnifying Glass 1928/125-189

 英国アンティーク、スターリングシルバーハンドルの拡大鏡。

















英国アンティークのひとつの定番、拡大鏡。



機能性を求められつつも、そこには間違いなく作り手と使い手の美意識が感じられ、逸品が数多く存在します。その魅力にとらえられ、一つ持っていても、またひとつ、またひとつ・・・とコレクションする方も多いのではないでしょうか。


真鍮製、合金製、木のハンドルと金属のコンビネーションなど、様々な拡大鏡がありますが、今回はそのなかでも王道ともいえる優雅な銀のハンドルを持つ拡大鏡のご紹介です。



まず目を惹くのは華やかな装飾が施された銀のハンドル。先端には聖なる樹パルメット、中央には花モチーフ、それを繋ぐCスクロールやアカンサスリーフが幾重にも連なっており、いかにもヨーロッパの伝統を感じます。


さて、英国アンティークシルバーの印、ホールマークを見てみましょう。


まずはスターリングシルバーの証、ライオンパサント。そしてシェフィールドのアセイオフィスの印、クラウンのマークがみられます。シェフィールドのアセイオフィスは現在も続いていますが、このクラウンのマークが使われていたのは1974年まで。1975年以降はヨークローズのマークとなります。理由としては1973年から使用されるようになったゴールドのスタンダードマークにクラウンが使われるようになったので、混同を避けるためです。


デイトレターはシールドに小文字の「l(エル)」で、シェフィールドにおいてこの1928年のデイトレターとなります。メーカーズマークは「C H B」。メーカーは「C.H.Beatson/C.H.ビートソン」と思われます。


この工房の始まりは、「Charles Henry Beatson/チャールズ・ヘンリー・ビートソン(c.1828-1892)」が、父親からカトラリー製造業を継ぎつつ他にも手を広げた工房を作ったことが始まりのようです。


彼には三人の息子がおり、彼亡き後に次男の息子「チャールズ・ヘンリー・ビートソン(同じ名前ですね)が1903年、シェフィールド中心部の「Button Lane/ボタン・レーン(現在はすでに無い通り)」に在った工場でシルバーマークを登録しました。その後も代々事業を続けていましたが、1980年代以降の事業は確認できていません。





なお、レンズ部分は後年に付け替えられたものであると思われます。英国アンティークの拡大鏡は、このようにハンドルは活かしながらレンズ部分が付け替えられているものが多くあります。金属製のレンズ枠は太いものもありますが、このお品物はごく細いレンズ枠で仕上げられています。




全体長さ約15cm強でやや大きめ、レンズ部分は直径約5cmですので視野が広く、実用に十分ご使用いただけます。



華やかで伝統的な装飾が格調の高さを感じさせる佳品。

ぜひお手元でお役立てください。



◆England

◆Sheffield

◆C.H.Beatson

◆推定製造年代:c.1928年

◆素材:スターリングシルバー、ガラス、金属

◆サイズ:全長約15.6㎝ レンズ部分直径約5cm ハンドル厚み約1.2cm

◆重量:42g

◆在庫数:1点のみ



【NOTE】

*古いお品物ですので、一部に微細な傷や汚れ、へこみ、変色等がみられます。

*レンズ部分は後年に付け替えられたものと思われます。

*ハンドル端部の片方がわずかに潰れているのが確認できます。注意深く見ないと気づきません。

*詳細は画像にてご確認ください。

*画像の備品は付属しません。

*上記ご了承の上、お求めください。




アイテムのご購入はショップにてどうぞ。

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by d+A


馬蹄と海豚とつけペンと/ Antique Brass Horseshoe Shape Display Pen Stand/526-115

 英国アンティーク、真鍮のペンスタンド。
















ヴィクトリア時代、そしてその後のエドワーディアンの初めころまでは、このようなペンスタンドが多く作られた時代でありました。

万年筆が製品化されたのは大体19世紀後半、一般に普及しだしたのは20世紀初めですので、ヴィクトリア時代はまだまだつけペンの時代。様々なペン先のペンを傷つけずに並べておくことは、大切なことだったのです。

そしてそれが美しくディスプレイされている、ということは、こだわりをもつ紳士にとっては必要不可欠だったことでしょう。ペン用のスタンドも、様々なデザインに凝ったり、素材がシルバーだったり、インク壺がセットされたりしたものを見ることが出来ます。






さて、今回ご紹介するペンスタンドの仕様をよく見てみましょう。

まず目に入ってくるのは「馬蹄(蹄鉄)=Horseshoe/ホースシュー」のフォルム。


ホースシューは古来から幸運の御守り、魔除けとして愛されてきました。由来は諸説ありますが、例えば後にカンタベリー大司教となった鍛冶屋の聖ダンステンが 悪魔から馬のホースシューを修理するよう頼まれた際、悪魔の足にホースシューを打ち付け、痛がる悪魔に、扉にホースシューが留められているときは絶対中に入らないという約束を取り付け、ようやくホースシューを取り外してやったことから悪魔除けとされた・・・という説がございます。

この伝説から、ホースシューは扉の上や扉自体に取り付けたり、お部屋の梁に掛けたりと、古くから親しまれてきたラッキーアイテムなのです。

特に19世紀後半、英国では乗馬や競馬の流行、そして古代からのお守りとしての意味合いから、ホースシューや馬蹄釘をリアルに模した書斎用雑貨や小物が大流行していたといいます。




そんなホースシューをモチーフとしたペンスタンド。もう少し詳細をみてみましょう。


表面には細かな凹凸が施されており、そこから飛び出したペンを支える部分は、ホースシューを打ち付ける釘がモチーフとなっています。

そしてよくみれば、背面の支えの先端には目がついており、付け根部分にはひれのような部分が確認できます。推測ではありますが、これは幻獣であった頃のイルカ(海豚)を模したものかもしれません。


ホースシューが「幸運の御守り」であるように、イルカもまた「愛や守護、力」を表すラッキーモチーフです。持ち主のお守りとなるよう、見えない背面にもこうした細工が施されたと考えられます。



馬を愛する紳士が、幸運や愛を願い、そっとこのペンスタンドをデスクに置いていたのではないでしょうか。



これからは、貴方のデスクトップに。英国伝統のモチーフを巧みに意匠に取り込んだ、稀有なひとしなをお届けいたします。




◆England
◆推定製造年代:c.1890-1910年代頃
◆素材:真鍮
◆サイズ:高さ約8.3cm 幅約7.5cm 奥行約4.5cm
◆重量:96g
◆在庫数:1点のみ


【NOTE】
*古いお品物ですので、一部に小傷や汚れ、錆びや変色、歪み等がみられます。
*安定して自立しますが、平滑面に置くと、向かって右側の足がわずかに浮きます。
*支え部分は固定です。折りたたみは出来ません。
*詳細は画像にてご確認ください。
*画像の備品は付属しません。
*上記ご了承の上、お求めください。 




アイテムのご購入はショップにてどうぞ。
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