シルバー・グリップに加えシャフトに最高級素材・マラッカ藤を使った高級アンティーク・ステッキ。
17世紀、男性が剣を持たなくなった代わりに持ちはじめたといわれるステッキ。
その頃から、「象牙のグリップにマラッカ藤のシャフト」が高級ステッキの定番素材だったといいます。大航海時代に端を発し、世界中から素晴らしい品物を集めていた英国ならではの、贅沢な組み合わせ。
マラッカ藤(マラッカケイン)とは、マレーシア、マライ半島西岸のマラッカ海峡に面した港湾都市から出荷される周辺地域特産の藤の茎のことです。
もともとの材に斑(フラワー)が入っており、使えば使うほどそれが濃くなり、全体に艶がでてきて、しっとりと飴色になるのが特徴。
その艶具合や斑などは個体差があり、その表情を愉しむのがマラッカケイン愛好者の愉しみであるといっても過言ではありません。
軽く丈夫で表情豊か、そしてエイジングもたのしめるマラッカケインは、杖はもちろん、傘の柄にも使われており、現代においても英国紳士が大好きな素材。英国王室御用達、老舗の傘メーカーFOXも、傘の柄の定番素材としてマラッカ藤を取り揃えています。
今回ご紹介するステッキは、シャフトがそのマラッカ藤、そしてグリップはシルバーでできている最高級の逸品。
シャフトにはなんとも味わい深い斑がまるで絵画のように現れており、自然の奥深さを感じさせます。シンプルなグリップには、だいぶすり減ってはおりますが、確かにスターリングシルバーのホールマークが確認できます。それによれば、1888年にロンドンのアセイオフィスで認可を受けた品物であることがわかります。
グリップにはやはり「1888」の刻印が大きく施され、その上には「 E ・L 」のイニシャルがみえます。きっと持ち主のイニシャルでしょう。・・・エドガー・ルイス?・・・エリオット・ラングトン?(適当です)
英国では、イニシャルや名前、そしてその年(月日)を刻印して贈り物とすることは、しばしばみられること。
恐らく何かの記念に、周囲の人から、E・L氏へ1888年に贈られた杖なのではないでしょうか。
1888年、レイトヴィクトリアン、大英帝国の爛熟期。
霧の都ロンドンの街角を、杖をお供に散歩する壮年の英国紳士が目に浮かぶようです。
ヴィクトリア時代のロンドンからやってきた飴色の杖。
130年間、どんな物語をみてきたのでしょうか。
今度は貴方が、その物語の続きを紡いでください。
◆London,England
◆推定製造年代:c.1888年
◆素材:スターリングシルバー、マラッカ藤
◆サイズ:全体長さ約86.2cm グリップ直径約2.8cm
◆重量:約189g
◆在庫数:1点のみ
【NOTE】
*古いお品物ですので、一部に小傷や汚れ、歪みや変色がみられます。詳細は画像にてご確認ください。
*画像の備品は付属しません。
*上記ご了承の上、お求めください。
アイテムのご購入はショップにてどうぞ。
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紳士の為の西洋小物骨董店 トッドローリイ・アンティークスの
詳細画像や情報をご紹介しているブログです。
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Wednesday
逆境に打ち勝って栄光の星へ / Antique Walking Stick "Royal Flying Corps"
1912-1918年の間のみ存在した、英国王立陸軍航空隊の紋章いりアンティーク・ステッキ。
ライト兄弟が有人飛行を行ったのが1903年。
飛行機は、第一次大戦(1914-1918)初期頃まではあまり能力や信頼性が低く、実際には主として偵察機として使用されていたといいます。
戦争は飛行機の能力を飛躍的に高め、双葉機から単葉機へ、木製の骨組に羽布張りから金属の機体へかわっていったのも第一次大戦中のことでした。
第一次大戦前夜、1912年4月に英国王立陸軍の一組織として組織されたロイヤルフライングコープス。
時代の流れとともにその役割は増大し、第一次大戦が終わった1918年には、「ロイヤルエアフォース/Royal Air Force/英国王立空軍」が誕生。
ロイヤルフライングコープスは、ロイヤルエアフォースへと名前を変えることとなったのです。
つまり、ロイヤルフライングコープスという名称があったのは1912年から1918年の6年間のみ。
まさに時代の先駆け、一瞬の蕾のような存在だったといえるでしょう。
ちなみにロイヤルフライングコープスのモットーは「 Per Ardua ad Astra」。
英語では「Through Adversity to the Stars」「逆境に打ち勝って栄光の星へ 」・・・でした。
今回ご紹介するステッキには、そのロイヤルフライングコープスの紋章が刻まれています。
バンドには翼と月桂樹に囲まれた王冠のエンブレム。
唐草文様が施されたグリップのトップには「RFC」の文字をみることができます。
軍隊には「Swagger Stick」とよばれる将校などが鞭代わりにもつ短いステッキがありますが、このステッキはしっかりと長いウォーキングステッキ。
