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Friday

トラファルガーの海戦へ想いを馳せる /Antique Brass Ship Book Ends "HMS VICTORY"/526-003

 英国アンティーク、HMSヴィクトリーを模したブックエンド。


















英国において最も有名な帆船といっても過言ではない船「ヴィクトリー」。


正式には「HMS Victory」。「HMS」は「His (Her) Majesty's Ship」の略であり、英国海軍艦艇に付けられる接頭辞で「国王もしくは女王陛下の船」という意味となっています。



ヴィクトリーの歴史は古く、作り始められたのは1758年。建造には6000本にも及ぶ木材が用いられ、そのうち90%がオーク材で、残りがエルム、パイン、モミの材木と少量のリグナムバイタだったといわれています。


1765年に進水、1778年の第一次ウェサン島の海戦が初戦。その後1805年、対ナポレオンのトラファルガーの海戦においてネルソン提督が乗り、旗艦として艦隊の先鋒を務めました。ネルソン提督はその戦いにおいて、ヴィクトリー船上にて命を落とすこととなりますが、英国軍は勝利をおさめます。



この戦いはナポレオンの英本土上陸の野望を粉砕した記念すべき海戦。現在のロンドン、ナショナルギャラリー前の広場は「トラファルガー広場」であり、そこにネルソン提督の像が建てられていることを考えれば、いかに英国において大切な歴史の一部とされているかはお分かりいただけるかと思います。


ちなみに現在、ヴィクトリーはポーツマスにて記念艦として公開されつつ、世界最古の現役軍艦として英国軍の旗艦として扱われています(実質航行はできませんが)。





さて、前置きが長くなりました。


今回ご紹介するのは、その「HMS ヴィクトリー」をモチーフとしたブックエンドです。


材は真鍮で、かなり立体感のある凝った仕上げとなっております。


たっぷりと風をうけ、はらんだ帆。ネルソンチェッカーと呼ばれる横縞に砲門の黒が互い違いに並んだ様を模した船体。船体の上部縁には「VICTORY」の文字がみられます。実は当店ではかなり前に同じデザインのブックエンドをご紹介したことがあります。今回のものはそれより若干大きく、本を乗せる部分が長く、全体として重い仕様。おそらく同デザインでいろいろなバージョンがつくられたのかもしれません。





重量はセットで827gと重く、本をしっかりと支えてくれそう。



貴方のデスクに是非1対のHMSヴィクトリーを。渋くきらめく真鍮の船体を眺めつつ、遥か2世紀前のトラファルガーの海戦へ、想いを馳せてみるのはいかがでしょうか。




◆England

◆推定製造年代:c.1900-1930年代頃

◆素材:真鍮

◆サイズ(船を正面から見たとき 1個あたり):幅約13cm 奥行き約15.2cm 高さ約12.8cm

◆2個セットの重量:827g

◆在庫数:1セットのみ



【NOTE】

*古いお品物ですので、一部に小傷や汚れ、錆や変色がみられます。

*詳細は画像にてご確認ください。

*画像の備品は付属しません。

*上記ご了承の上、お求めください。






アイテムのご購入はショップにてどうぞ。

こちらのバナーからご来店いただけます。




Todd Lowrey Antiques

by d+A


上質なラグジュアリーを纏う/ Antique Small Mahogany Book Trough/526-182

 英国アンティーク、小さなブックトラフ。















「トラフ/Trough」とは、「(細長い)飼葉おけ」「槽(ふね)」「くぼみ」や「谷」という英語。そして「ブックトラフ/Book Trough」とは、本を置く棚部分がV字谷のようになっていて、本を約45度傾けて収納するようになっている本棚のことをいいます。


場所は少々とりますしハードカバーでないとしっかりと収納できない、というものではありますが、角度がついて出し入れしやすくタイトルが見えやすい、というメリットがあります。


英国アンティークの小家具で、ブックトラフはひとつの定番。素材は実用的なオークから、最高級のマホガニーや化粧張りのウォールナットまで、フォルムは1段だけでデスクトップに乗せるもの、2-3段程度で床に置くものから、1段のトラフの上に天板は水平なものをつけて、そこで本が開けるようになっているものなど様々なタイプがございます。





