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Friday

世紀を超えてきた一振り/ Antique Walking Stick With Sterling Silver Collar/526-099

 英国アンティーク、黒いシャフトとホーンハンドルを持つステッキ。


















17世紀、男性が剣を持たなくなった代わりに持ちはじめたといわれるステッキ。


剣のかわりにステッキを、盾のかわりに帽子を持った英国紳士は、武器であり装飾品であるそれらにどれほどの愛着を持っていたのでしょうか。




今回ご紹介するのは、その愛着のほどがわかる素晴らしいアンティークのステッキです。


目を惹く黒と銀の端正な姿。グリップは大曲とはまた異なる微妙なカーヴを描いています。


まず、シャフトはエボナイズド仕上げ。「エボナイズド」仕上げとは、英国やフランスのアンティーク家具などでもみられる黒い塗装仕上げのこと。エボニーとは黒檀のことで、黒檀のように仕上げることをエボナイズドとよびます。遥か東洋からやってきた黒檀の装飾品に驚嘆した、かつての富裕層やキャビネットメーカーが生み出した仕上げのひとつであり、エボナイズド仕上げに黄金色のオルモルを合わせたり、セーブルの陶板をはめ込んだりしたキャビネットは、最高級品として英国やフランスの王侯貴族たちに愛されてきました。



微妙なカーヴを描くグリップは黒に近い色のホーン(水牛の角)。先端にわずかに見え隠れする琥珀色を持つ深い色の角は、シルバーとも、木とも異なる有機的な手触りで、しっとりと馴染んでくれます。




カラー端にはホールマークが確認できます。


ただ、かなり刻印が薄くなっており、判別は難しい状況。おそらく真ん中がスターリングシルバーの証、ノンパサントでしょう。そして向かって右側は、わずかに見える耳のような部分からロンドンの豹のマークかもしれません。そして向かって左側のデイトレターは、シールドにひげ文字の「I」・・・かもしれません。このことから、あくまでも推測ではありますが、1926年ロンドンのアセイオフィスで認可を受けたスターリングシルバーである、とご紹介させていただきます。他にメーカーズマークらしいアルファベットも確認できますが、メーカー名は特定できませんでした。





ワンポイントで鈍く光るシルバーの輝きをもち、黒でまとめたシックなステッキは、まるでダークスーツで佇む英国紳士そのままのよう。



世紀を超えてきた一振りを、貴方のお手元でお役に立てていただければ幸いです。




◆England

◆推定製造年代:c.1926年

◆素材:木・角・スターリングシルバー・他

◆サイズ長さ約91cm 持ち手幅約11cm

◆重量:351g

◆在庫数:1点のみ



【NOTE】

*古いお品物ですので、一部に小傷や汚れ、変色がみられます。詳細は画像にてご確認ください。

*シャフトはずっしりと太めでしっかりとしています。

*グリップは現在のところしっかりとついており、カタつきや緩みはございません。

*実際にご使用になる際は、滑り止めのゴムカバーをつけることをおすすめいたします。

*画像の備品は付属しません。

*上記ご了承の上、お求めください。






アイテムのご購入はショップにてどうぞ。

こちらのバナーからご来店いただけます。



Todd Lowrey Antiques

by d+A


Thursday

北欧の大地を感じる銀の杖 / Antique Silver Crook Handle Walking Stick

 スウェーデンアンティーク、銀の持ち手のウォーキングステッキ。


















英国のアンティークマーケットで手に入れた、持ち手がシルバーのウォーキングステッキ。


がっしりどっしりとした印象を持ちつつも、持ち手の端部のデザイン的なあしらいがどこかお洒落な印象で、ひとめみて、英国のものではないだろうな、と思いました。調べてみれば、刻印から、スウェーデンのものであることがわかりました。



まずはシルバーの刻印。「S」の文字と、3つのモチーフが組みあわされた刻印が押されています。スウェーデンにおいては銀品位800以上で「六角形の枠にS」の刻印が、1901年からは「3つの王冠」のホールマークが使用されています。スウェーデンではシルバー925もありますが、一般的なのはシルバー830。刻印が少々乱れてはおりますが、一番右側の文字は「830S」かと思われます。


時代としては20世紀初頭、「3つの王冠」が使われだした1901年から、せいぜい1930年代頃までのものと推測いたします。



シルバーの持ち手には根元に使い部分と先端部分に繊細なカーヴィングが施されており、品の良いポイントとなっています。モチーフは花と細線で、時を経たシルバーに趣ある陰影を添えているようです。



