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Friday

サウスエンド=オン=シーの想い出/ Antique Photo Book Brooch "Southend-on-Sea"

 英国アンティーク、フォト・ブック・ブローチ。
















「Southend-on-Sea/サウスエンド=オン=シー」は、英国エセックス州にある町。ロンドンの東側64kmほどにあり、テムズが北海にそそぐ北岸にあります。

もともとこのあたりに「Prittlewell/プリトルウェル」という都市があり、その南端だったことからこの名前となったとされています。

長く緩やかな河岸を持ち、ジョージ王朝時代から白い砂浜と海水浴を求めて多くの観光客が訪れるようになりました。ロンドンからの鉄道の便がよかったことから、経済の大部分は観光に依存し、ロンドンのベッドタウンとしても機能してきました。




今回ご紹介するのは、そのサウスエンド=オン=シーのお土産物。


一見すれば、リボン型の金具から豆本が吊り下げられたブローチ。ただ、豆本を開けばそこから蛇腹型に小さな写真がパタパタと現れる・・・という楽しい仕掛けをみることができます。



少しづつ詳細をみてみましょう。

豆本の表紙には町の紋章が立体的に表現されています。これはこの町にある教会を表現しています。まず聖母マリアのシンボルであるユリと花瓶は、町の中心部プリトルウェルの聖マリア教会(元々はクリュニー派修道院)を表し、錨はリー=オン=シーにある聖クレメント教会を表し、格子模様はイーストウッド地区の聖ローレンス教会を表し、三位一体のシンボルである三つ葉はサウスチャーチを表しているとされます。

そして表紙を開いたときに現れる最初の頁には以下の文字がみられます。


PULL HERE
COPYRIGHT
G. MICHAEL NOAKES LTD.
40 SACKVILLE STREET.
PICADILLY. LONDON.W1


G. MICHAEL NOAKES LTD.についての詳細は不明ですが、ロンドンのピカデリー・サックヴィル通り40番地にあった会社と思われます。



そして蛇腹状の頁にある小さな写真はサウスエンド=オン=シーの各所を映したもの。爪先ほどの小ささですが、当時の町の様子がよくわかります。



ごみごみしたロンドンを抜けて、空が広い海岸沿いへの小さな旅。そこで手にしたフォト・ブック・ブローチを、ひと夏の想い出として大切にとっておいたレディの姿を連想することができる、小さなアンティークアクセサリー。

貴方のコレクションに、ひっそりと加えていただきたいひとしなです。




◆England
◆推定製造年代:c.1940-1950年代頃
◆素材:紙、真鍮、他
◆豆本のサイズ:約2.5×2.8cm 厚み約0.7cm
◆重量:12g
◆在庫数:1点のみ


【NOTE】
*古いお品物ですので、一部に小傷や汚れ、錆びや変色、紙の傷みなどがみられます。
*豆本の開閉は問題なく行えます。
*詳細は画像にてご確認ください。
*画像の備品は付属しません。
*上記ご了承の上、お求めください。 




アイテムのご購入はショップにてどうぞ。
こちらのバナーからご来店いただけます。



Todd Lowrey Antiques
by d+A