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Saturday

どんなに小さくても / Antique Victorian Miniature Reversible Compass

 英国アンティーク、ミニチュアリバーシブルコンパス。












こんなに小さいのに、しっかり機能している愛らしいミニチュアコンパスをご紹介いたしましょう。



直径わずか1.6cmほど。


両面がガラスなので、向こう側が透けて見えるのですが、その中央にはまるで生き物のように動く方位磁針が浮かんで見えます。


小さな小さな手書きの文字も素朴で、作り手の愛情が感じられます。

表裏異なる個性をもったデザインで、いずれの面でも方位が確認が可能。見る面によって印象が変わるのも面白く、裏表返しつつ眺めてしまう魅力に溢れています。



恐らく、ペンダントヘッド用のミニチュアコンパスと思われますので、アクセサリーパーツとしてご利用いただくのもよろしいかもしれません。

作られた年代は古く、19世紀後半ヴィクトリア時代と推測いたします。



遥かヴィクトリアンから届いた、英国アンティークの極小の一品。

手の中で揺れる方位磁針を眺めつつ、世紀を超えた昔へと想いを馳せてみるのはいかがでしょうか。



◆England

◆推定製造年:c.1890年代頃

◆素材:ガラス・真鍮

◆サイズ:直径約1.6cm 厚さ約0.65cm 

◆重量:3g

◆在庫数:1点のみ



【NOTE】

*古いお品物ですので、一部に微細な傷や金属部の経年変化がみられますが、ガラス部分に目立つ傷はなく、動作も正常です。

*詳細は画像にてご確認ください。

*画像の備品は付属しません。

*上記ご了承の上、お求めください。



アイテムのご購入はショップにてどうぞ。

こちらのバナーからご来店いただけます。



Todd Lowrey Antiques

by d+A

微笑むレディに見守られて / Antique Miniature Lady Portrait in Ebonised Frame

 英国アンティーク、エボナイズドフレーム入りミニアチュール。


















英国からの古いミニアチュールをご紹介いたしましょう。



ミニアチュールとは、西洋中世の写本の装飾文字・挿絵・装飾画のこと。朱色の顔料ミニウム/minium(ラテン語)を用いたところからこの呼び方となりました。

またそこから派生して、緻密に描かれた小さな絵のこともミニアチュールと呼びます。

写真が一般的ではない時代、人々は愛する人の肖像画をペンダントやブローチにして身に着けたり、フレームにいれて飾りました。

ヨーロッパでは16世紀から19世紀まで多く製作されたようです。



今回ご紹介するのは、帽子をかぶったレディのミニアチュール。

髪を高く結い上げ、白い襟元に黒っぽいショールを羽織っています。

だいぶ色褪せてはおりますが、青い目と微かにほほ笑む口元をみることができ、ふんわりした優しい印象を持っています。

絵はオリジナルで、絵の具の種類は定かではございませんが、筆致の味わいを感じることができます。


背面をみると、昔ながらの金属の爪で抑えるタイプの止め方となっています。


そして印象的なのは背面の厚紙。

図柄は英国連合王国を象徴する国章です。

上部の「By Special Appointment」、下部の「To Her Majesty」などから、王室ご用達の関係と思われます。

左上に「Cullery Repaired」右上に「Groud & Polised」の文字が見えることから、中央の「CUTLER」は「刃物屋、刃物商」の意味、「HURST」は屋号なのではないかと推測いたします。一番下に住所らし文字がみえますが、一部しかないため特定は出来ませんでした。

恐らくはミニアチュールとは直接関係がなく、手元にあったちょっと素敵な厚紙を使った、ということかと思います。




そっと爪を開いて、取り出してみました。


ミニアチュールを手に取ると、描かれているのは、樹脂のような薄いもの。

販売していたディーラーによれば、おそらくセルロイドであろう、とのことでした。


セルロイドは世界で初めての人工プラスティック。

英国バーミンガム出身の発明家アレキサンダー・パークスによって1850年代に開発されたものです。

本格的な生産は1870年代頃からといわれておりますので、おそらくこのミニアチュールは1880年以降くらいのお品物と思われます。



最後にフレームをみてみましょう。

このようなエボナイズドの板にオーバル型(もしくは矩形)の抜き、そしてワンポイントの金物で吊ることができるミニアチュールは、英国ジョージアンからヴィクトリアンにかけてみることが出来ます。


