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Friday

物静かにこだわり深く/Antique Victorian Walking Stick with Horn Handle & Sterling Silver Collar/526-100

 英国アンティーク、ホーンハンドルとシルバーカラーがポイントのステッキ。





















物静かでこだわりの強い英国紳士を思わせるようなステッキを手に入れました。



まず、目に入るのはしっかりとしたカーブを描く持ち手。飴色と象牙色そして黒に近い褐色、暗闇に在る苔のような深い緑色が複雑に溶け合ったようなニュアンスのある色味で、滑らかな手触りが特徴です。材はおそらくホーン(水牛の角)。



英国アンティークのステッキにおいてホーンハンドルは定番のひとつ。色は黒や象牙色、もしくはそれらを混ぜたような色だったりしますが、形としては丸いノブ型か、T字型、もしくは浅めの大曲の形が多いように思います。



今回ご紹介するお品物のように、先端がフラットに近い大曲のデザインはとても珍しく、持ち主のこだわりが生んだスペシャルなデザインなのではないかと推測いたします。フラットに近い先端部分は艶やかでしっかりとしており、ホーンがもつ独特の表情を存分にお楽しみいただけるのではないでしょうか。




シャフトは木製で、濃淡のはっきりとした独特の杢目がお楽しみいただけます。やや細身ではありますが非常にしっかりとした固さをもっており、この杢目と合わせて考えれば、材は銘木ローズウッドの可能性が高いと思います、



次のポイントは渋く光るスターリングシルバーのカラー(グリップの下にあるパーツ)。唐草文様のハンドカーヴィングがわずかに残るスターリングシルバーのカラーは、歳月により少しダメージがあるものの、シャフトのローズウッドと持ち手のホーンをつなぎ、キリリとしめるほど良いアクセントとなっています。


カラーにはかすかではありますが、ホールマークが確認できます。逆さにしてみた時に、右からライオンパサント、デイトレター、横倒しの錨(バーミンガム)。デイトレターは隅を取った矩形に恐らく飾り小文字の「x」。バーミンガムでこのデイトレターは1897年のものとなります。メーカーズマークまでは確認できませんでした。



また、石突(フルール)ですが、英国アンティークのステッキには、真鍮と鉛系の合金がつかわれたものが一般的です。ただ、このステッキにはグリップと同じホーンが使われており、当時としても高級仕上げの部類と言えます。目立たないながらも、持ち主のこだわりを強く反映しているようです。





銘木ローズウッドのシャフト、珍しいカーブのホーンハンドル、高級仕上げのホーンの石突。



決して華美ではなく、物静かに、ただこだわりは深く。そんな英国紳士そのもののような、ヴィクトリア時代のステッキを受け継ぐのは、貴方かもしれません。





◆England

◆推定製造年代:c.1897年

◆素材:木(おそらくローズウッド)、ホーン、スターリングシルバー等

◆サイズ:長さ約87cm グリップ幅約10cm

◆重量:267g

◆在庫数:1点のみ



【NOTE】

*古いお品物ですので、一部に小傷や汚れ、打痕や変色、カラー部分の若干のダメージがみられます。

*シャフトは力をくわえてもほとんどしなりません。しっかりした印象です。

*実際にご使用になる際は、滑りどめ用としてゴムキャップ等をつけることをおすすめいたします。

*詳細は画像にてご確認ください。

*画像の備品は付属しません。

*上記ご了承の上、お求めください。





アイテムのご購入はショップにてどうぞ。

こちらのバナーからご来店いただけます。




Todd Lowrey Antiques

by d+A


ロンドンのシルバースミスの手仕事を堪能する/Antique Walking Stick with Sterling Silver Grip/526-107

 英国アンティーク、スターリングシルバーのグリップをもつステッキ。

















英国のアンティークフェアで手に入れた、ブラックシャフトにスターリングシルバーのグリップを持つステッキ。



英国のステッキとしては定番のカラーリングで、きりりと黒いシャフトとシルバーの対比が凛々しく、控えめな優雅さに満ちています。


出色はグリップ部分の装飾的なハンドカーヴィング。古代ギリシアに源を持つ、生命力の象徴アカンサスリーフが、いきいきとスクロールを描きつつみっしりと刻まれた様は、見事の一言。歳月を経て良い具合に変色したスターリングシルバーの表情と相まって、持つことの悦びを感じさせてくれるようです。