今回ご紹介するブックトラフは、英国のアンティークフェアで手に入れたお品物。


世界中からバイヤーが集まる大きなフェアで、体育館のような屋内には沢山のディーラーが自慢の品物を並べていました。そのうちのひとつ、陽気な英国人のレディが営むストールは、アクセサリーをはじめ木製品も多く、思わず足をとめる品揃えでした。


そこで見つけたのがこのブックトラフ。小さいものはほどんど見かけないので、値段を聞く前に「もうこれは買うだろうな」とは思っていました。



レディに価格をきくと、彼女は価格より前に、にぎやかに喋りだします。


「これね、この大きさは珍しいでしょう!そして、これは「ASPREY」のものなの。ここにラベルがついていたのよ!でも、今朝見たら無くなっちゃって!全く信じられない!」






「ASPREY/アスプレイ」。


1781年創業のラグジュアリー・ブランド。ロンドン、ニューボンドストリートに店舗を構え、ジュエリーをはじめバッグや時計、食器や家具、雑貨まで扱う超一流店で、1862年にヴィクトリア女王からロイヤルワラント(王室御用達)に認定されて以来、現在までその地位を守り続けています。

モットーは「It can be done/もちろん承ります」。客のどんな要望にも応えるオーダーメイド品を作り続けています。



参考:ASPRAY オフィシャルサイト 「遺産と歴史」の頁 (日本語)

https://www.asprey.com/ja-jp/pages/asprey-heritage?srsltid=AfmBOooq7a5-zSGSqOGg81uepSmho32FJMoCCX4nzQ-FDVVhi_i99T83



私事ですが、在英時にはなんども店舗前を通りましたが、敷居が高すぎて、外からショーケースを覗くことしかできませんでした。私の中では日本の「和光」と同じようなイメージをもっております・・・。






さて、話を戻しましょう。


レディの話を信じれば、これは(ラベルは無いものの)アスプレイのブックトラフである、ということになります。ラベルが無くなってしまったせいか、折り合いのつく価格を提示されましたので、そのまま手に入れることとなりました。



調べてみれば、確かにこのブックトラフとそっくりなものに、全8冊を並べたセットをASPREY製としてアンティークブック市場でみることができました。装丁はワニ革の最高級品からキャンバス地の普及品まで様々。本の内容は辞典類が主で、例えばみかけたセットの内容は「フランス語辞典」「英語辞典」「百科事典」「地名辞典」「古典と神話」「フランス語とラテン語の引用句」「英語の格言とことわざ」「地図帳」の8冊となっていました。


各家庭で必需品である辞典類をぎゅっとコンパクトにまとめたセットは、使い勝手もよく、それがまたアスプレイのものであれば、贈り物などにも重宝されたのかもしれません。製作年代は、レディの言葉と、調査してでてきた本の発刊年と合わせて、1920年代頃とさせていただきます。



もし、たとえASPREYのものでなくても、マホガニーの無垢材を組み合わせた小さなお品物は、英国アンティークの定番ブックトラフの中でも希少であることは間違いございません。





歳月を経た艶やかなマホガニーが得も言われぬ存在感をもつ、洒落たデスクトップミニ書棚。

上質なラグジュアリーそのもののアイテムを、貴方の大切な蔵書の最高の舞台として、おそばにおいてみるのはいかがでしょうか。






◆England

◆ASPREYの可能性

◆推定製造年代:c.1920年代頃

◆素材:マホガニー材

◆サイズ:幅約19.3cm 奥行約16.6cm 高さ11.2cm

◆重量:277g

◆在庫数:1点のみ



【NOTE】

*古いお品物ですので、一部に小傷や汚れ、変色等がみられます。

*詳細は画像にてご確認ください。

*画像の本や備品は付属しません。

*上記ご了承の上、お求めください。 





アイテムのご購入はショップにてどうぞ。

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Todd Lowrey Antiques

by d+A


ヴィクトリアンの書を支える薔薇薫る木/ Antique Victorian Rosewood Book Stand/526-095

 英国アンティーク、ローズウッド材のブックスタンド。
























艶やかな無垢ローズウッドで作られたブックスタンドのご紹介です。


アンティーク市場で探そうと思うとなかなか手に入らないのが、程よい大きさのブックスタンド。特に古くて美しい物は、縁が無いと出会うことが出来ないため、見かけたら必ず手に入れるようにしています。



