英国ヴィンテージ、スカルモチーフのシルバーリング。
このような指輪を「Ugly/アグリー」リングと呼びます。
「Ugly/アグリー」とは直訳すれば「醜い」「物騒な」「醜悪な」などという意味。
はっきりとした規定があるわけではないのですが、スカル(頭蓋骨)モチーフに限らず、おおぶりでちょっとグロテスクなイメージのあるリング全般を指すようです。
さて、今回ご紹介するのはアグリーリングの代表格、スカルモチーフのリング。
「人間なんて一皮むけばみな同じ」というロックな意味合いで人気があるというスカルモチーフでありますが、人間の根本ともいえるそのフォルムには様々なデザインのバリエーションを見ることが出来ます。
今回ご紹介するスカルは、まるで細身の葉でできているようなイメージのスカル。
葉はくるくるとカーヴしながらスカルを形作り、ところどころが透けていて、繊細さすら感じます。伝説の存在、葉でおおわれた人の形をしているグリーンマン(樹守)の頭蓋骨はこんな感じかもしれない、と思わせ、一種の尊さすら感じます。
サイズはとてもとても大きめ。
手持ちのゲージ棒では最大値すら超えておりましたので、約27.5-28号とさせていただきました。いったいどんな丈夫が嵌めていたことやら・・・。
英国においてスターリングシルバー(銀の純度92.5%)はホールマークによって管理されておりますが、ジュエリーなどの小さなものにおいては必ずしもホールマークは刻印されておらず、銀の純度を示す「925」もしくは「STARLING」などのみの場合もございます。
今回ご紹介するリングも裏面に小さく「925」の刻印をみることができます。
指に嵌めれば、間違いなく強い存在感を放つこと請け合い。
「Ugly/アグリー/醜悪」も行き着けば逆に格好良くなるというお手本のような逸品。
たくましい指の貴方に嵌めていただきたいリングです。
◆England
◆推定製造年代:c.1930年代以降
◆素材:スターリングシルバー
◆サイズ:約27.5-28号
◆重量:12g
◆在庫数:1点のみ
【NOTE】
*古いお品物ですので、一部に小傷や汚れがみられます。詳細は画像にてご確認ください。
*画像の備品は付属しません。
*上記ご了承の上、お求めください。
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Todd Lowrey Antiques
by d+A