英国アンティーク、蛇が巻き付いたステッキ。
19世紀から20世紀前半のイギリスでは「ヘッジロー・フォークアート/Hedgerow Folk Art」 というデザインスタイルがありました。
文字通り「ヘッジロー=生垣」にみられる木や草花、木の実や小動物などをモチーフとした、素朴な民俗芸術。その中の一つに、木の枝や根元の瘤をうまく使った、独特のデザインのステッキがありました。
木の皮をそのまま生かして仕上げたり、棘を表情として愉しんだり、瘤を人の顔に見立てて彫り込んだり、もしくはそのような雰囲気のものを削り出したり。それぞれが独特の表情を持っており、上品なシルバー遣いのステッキなどとは全く異なる味わいで、人々の生活を彩っていました。
今回ご紹介するのは、そんなヘッジロー・フォークアートのひとつ。英国のアンティークセンターで手に入れた、枝に絡まる蛇を彫り込んだステッキです。
お品物をよく見てみましょう。
グリップ部分はおそらく根元の瘤部分をそのまま生かしたものでしょう。ところどころに飛び出した節と、からまる蛇が独特の存在感を放っています。おそらく蛇の色が元々の木の色で、他は濃い色に着色したようにみえます。大きさに対して重量はそれほどでもないので、推測ではありますが、材はアッシュかと思われます。少々全体に反りがみられます。
蛇には「健康」や「魔除け」という意味があり、また特に英国のカントリーサイドではよく蛇に遭遇するため、自然の中で遭遇する身近な危険の象徴でもありました。自分のステッキに蛇を彫り込むことで、「大自然を征服する・コントロールする」というハンターや旅人の想いが込められていたように思います。
このステッキも、そんな想いを込めつつ作られたのではないでしょうか。
カントリーサイドを歩くときに、相棒として、お守りとして最適な蛇のステッキ。
是非貴方のお散歩のお供にしてみてはいかがでしょうか。
◆England
◆推定製造年代:c.1900-1930年代頃
◆素材:木(アッシュの可能性)
◆サイズ:長さ約87.4cm グリップ幅約6.5cm
◆重量:356g
◆在庫数:1点のみ
【NOTE】
*古いお品物ですので、一部に小傷や汚れ、割れや変色等がみられます。
*全体として反りがみられます。
*しっかりとしており、体重をかけてもほとんどしなりません。
*主観ではありますが、現物では蛇の存在感は大きいです。
*ご使用になる際は先端に滑り止めのゴムキャップなどをつけることをおすすめいたします。
*詳細は画像にてご確認ください。
*画像の備品は付属しません。
*上記ご了承の上、お求めください。
アイテムのご購入はショップにてどうぞ。
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Todd Lowrey Antiques
by d+A