シャフト部分は木製ですが、ほぼ黒といえる色味に塗装されています。わずかに塗装の剥げがや汚れがみられますが全体としては素晴らしいコンディションといえるでしょう。長さは約91cm強と、英国のステッキとしては標準的なサイズであり、持てば重さ217gと重くもなく軽くもない頃合いの重さで、しっかりとした印象を持っています。




さて、シルバーのホールマークを確認してみましょう。


まず一番左がメーカーズマーク「HP&S(Hは非常に読みにくいのですがおそらく)」。次はスターリングシルバーの証、ライオンパサント。次はロンドンのアセイオフィスの豹。そして、デイトレターはシールドに飾り文字の「e」。これはロンドンにおいて1920年のデイトレターとなります。




ロンドンでこのフォントの「HP&S」であれば、メーカーは「Henry Perkins & Sons」。


19世紀後半、創業者「Henry Perkins/ヘンリー・パーキンス」がパイプの銀装飾(マウント)の製造を開始 。1900年頃には息子たち(アーサー、ヘンリー・チャールズら)を共同経営者に迎え、「Henry Perkins & Sons」として本格的に事業を拡大しました。1908-1910年頃まではトッテナム・コート・ロードに、その後はコプトン・ストリート33番地に移転。1922年に法人化され製造を続けました 高級パイプのマウントをメインとし、宝石瓶などの高級小物を扱っていたようです。



ロンドンの高級シルバースミスの凝った手仕事が光る、優雅でシックなブラックステッキは、所有することに悦びを感じさせてくれる確かなひとしなといえるでしょう。



ジャケットを羽織った日に是非ともお持ちいただきたい、重厚さあふれる英国アンティークの逸品をお届けいたします。




◆England

◆推定製造年代:c.1920年

◆素材:木、シルバー、他

◆サイズ:全長約91.5cm グリップ直径約4.3cm

◆重量:217g

◆在庫数:1点のみ



【NOTE】

*古いお品物ですので、一部に小傷や汚れ、アタリや歪み、へこみ、変色等がみられます。

*シャフトはがっちりとしており、体重をかけてもあまりしなりません。

*石突部分の金属はしっかりとついておりますが、実際にご使用の際は滑り止めにゴム製のカバー等をつけることをお勧めいたします。

*詳細は画像にてご確認ください。

*画像の備品は付属しません。

*上記ご了承の上、お求めください。



アイテムのご購入はショップにてどうぞ。

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Todd Lowrey Antiques

by d+A


魔除けの杖と歩くカントリーサイド/Antique Hedgerow Folk Art Snake Walking Stick/526-085

 英国アンティーク、蛇が巻き付いたステッキ。
















19世紀から20世紀前半のイギリスでは「ヘッジロー・フォークアート/Hedgerow Folk Art」 というデザインスタイルがありました。


文字通り「ヘッジロー=生垣」にみられる木や草花、木の実や小動物などをモチーフとした、素朴な民俗芸術。その中の一つに、木の枝や根元の瘤をうまく使った、独特のデザインのステッキがありました。


木の皮をそのまま生かして仕上げたり、棘を表情として愉しんだり、瘤を人の顔に見立てて彫り込んだり、もしくはそのような雰囲気のものを削り出したり。それぞれが独特の表情を持っており、上品なシルバー遣いのステッキなどとは全く異なる味わいで、人々の生活を彩っていました。





今回ご紹介するのは、そんなヘッジロー・フォークアートのひとつ。英国のアンティークセンターで手に入れた、枝に絡まる蛇を彫り込んだステッキです。



お品物をよく見てみましょう。


グリップ部分はおそらく根元の瘤部分をそのまま生かしたものでしょう。ところどころに飛び出した節と、からまる蛇が独特の存在感を放っています。おそらく蛇の色が元々の木の色で、他は濃い色に着色したようにみえます。大きさに対して重量はそれほどでもないので、推測ではありますが、材はアッシュかと思われます。少々全体に反りがみられます。



蛇には「健康」や「魔除け」という意味があり、また特に英国のカントリーサイドではよく蛇に遭遇するため、自然の中で遭遇する身近な危険の象徴でもありました。自分のステッキに蛇を彫り込むことで、「大自然を征服する・コントロールする」というハンターや旅人の想いが込められていたように思います。




