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Friday

おおきな円を描こう/ Vintage Beam Compass with Adjustable Head

 英国ヴィンテージ、ビームコンパス(ビームトランメル)。














ビームコンパス(ビームトランメル)とは、竿状の物の両端にコンパスの脚が付いた大型の製図器具で、大きな円や円弧を描くのに使用されるもの。通常のコンパスよりも大きな円を正確に描くことができるものです。この働きをするために、定規や角材などに取り付けて使う「トランメルスヘッド/Trammels Head」というパーツだけのものもあります。



今回ご紹介するのは、英国のアンティークセンターで手に入れた、竿状の材もセットになっているビームコンパスです。


ヘッドはそれぞれ2つのネジで固定するタイプ。竿の両端は出っ張りがありヘッドがそれ以上行かないようになっています。片方には細かい位置でとめられるようにアジャスター機能がついており、片方のネジだけ緩めることによって、微妙な位置取りが可能となっています。


もちろん現代でもビームコンパスは販売されており、竿部分が組み立て式のものなど、様々なタイプを市場でみることができますが、基本的な構造は昔のものと変わりません。それだけ、他に変わるものがない器具と言ってよいかもしれません。




今回のお品物にはメーカー名などは無く、ひたすらシンプルに機能を追い求めたもの。金属の感じから、1930-1950年代頃のものかと推測いたします。




がっしりとフラットな竿部分は頼りがいがあるたくましさで、ヘッド部分は組み立て部分を少なく抑えるために一体成型されたパーツが多い美しい構造。実用はもちろん、ディスプレイにご使用いただいても素敵かと思います。


機能がそのまま形となった、英国ヴィンテージの美しい器具をどうぞお手元でご鑑賞ください。




◆England

◆推定製造年代:c.1930-1950年代頃

◆素材:金属

◆サイズ:全長約51.5cm 高さ約5.7cm 厚み約1cm(ネジ部分)

◆重量:237g

◆在庫数:1点のみ



【NOTE】

*古いお品物ですので、一部に小傷や汚れ、錆びや変色等がみられます。

*機能上、鋭い部分がございます。お取り扱いにはご注意ください。

*ビームコンパス(ビームトランメル)は両端ともが金属です。鉛筆や烏口ではございません。

*詳細は画像にてご確認ください。

*画像の備品は付属しません。

*上記ご了承の上、お求めください。 





アイテムのご購入はショップにてどうぞ。

こちらのバナーからご来店いただけます。




Todd Lowrey Antiques

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