珍しい真鍮フレームのコンベックスミラー。
コンベックスミラーとは凸面鏡のこと。
その歴史は古く、少なくとも15世紀にはヨーロッパにおいて使用されていました。
印象的なインテリアとしても効果的に使用され、たとえばマントルピースの上などに掛けられることもよくあったようです。
独特のな映り方をするせいでしょうか、コンベックスミラーにはいろいろな名前で呼ばれています。
Fish Eye Mirror「魚眼ミラー」。
Banker's Eye「銀行家の眼」。
そしてフランスでは”oeil de sorciere”「魔女の眼」。
木ベースの石膏モールディング、金彩仕上げが多いコンベックスミラーですが、今回ご紹介するコンベックスミラーは真鍮のフレームをもつ珍しいもの。
シンプルななかにも、エッジの段差仕上げやドットの配置が気が利いていて、クラシカルにもモダンにも見えるデザイン性の高さをもっています。
見方によっては船窓にも見え、ひょっとして船窓をモチーフとしたのかもしれません。
実はミラーは、壁に掛ける装飾品としては実はとても効果的。
広がりをもたらし、さらに光を写し込んでお部屋を思いがけなく素敵に演出してくれます。
そのミラーのなかでも、特別な構造のコンベックスミラーであれば、効果ははかり知れません。
船窓のようなコンベックスミラーを壁に掛ければ、その向こうに見える歪んだ世界は、これから上陸する魔法の島のよう。
イマジネーション広がる1枚の魔法の鏡を、ぜひお試しください。
◆England
◆推定製造年代:1940~50年代
◆素材:真鍮・ガラス・他
◆サイズ:直径約26cm ミラー直径約18.8cm 奥行き約1.8cm
◆重量:511g
◆在庫数:1点のみ
【NOTE】
*古いお品物ですので、真鍮フレームには一部に小傷や汚れ、錆びや変色がみられます。詳細は画像にてご確認ください。
*画像ではわかりにくいですが、ミラーにもわずかに小傷や錆がみられます。錆は裏側からのものなので、磨いてもとれません。古いミラーの特性としてご理解ください。
*画像の備品は付属しません。
*上記ご了承の上、お求めください。
アイテムのご購入はショップにてどうぞ。
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Todd Lowrey Antiques
by d+A