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Friday

小さな家具にもの仕舞う時 / Antique Miniature Bureau

小さいながらも英国家具としての品格をもつ、ミニチュア・ビューロー。


















 ビューローとはもともとは事務机または書きものテーブルのこと。

名称は書きものをするテーブルやチェストの上にかけた厚手の粗いラシャ布(ラテン/ビュール/bure)に由来しています。
17世紀以降、主としてフランスから事務机または書きものテーブルそのものの名称となりました。

英国では蓋がついていて、開けるとそこがそのままデスクトップになるものをビューローとよぶのが一般的。


今回ご紹介るするのは、そんなビューローのミニチュア。高さわずか20cm弱の大きさながらも、本格的な質感とフォルムは、英国家具としての品格を確かにもっています。

天板は少し変則的な開き方をしますが、小物入れとしてはこの開き方のほうが使いやすいのかもしれません。

材は構造材としてはパイン、上からマホガニーが化粧材として貼られているようです。

抽斗の継ぎ目などはドーヴテール/Dovetail/蟻継ぎとなっており、ミニチュアといえども本格的な仕様であるといえるでしょう。

抽斗前板の中央には、爪先ほどの小さな小さなエスカッチョンプレートが設置されており、よりリアルさを際立たせているのもポイント。

内部底には黒に近い紺色のベルベットのような布が貼られています。


デスクに置いてクリップやメモリーカード入れにしたり、ドレッサーにおいてアクセサリーや小銭をいれるなど、実用としても十分にご使用いただけます。


小さな、小さなアンティーク家具。
いつまでもおそばに置いていただける英国骨董家具の佳品です。

◆England
◆推定製造年代:c.1930年代
◆素材:木製
◆サイズ:幅約15.5cm 奥行き約8cm 高さ約18.5cm
◆重量:約487g
◆在庫数:1点のみ


【NOTE】
*古いお品物ですので、一部に小傷や汚れがなどみられます。詳細は画像にてご確認ください。
*上部蓋は、開いたままにできる時もありますが、安定はせず、パタン、と閉じてしまうときもあります。
*鍵穴はダミーです。
*画像の備品は付属しません。
*上記ご了承の上、お求めください。




アイテムのご購入はショップにてどうぞ。
こちらのバナーからご来店いただけます。

http://toddlowrey.com/?pid=127551992

Todd Lowrey Antiques
by d+A