「エボナイズド」仕上げとは、英国やフランスのアンティーク家具などでもみられる黒い塗装仕上げのこと。

エボニーとは黒檀のことで、黒檀のように仕上げることをエボナイズドとよびます。

遥か東洋からやってきた黒檀の装飾品に驚嘆した、かつての富裕層やキャビネットメーカーが生み出した仕上げのひとつであり、エボナイズド仕上げに黄金色のオルモルを合わせたり、セーブルの陶板をはめ込んだりしたキャビネットは、最高級品として英国やフランスの王侯貴族たちに愛されてきました。



そんなエボナイズドの板を使ったフレームの中に入れるものは肖像画が定番。

ワンポイントの金物はどんぐりが人気のようですが、他に蜜蜂やクラウン、薔薇なども見かけます。



今回ご紹介するフレームの吊り金具には、小さなどんぐりとオークの葉がついており、英国人が大好きなモチーフとなっています。

残念ながら取り付け部分背面の材が少し欠けており、無理矢理つけた感じの止め方となっておりますが、現在のところ問題なく吊ることができます。



漆黒の板に輝く生命の象徴、どんぐりのワンポイント。

オーヴァルの中におさまるヴィクトリア朝のレディは、もとの描き方か歳月のせいか、どこか現代アートのような印象をもち優しく微笑んでいます。


世紀を超えてきた小さな芸術作品を是非お手元でご鑑賞ください。



◆England

◆推定製造年代:c.1880-1900年代頃

◆素材:木・金属・ガラス・紙・樹脂

◆サイズ:幅約11cm 高さ約13.2cm 厚み約0.8cm

◆重量:110g

◆在庫数:1点のみ



【NOTE】

*古いお品物ですので、一部に小傷や汚れ、変色や材の欠けがみられます。

*中の絵を抑えている背面金属部分の爪は開閉可能ですが、構造上頻繁な開閉には適しておりません。

*既に数か所の爪が失われておりますが、現状では残り部分でしっかりととまっています。

*爪の先端は鋭いです。もし開閉を行う場合は、マイナスドライバーやペンチなどの工具を使われることをお勧めします。

*ガラスに欠けやヒビはございません。

*詳細は画像にてご確認ください。

*画像の備品は付属しません。

*上記ご了承の上、お求めください。





アイテムのご購入はショップにてどうぞ。

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Todd Lowrey Antiques

by d+A


Wednesday

涙の雫とケルティックノット / Vintage Sterling Silver Necklace with Teardrop Charm

 英国ヴィンテージ、シルバーネックレス。














英国のマーケットで手に入れたネックレス。



ティアドロップのフォルムをしたヘッドチャームのモチーフは、ケルティックノットです。



「ケルティック・ノット/Celtic knot」とは、日本語では「ケルトの組み紐文様」などとよばれる文様のこと。

多様な結び目やスタイルがあり、様々な意味が込められながら、古代ケルト人によって建築物のレリーフや装身具などに使われてきました。


ケルトには肉体は滅びても魂は不滅という輪廻転生の宗教観があります。

ケルティック・ノット始まりも終わりも無い循環する文様が数多くあり、その考えを象徴するともいわれています。



また、ティアドロップ(涙型)のフォルムには、古くから、乾いた大地に潤いを与える神々の涙の雫を連想させるイメージがあり、そのことから「生きるエネルギー」という意味が込められているといわれます。



チャーム、チェーン共に材はスターリングシルバー。

英国においてスターリングシルバー(銀の純度92.5%)はホールマークによって管理されておりますが、ジュエリーなどの小さなものにおいては必ずしもホールマークは刻印されておらず、銀の純度を示す「925」もしくは「SILVER」「STARLING」などのみの場合もございます。

