フランスヴィンテージ、くるみ割り器。
はるか紀元前から使われていたというナッツクラッカー(くるみ割り器)。
ネジ等で締めて殻を割る「万力型」、そして今回ご紹介するような「やっとこ型」などが代表的なものであり、他の種類もあるようですが、どれも胡桃を代表とするナッツ類の硬い殻を割るために、いろいろな工夫が施されています。
今回ご紹介するナッツクラッカーは、フランスからのお品物。仕組みはシンプルで、任意の場所に胡桃を挟み、ぎゅっと手で締めて殻を割る、ただそれだけ。
特徴的なのはイーグル(鷲)をイメージしたようなフォルム。
たくましいクチバシ、頭頂部の冠羽(かんう)と呼ばれる羽、獰猛そうな足、細かな羽毛などが表現されており、記憶にしっかり残る存在感をもっています。
またよく見れば、挟む部分根元近くには滑りどめの凹凸があったり、中心部には鋭い凹凸があり、小さな物から大きな物までしっかりホールドしてくれる形につくられています。
クチバシ部分にはもっと小さい(たとえばピシタチオ?)ものを割ることに使えそうですし、脚部分はボトルオープナーの形状にみえますので、便利にお使いいただけるのではないでしょうか。
つまり、機能とデザインが一体となった、愛おしき生活道具であるイーグル…という訳です。
実際に胡桃を割ってみましたので、よろしければ動画にてご確認ください。
胡桃やナッツを割っていただくことはもちろん、例えばバスケットに胡桃や木の実を盛り付けて、さりげなく一緒にディスプレイしても素敵。
勇ましい独特のフォルムが印象的な、フランスヴィンテージのひとしなです。
◆France
◆推定製造年代:c.1970年代以降
◆素材:金属
◆サイズ:長さ約13.7cm
◆重量:119g
◆在庫数:1点のみ
【NOTE】
*古いお品物ですので、一部に小傷や汚れ、変色がみられます。詳細は画像にてご確認ください。
*画像の備品は付属しません。
*上記ご了承の上、お求めください。
アイテムのご購入はショップにてどうぞ。
こちらのバナーからご来店いただけます。
Todd Lowrey Antiques
by d+A