このステッキも、そんな想いを込めつつ作られたのではないでしょうか。



カントリーサイドを歩くときに、相棒として、お守りとして最適な蛇のステッキ。

是非貴方のお散歩のお供にしてみてはいかがでしょうか。




◆England

◆推定製造年代:c.1900-1930年代頃

◆素材:木(アッシュの可能性)

◆サイズ:長さ約87.4cm グリップ幅約6.5cm

◆重量:356g

◆在庫数:1点のみ



【NOTE】

*古いお品物ですので、一部に小傷や汚れ、割れや変色等がみられます。

*全体として反りがみられます。

*しっかりとしており、体重をかけてもほとんどしなりません。

*主観ではありますが、現物では蛇の存在感は大きいです。

*ご使用になる際は先端に滑り止めのゴムキャップなどをつけることをおすすめいたします。

*詳細は画像にてご確認ください。

*画像の備品は付属しません。

*上記ご了承の上、お求めください。 





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Todd Lowrey Antiques

by d+A


世紀を超えてきた一振り/ Antique Walking Stick With Sterling Silver Collar/526-099

 英国アンティーク、黒いシャフトとホーンハンドルを持つステッキ。


















17世紀、男性が剣を持たなくなった代わりに持ちはじめたといわれるステッキ。


剣のかわりにステッキを、盾のかわりに帽子を持った英国紳士は、武器であり装飾品であるそれらにどれほどの愛着を持っていたのでしょうか。




今回ご紹介するのは、その愛着のほどがわかる素晴らしいアンティークのステッキです。


目を惹く黒と銀の端正な姿。グリップは大曲とはまた異なる微妙なカーヴを描いています。


まず、シャフトはエボナイズド仕上げ。「エボナイズド」仕上げとは、英国やフランスのアンティーク家具などでもみられる黒い塗装仕上げのこと。エボニーとは黒檀のことで、黒檀のように仕上げることをエボナイズドとよびます。遥か東洋からやってきた黒檀の装飾品に驚嘆した、かつての富裕層やキャビネットメーカーが生み出した仕上げのひとつであり、エボナイズド仕上げに黄金色のオルモルを合わせたり、セーブルの陶板をはめ込んだりしたキャビネットは、最高級品として英国やフランスの王侯貴族たちに愛されてきました。



微妙なカーヴを描くグリップは黒に近い色のホーン(水牛の角)。先端にわずかに見え隠れする琥珀色を持つ深い色の角は、シルバーとも、木とも異なる有機的な手触りで、しっとりと馴染んでくれます。




カラー端にはホールマークが確認できます。


ただ、かなり刻印が薄くなっており、判別は難しい状況。おそらく真ん中がスターリングシルバーの証、ノンパサントでしょう。そして向かって右側は、わずかに見える耳のような部分からロンドンの豹のマークかもしれません。そして向かって左側のデイトレターは、シールドにひげ文字の「I」・・・かもしれません。このことから、あくまでも推測ではありますが、1926年ロンドンのアセイオフィスで認可を受けたスターリングシルバーである、とご紹介させていただきます。他にメーカーズマークらしいアルファベットも確認できますが、メーカー名は特定できませんでした。





ワンポイントで鈍く光るシルバーの輝きをもち、黒でまとめたシックなステッキは、まるでダークスーツで佇む英国紳士そのままのよう。



世紀を超えてきた一振りを、貴方のお手元でお役に立てていただければ幸いです。




◆England

◆推定製造年代:c.1926年

◆素材:木・角・スターリングシルバー・他

◆サイズ長さ約91cm 持ち手幅約11cm

◆重量:351g

◆在庫数:1点のみ



【NOTE】

*古いお品物ですので、一部に小傷や汚れ、変色がみられます。詳細は画像にてご確認ください。

*シャフトはずっしりと太めでしっかりとしています。

*グリップは現在のところしっかりとついており、カタつきや緩みはございません。

*実際にご使用になる際は、滑り止めのゴムカバーをつけることをおすすめいたします。

*画像の備品は付属しません。

*上記ご了承の上、お求めください。






アイテムのご購入はショップにてどうぞ。

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Todd Lowrey Antiques

by d+A