英国アンティーク、ミニチュアの灯台。
英国のアンティークセンターで手に入れた、高さ16cmほどの小さな灯台。
当店では以前に何度かこのタイプの灯台を取り扱ったことがございます。材はコーニッシュ・サーペンタイン・ストーン。
「サーペンタイン/Serpentine」とは蛇のこと。一般的には「Snake/スネーク」よりも大きな蛇を指します。例えば旧約聖書においてイブにリンゴを食べさせた大きな蛇は「サーペンタイン」と表現されています。
余談ではありますが、英国ではS字のような複数の曲線が組み合わされた曲線を「サーペンタイン」と表現します。前面がくにゃりとした曲線をもつキャビネットは「サーペンタイン・キャビネット」などと言われています。
つまり、サーペンタイン・ストーンとは日本語で蛇紋岩のこと。そして「コーニッシュ」というのは「コーンウォールの」ということ。
蛇紋岩は世界中に広く分布しますが、英国ではコーンウォールの海岸に多くあることで有名。「Kynance cove/カイナンス・コーブ/カイナンスの入り江」が特にその美しさでに名高く、ヴィクトリアンの初期に人気を博し、ヴィクトリアン女王やアルバート王子等、多くの著名人が訪れたといいます。色味は暗めの赤や緑など表情豊かで、比較的加工しやすいことから、多くの加工品がつくられています。
今回ご紹介する灯台もそのうちのひとつ。このタイプの灯台は大きなものから小さなものまで、コーンウォールのお土産物として作られてきました。
正直、石なので製造年代などははっきりわかりません。
1930年代頃というのは、当店で今まで販売してきた灯台と同年代、もしくはもう少し古いかも、という推測となります。形としてはコーンウォール、ランズエンドの沖合約2kmにのロングシップ諸島にあった、18世紀のロングシップ灯台に近いもの。やや大きめのせいか、ベース部分の岩が迫力に溢れ、まるで本当の断崖に灯台が佇んでいるような雰囲気をお愉しみいただけます。
ただ、いっぽうでやや大きめであるせいか、灯台の中央部分に補修跡があり、前に一度壊れてしまったのかな、と思います。サーペンタイン・ストーンは複数の色が混じった質感であるため、補修跡は一見ではわかりづらく、このままのご紹介とさせていただきます。
ミニチュアとして飾っていただいても、668gという重さを活かしてブックエンドとしてもご利用いただけそう
自然が生み出した豊かな文様をもつ小さな灯台。コーンウォールの海岸、地の果てから来た、悠久の時を感じさせる自然の産物は、これからも変わらない姿で貴方の行く先を照らしてくれることでしょう。
◆England
◆推定製造年代:c.1930年代頃
◆素材:サーペンタイン・ストーン
◆サイズ:高さ約16.3cm ベース部分約8.3×8cm
◆重量:668g
◆在庫数:1点のみ
【NOTE】
*古いお品物ですので、一部に欠けが、中央に近い部分に補修跡がみられます。
*移動の際はベース部分をお持ちください。
*詳細は画像にてご確認ください。
*上記ご了承の上、お求めください。
アイテムのご購入はショップにてどうぞ。
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Todd Lowrey Antiques
by d+A