このネックレスも、チャームの裏面及びチェーン留め具部分に925の刻印を見ることが出来ます。



人々の想いが込められたモチーフを表現したシルバーネックレスは、男性はもちろん、女性にもおすすめ。

纏う人の感性を豊かに表現する、英国ヴィンテージのひとしなです。



◆England

◆推定製造年代:c.1970年代以降

◆素材:シルバー925

◆サイズ:チェーンの環から環の長さ約45cm

◆総重量:3g

◆在庫数:1点のみ



【NOTE】

*古いお品物ですので、一部に小傷や汚れ、変色がみられます。詳細は画像にてご確認ください。

*チェーン留め具は問題なく稼働します。

*画像の備品は付属しません。

*上記ご了承の上、お求めください。




アイテムのご購入はショップにてどうぞ。

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Todd Lowrey Antiques

by d+A


レンズの奥に魅了されて / Antique Magic Lantern Brass Mounted Condensing Lens

 英国アンティーク、マジックランタン(幻灯機)のレンズパーツ。















Magic Lantern「マジックランタン」、ご存知でしょうか?


日本語では幻灯機。


デジタル全盛の現代では、35㎜スライド映写機でさえ、レトロな趣きやノスタルジックな感情を抱かされますが、


ロウソクやランプを光源に、ガラスに描かれた図像を、レンズを通してスクリーンに投影するという仕掛けのマジックランタンは、

現代のプロジェクターやスライド映写機の原型と言えます。


諸説ありますが、西洋では17世紀にイエズス会のアタナシウス・キルヒャーが 文献に記したのが最初といわれています。


英国では19世紀ヴィクトリア時代に、マジックランタンの巡回上映が盛んとなり、たいそうな人気を博しました。

様々な工夫をこらしたガラスのスライドを駆使し、ドラマティックに演出された上映に、子供はもちろん大人も夢中になったといわれています。


その後は映画の発展によりマジックランタンは時代に取り残され、一部のコレクター達のみが愉しむアイテムへと変わってゆきました。




今回ご紹介するアイテムは、そのマジックランタンのレンズパーツ。


時代を感じる真鍮のボディ、両面がすっぱりと平坦で潔い円柱形は、思わず覗き込まずにはいられない不思議な魔力があります。


これはマジックランタンの内部に使われていた Condensing Lens(集光レンズ)とよばれるパーツ。

凸面ガラスが2個、円柱内部で向かい合うように組み合わされているため、この不思議な見え方となるのです。



推定製造年代は20世紀初頭、エドワーディアンの頃。

1920年代にはいるとトーキー映画が作り始められますので、1910年代はマジックランタン最後の世代といえるのかもしれません。




拡大鏡として、そのまま直接置いてご利用いただけますが、片側のレンズは脱着可能なので、取り外してご使用できます。


800g強のボディは、ペーパーウェイトとして適当な重さであり、デスクトップアイテムとしても最適です。


用途は様々ですが、なによりも不思議な映りこみが放つ独特の雰囲気こそが最大の魅力。


飽きることなく眺めることが出来てしまう、危ういまでの存在感は唯一無二といえるでしょう。




遠くエドワーディアンの英国からの幻灯が、ひそやかに見えてきそうな、英国アンティークの逸品。

是非お手元でご鑑賞ください。




◆England

◆推定製造年代:c.1900-1910年代頃

◆素材:ガラス・真鍮

◆サイズ:直径約11cm 高さ約4.8cm 

◆重量:814g

◆在庫数:1点のみ



【NOTE】

*古いお品物ですので、一部に微細な傷や汚れがみられますが、ガラス部分に目立つ傷はなく、とても良い状態です。

*詳細は画像にてご確認ください。

*画像の備品は付属しません。

*上記ご了承の上、お求めください。



アイテムのご購入はショップにてどうぞ。

こちらのバナーからご来店いただけます。



Todd Lowrey Antiques

by d+A