1902年、エドワード7世の戴冠式記念グラスプレート。
戴冠式を英語でコロネーション/Coronationといい、英国では戴冠記念や即位何周年など、王室の記念の年には、ガラスや陶器、シルバーなど様々なコロネーショングッズが販売されます。
このちいさなガラスプレートは、ヴィクトリア女王が1901年に亡くなり、その息子アルバート・エドワードがエドワード7世として1902年、ウェストミンスター寺院にて王位に就いたときの記念品。
王冠、「Coronation」「Edward Ⅶ」、そして左右には「GOD BLESS THE KING AND QUEEN」の文字を見ることができます。
母であるヴィクトリア女王の在位が長期に渡ったため、史上最も長くプリンス・オブ・ウェールズ(皇太子)であったエドワード7世。
即位前には、奔放な暮らしぶりで国内外に浮き名を流したため、かなり周囲に心配されたようですが、実際に即位した後には外交問題を中心に活躍、日英同盟、英仏協商、英露協商などを締結したため、「ピースメーカー」と呼ばれたといいます。
在位期間はわずか10年足らずではありましたが、その時代は「エドワーディアン」とよばれ、ファッションやインテリアなど洒落た品格あるものが流行しました。
そんなエドワーディアンの始まりを告げる、コロネーション・プレート。
直径13cmとこぶりな為、ディスプレイしてお楽しみいただくのはもちろん、コインや鍵などをいれてピンデュッシュとしてお使いいただいても素敵です。
立体的な装飾と格式高いデザインが、エドワーディアンの古き良き品格を伝えてくれる、洒落たアンティーク・アイテムです。
◆England
◆製造年:c.1902年
◆素材:ガラス
◆サイズ:直径約13cm 厚み約2cm
◆在庫数:1点のみ
【NOTE】
*古いお品物のため、製造時からの筋や気泡、凹みなどがございます。大きなカケやヒビなどはみられません。
アイテムのご購入はショップにてどうぞ。
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Todd Lowrey Antiques
by d+A