英国アンティーク、小型のケース入り拡大鏡。
英国のアンティークマーケットで手に入れた、ケース入り拡大鏡。
全長わずか10cm強の臙脂色のケースを開けると、なかにはぴったりと納まった小さな拡大鏡が現れます。あまりにもぴったりで、出し入れが少々キツく感じることもありますが、ぴったり、ぴっちりと納まる様は気持ち良さすら感じます。
レンズ周囲の金属は鈍い銀色で、恐らく何かの合金と思われます。そしてハンドル部分はベージュがかった白い材で、黒い筋のようなものが散見されます。
このような白っぽい素材はアンティークですとまずは象牙、そしてボーン。象牙はもっとつるりとしていて斑や筋があまりなく、よーく目をこらせば微かな筋が見えてくることが多いように思えます。
今回は丁度その前に別の場所で、黒檀とボーンのドミノ牌を手に入れたばかりで非常によく似た質感だったため、ボーンと判断いたしました。作られた年代は19世紀終わりから今世紀初頭と推測いたします。
歳月を経た金属の質感と、有機的なハンドルのコントラストは美しく、手に持ては不思議と馴染むことに驚きます。
小さくても重厚感と品格を感じさせる、英国アンティークの佳品。臙脂色のケースと共にお届けいたします。
◆England
◆推定製造年代:c.1880-1910年代頃
◆素材:金属、ガラス、骨(おそらく)、布、紙
◆拡大鏡サイズ:全長約9.8cm レンズ部分外寸直径約3.7cm レンズ見えがかり直径約2.9cm
◆ケースサイズ:約4.7×10.3cm 厚み約2.2cm
◆拡大鏡重量:19g
◆ケース込み総重量:39g
◆在庫数:1点のみ
【NOTE】
*古いお品物ですので、一部に小傷や汚れ、変色がみられます。
*ケースには仕上げの剥がれや内部の汚れがございます。詳細は画像にてご確認ください。
*レンズに欠けやヒビはございません。
*画像の備品は付属しません。
*上記ご了承の上、お求めください。
アイテムのご購入はショップにてどうぞ。
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Todd Lowrey Antiques
by d+A