木製のシャフトは黒く塗られており、材質は不明。力をかけてもほとんどしなりませんので、かなり硬い木なのではないかと思います。シャフトと持ち手、石突の組み合わせはしっかりとしており、今のところは緩みもございません。スウェーデンはヨーロッパではポーランド、ロシア、カザフスタンに次ぐ銀生産国となっており、昔から多くの銀製品を生み出してきた歴史があります。



雄大な自然を背景に秀逸な感覚で生み出されてきたシルバーウェア。その歴史の一端を確かに感じる武骨で美しい1本を、これからの貴方の相棒としてお傍に置いてみてはいかがでしょうか。



◆スウェーデン

◆推定製造年代:c.1901-1930年代

◆素材:シルバー830 、木、金属

◆サイズ:全長約89cm 持ち手幅約13cm

◆重量:535g

◆在庫数:1点のみ



【NOTE】

*古いお品物ですので、一部に小傷や汚れ、凹みや変色がみられます。

*詳細は画像にてご確認ください。

*とてもしっかりしています。体重をかけてもほとんどしなりません。

*しっかりと大きく、全体重量535gと、ステッキとしては重いです。

*実際にご使用の際には、滑り止めの為のゴムキャップをつけることをお勧めいたします。

*画像の備品は付属しません。

*上記ご了承の上、お求めください。






アイテムのご購入はショップにてどうぞ。

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Friday

変わる時代、変わらぬ矜持/ Antique Walking Stick with Sterling Silver Grip 1922

 英国アンティーク、スターリングシルバーのグリップをもつステッキ。





















英国のアンティークフェアで手に入れた、濃い色の杢目とスターリングシルバーのグリップを持つステッキ。


スターリングシルバーのグリップは丸みをもつトップと円錐形の組み合わせ。シンプルで端正な印象を持つフォルムです。


ホールマークを見てみましょう。使い込まれたせいか、大変薄くなっておりますが、ロンドンの豹、ライオンパサントは確認できます。デイトレターはおそらくシールドに小文字飾り文字の「g」。これはロンドンのアセイオフィスにおいて1922年に認可を受けた印です。メーカーズマークは確認することができませんでした


シャフト部分は木製で濃い色の杢目が確認できます。塗装の剥げや小傷などがみられますが全体としては良いコンディションといえるでしょう。長さは約90.5cmと、英国のステッキとしては標準的なサイズであり、持てば重さ211gと程よい重さで、しっかりした手ごたえを持っています。木の材は不明ですが、ローズウッドや黒檀ほど重くはなく、固めの木であることから、ヒッコリーもしくはパーシモン(柿)にニスを塗ったものかもしれない、と推測いたします。


1918年に終わった第一次大戦。英国は戦勝国ではあったものの大きな損害を受け、世界はアメリカのめざましい台頭をみることになります。

一方英国は1882年以来の保護国であったエジプトが独立し、他にもアイルランド自由国の成立など、かつて日の沈まない国であった大英帝国の姿が、大きく変わらざるを得ない時代となっていきました。


そんな時代につくられたステッキ。


ヴィクトリア時代と変わらぬデザイン、クオリティで、ロンドンで設えられたステッキは、どんな紳士の持ち物だったのでしょうか。



馬車が車に、ガス灯が電気に変わっても、紳士はステッキを持って町歩き。

変わる時代、変わらぬ矜持。持つ者に様々な想いを伝えてくれるような、英国アンティークのひとふりをお届けいたします。



◆England
◆London
◆推定製造年代:c.1922年
◆素材:木、スターリングシルバー、
◆サイズ:長さ約91.5cm グリップ直径約3.5cm
◆重量:211g
◆在庫数:1点のみ



【NOTE】
*古いお品物ですので、一部に小傷や汚れ、アタリや凹み、傷み、変色等がみられます。
*ステッキはがっしりとしており、体重をかけてもほとんどしなりません。
*石突部分の金属はすでに無く、木がむき出しとなっています。ご使用時にはゴムキャップ等を嵌めることをお勧めします。
*詳細は画像にてご確認ください。
*画像の備品は付属しません。
*上記ご了承の上、お求めください。




アイテムのご購入はショップにてどうぞ。
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