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Friday

アラベスクに棲む龍と鳥は本を護る/ Antique Sorrento Ware Marquetry Folding Bookends

 イタリアアンティーク、折りたたみ式ブックエンド(ペア)。


















南イタリアの古い町、ソレント。


対岸にヴェスヴィオ山とナポリを臨む半島に位置する海沿いにあり、古くからリゾート地として有名な町。そして、手刺繍や陶芸、カメオなど様々な伝統工芸品でも有名な町でもあります。


その中のひとつに、木工芸があります。

様々な木をはめ込む象嵌細工(嵌め木細工)を駆使した木製品は「ソレント・ウェア/Sorrento Ware」とよばれ、ソレントの名産品として15世紀頃から現代まで多くの製品を生み出してきました。




今回ご紹介するのは、そのソレント・ウェア。



ソレント・ウェアの定番品は小箱や壁掛けのアートフレームでありますが、今回のお品物はかなり実用的なブックエンドとなります。


モチーフは植物の蔓が装飾的に絡み合う、繊細なアラベスク文様。よくみれば、上部には鳥が二羽、中心にはドラゴンが二頭、そして唐草と同化している風なドラゴンを数頭みることができます。


ベースとなる木はおそらくマホガニー、はめ込まれた明るい色の木はボックスウッド、そしてベースとなる折りたたみ部分はオリーブウッドかと思われます。経てきた歳月のせいか、よくよく見れば象嵌部分に細かな割れがみられますが、修復するようなものでもなさそうですので、このままのご紹介とさせていただきます。また、底面に古いシールが貼ってありますが、意味はわかりませんでした。




電子書籍がかなり普及しつつある現代ですが、一方で紙の本を大切にされる方もいらっしゃるのは紛れもない事実。大切な本であるほど、現品を所有し手元に置きたいという気持ちはおおいに賛同するところです。


このブックエンドは、そんな愛読書を数冊、ディスプレイしておくのにはちょうど頃合い。ドラゴンと鳥が本を護るように、アラベスクに棲むさまを眺めながら、本と過ごす時間をご堪能いただければ幸いです。




◆Italy

◆推定製造年代:c.1930-1950年代頃

◆素材:木(マホガニー、ボックスウッド、オリーブ等)

◆サイズ(1つにつき・象嵌面を正面としたサイズ):幅約13.3cm 高さ約17.3cm 奥行約12.5cm

◆重量:369g(2つ分)

◆在庫数:1セットのみ(2つで1セットの販売です)



【NOTE】

*古いお品物ですので、一部に小傷や汚れ、細かな割れや変色などがみられます。

*詳細は画像にてご確認ください。

*画像の備品は付属しません。

*上記ご了承の上、お求めください。 





アイテムのご購入はショップにてどうぞ。

こちらのバナーからご来店いただけます。




Todd Lowrey Antiques

by d+A