今回ご紹介するブックスタンドは、まさにそのような物のうちのひとつ。実は数年前に当店では似た形のブックスタンドをご紹介したことがありました。同じくヴィクトリア時代のもので、材はマホガニーでした。それから考えると、この形はひとつの定番であったのかもしれません。ただ、今回のお品物はわずかに大きく、材はローズウッドとなります。



まず、高さは約33cmから40cmほど。傾斜台はA4サイズがちょうど納まるような寸法で、ちょうど頃合いの寸法と言えるかと思います。


そして使用材は銘木、ローズウッド。


ローズウッドはその美しい杢目で、古くから愛されている材です。様々な種類があり、日本でなじみ深い紫檀もその仲間となっています。英国では自生しておらず、原産国は主としてインドや中南米。新鮮な木材からは、甘い薔薇のような香りがするといわれ、材は重硬で緻密。乾燥までに長い時間を要したり、固くヤニが多いために加工が難しいのですが、それ故に、磨くととても美しい光沢を放ちます。また、濃淡のはっきりとした杢目が多いことから珍重され、高級家具や楽器などに使用されてきました。



個体と部位により杢目は様々ですが、今回のお品物は、やや褐色がかった色をベースに、濃い色の杢目が細かく流れていく美しい杢目を持っています。見ようによっては空の雲や大河の流れのようにも見え、見る者を惹きこみます。



パーツとしては、堂々たる印象をもつ挽物のベース、ふっくらと美しい支柱、杢目が印象的な傾斜部とそれぞれの完成度は見事。組み立てる際に使用するネジは全て木製で、後ろ姿も綺麗に納まっております。ベース部分、支柱、本を乗せる部分はそれぞれ外れますので、もしもご使用にならない時間がある場合は、分解して収納しておくことも可能。



実は英国買い付け時には底面にはスポンジのようなものが貼られており、だいぶ劣化していました。スポンジを剥がしたところ、とても見事な杢目が現れましたので、このままのご紹介といたします。カタつきはほとんどございませんが、デスクトップへのあたりが気になる方は、布を敷くなどしていただいたほうがよろしいかもしれません。






作られた時代は古く、ヴィクトリアン後期と推測いたします。


長い年月を過ごしてきたせいでしょうか、注意するポイントがございますので、ご説明しておきます。



まず、ネジも受けもすべて木製であり、金物と比べれば強度はそれほどではございません。傾斜台の角度を変える際や、取り外しなど操作の際はゆっくりとお願いいたします。また、木のネジは締めすぎると破損したり、緩めにくくなる恐れがあります。締める際は様子をみながら少しづつお願いいたします。そして受け部分の抑えの真鍮金物はやや緩いです。画像の位置で自力でとまりますが、あまりくるくると回し過ぎないようにしてください。






色々とご説明してしまいましたが、端正な姿は格別に美しく、存在感は抜群。


お気に入りの本を乗せたり、小さめのアートワークを飾ったり。ショップであればメニューやインフォメーションをディスプレイするのにちょうど良いのではないでしょうか。



何を乗せても、凝った挽物のベースと支柱は目を楽しませ、艶やかな無垢ローズウッドは飾られたものを優しく支え、格調高く演出してくれることでしょう。



所有することが悦びとなる、英国アンティークの希少な逸品をお届けいたします。




◆England

◆推定製造年代:c.1880-1900年代頃

◆素材:ローズウッド、他金物

◆サイズ:ベース直径約19.3cm 全体幅約35.5cm 全体高さ約33.3~40cm

◆本を乗せる部分:幅約35.5cm 高さ約24.5cm 奥行約3.6cm

◆重量:1478g

◆在庫数:1点のみ




【NOTE】

*古いお品物ですので、一部に小傷や汚れ、材のワレ、変色等がみられます。詳細は画像にてご確認ください。

*お届けの際は分解して梱包いたします。お手数ですがご自身で組み立てをお願いいたします。工具は必要ございません。

*木のネジは締めすぎると破損の恐れがあったり、外れにくくなったりします。使っているうちに緩くなった場合は、様子を見ながらゆっくりと締めてください。

*傾斜部分の角度を変える際は、根元を抑えながらゆっくりと変えてください。

*画像の備品は付属しません。

*上記ご了承の上、お求めください。



アイテムのご購入はショップにてどうぞ。

こちらのバナーからご来店いただけます。




Todd Lowrey Antiques

by d+A