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Wednesday

紳士の為の仕掛け杖 / Vintage Two Pieces Walking Stick with Flask

2分割でコンパクトになり、持ち手部分を外すとガラスのフラスコが現れる、英国ヴィンテージの仕掛けステッキ。















英国紳士の必需品、ステッキ。

もともとは護身用に、時代がくだればお洒落の一部として大切な身だしなみの一部でありました。


さて、このステッキはイングランドの北部で手に入れたもの。
伝統的なクラッチグリップ、そして二分割できる本体を持ち、ガラスのフラスコを内蔵しているのが特徴です。

取っ手を回せば、底にバネが仕込まれたフラスコが持ち上がってくる仕組み。
フラスコは試験管のようなフォルムのガラスの入れ物にコルクの蓋がついたシンプルなものです。

このような仕掛けステッキ(仕掛け杖)はいろいろなパターンがあり、身長が測れる長い定規がでてくるものや、コンパス(方位磁石)がついているものなどがあげられます。

そのなかでも、人気だったのはフラスコ入りタイプ。

一般的には中にはコニャックやウィスキーなど度数の高いアルコールをいれておき、
外出時に寒くなったときなどにちょっと一杯・・・。というような使い方だと思われます。

身体を暖めるためばかりではなく、気付け薬のような使い方もされていたのかもしれません。

現代では、飲料用というよりは、ちょっとした小物いれの感覚でお愉しみいただいたほうがよろしいかと思います。

小銭までは入りませんが、想い出のアクセサリーをいれてみたり、香水代わりにアロマオイルをしみこませた布をいれてみたりするのはいかがでしょう。

また、お札でしたら小さく折りたためば入りますので、緊急用としていれておくのもよいかもしれません。

いずれにしても、「仕掛けステッキ」を持っていることこそが、なんともダンディな気持ちにさせてくれることでしょう。

二分割できるので、小さくなることも使い勝手としては重宝します。教会には杖を持ち込まないことがマナーとされていたようなので、このように小さくなる杖はスマートな紳士には便利なアイテムだったのかもしれません。


十分実用としてもご利用いただける英国ヴィンテージの仕掛け杖。

大切な方へのギフトにも、もちろんご自身でのお愉しみにもとてもお勧めです。


◆England
◆推定製造年代:1940~50年代
◆素材:木・金属・ガラス・その他
◆サイズ:全体長さ約87.5cm(分解すると長さ約46.5cm以内に収まります)
◆重量:約350g
◆在庫数:1本のみ

【NOTE】
*古いお品物ですので、一部に小傷や汚れ、錆びや変色がみられます。側面にはアタリが複数箇所ございます。詳細は画像にてご確認ください。
*フラスコを内蔵していることをご留意のうえご使用ください。
*ステッキの木部および金属部分はしっかりとしており、とてもよいコンディションだと思います。
*上記ご了承の上、お求めください。




アイテムのご購入はショップにてどうぞ。
こちらのバナーからご来店いただけます。

http://toddlowrey.com/?pid=129605325


Todd Lowrey Antiques
by d+A