従軍中ではなく、日常生活で使用するためのものです。
想像ではありますが、ロイヤルフライングコープス退役後の軍人が、その当時の記念に造らせた・・・
もしくは、退役記念の品物として後輩たちから贈られたものかもしれません。
英国スターリングシルバーに刻印されるホールマークは見当たりませんが、バンド部分には「STARLING」の文字が刻印されています。
ホールマークはその印がないと市場に出荷できない、という決まりのもとに刻印されていましたので、オーダーメイド品はその決まりに沿っていないものもあったようです。
シャフトの木はその杢目からしてウォールナットと思われます。
世界三大銘木のひとつともいわれるウォールナットは、強く加工しやすく、その美しい杢目から高級家具にも使われてきた最高級の木材です。
グリップは小さめですが握りやすく、美しい唐草文様が絶好の滑りどめとなっています。
トップのロイヤルフライングコープス刻印は、エッジがかなり緩やかになっており、実際に使われてきた歳月を感じさせます。
そして、石突(先端)部分の金属が比較的きれいなのは、大切にメンテナンスされてきた証のように思えます。
かつて飛行機乗りだった英国の退役将校が生涯大切に手元に置いていたであろう、1本のステッキ。
そこには彼の誇りと想い出が詰まっていたのかもしれません。
時代を映し出す、とても貴重なアンティーク・ステッキ。
ぜひこの機会に手に入れてください。
◆England
◆推定製造年代:c.1912-1920年代頃
◆素材:スターリングシルバー、木(おそらくウォールナット)
◆サイズ:全体長さ約82cm グリップ直径約3.2cm
◆重量:約159g
◆在庫数:1点のみ
【NOTE】
*古いお品物ですので、一部に小傷や汚れ、変色がみられます。詳細は画像にてご確認ください。
*画像の備品は付属しません。
*上記ご了承の上、お求めください。
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「英国王立陸軍航空隊/Royal Flying Corps/ロイヤルフライングコープス」。
その名前を知る人は多くないのではないかと思います。ライト兄弟が有人飛行を行ったのが1903年。
飛行機は、第一次大戦(1914-1918)初期頃まではあまり能力や信頼性が低く、実際には主として偵察機として使用されていたといいます。
戦争は飛行機の能力を飛躍的に高め、双葉機から単葉機へ、木製の骨組に羽布張りから金属の機体へかわっていったのも第一次大戦中のことでした。
第一次大戦前夜、1912年4月に英国王立陸軍の一組織として組織されたロイヤルフライングコープス。
時代の流れとともにその役割は増大し、第一次大戦が終わった1918年には、「ロイヤルエアフォース/Royal Air Force/英国王立空軍」が誕生。
ロイヤルフライングコープスは、ロイヤルエアフォースへと名前を変えることとなったのです。
つまり、ロイヤルフライングコープスという名称があったのは1912年から1918年の6年間のみ。
まさに時代の先駆け、一瞬の蕾のような存在だったといえるでしょう。
ちなみにロイヤルフライングコープスのモットーは「 Per Ardua ad Astra」。
英語では「Through Adversity to the Stars」「逆境に打ち勝って栄光の星へ 」・・・でした。
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| Royal Flying Corps Recruiting poster |
今回ご紹介するステッキには、そのロイヤルフライングコープスの紋章が刻まれています。
バンドには翼と月桂樹に囲まれた王冠のエンブレム。
唐草文様が施されたグリップのトップには「RFC」の文字をみることができます。
軍隊には「Swagger Stick」とよばれる将校などが鞭代わりにもつ短いステッキがありますが、このステッキはしっかりと長いウォーキングステッキ。
従軍中ではなく、日常生活で使用するためのものです。
想像ではありますが、ロイヤルフライングコープス退役後の軍人が、その当時の記念に造らせた・・・
もしくは、退役記念の品物として後輩たちから贈られたものかもしれません。
英国スターリングシルバーに刻印されるホールマークは見当たりませんが、バンド部分には「STARLING」の文字が刻印されています。
ホールマークはその印がないと市場に出荷できない、という決まりのもとに刻印されていましたので、オーダーメイド品はその決まりに沿っていないものもあったようです。
シャフトの木はその杢目からしてウォールナットと思われます。
世界三大銘木のひとつともいわれるウォールナットは、強く加工しやすく、その美しい杢目から高級家具にも使われてきた最高級の木材です。
グリップは小さめですが握りやすく、美しい唐草文様が絶好の滑りどめとなっています。
トップのロイヤルフライングコープス刻印は、エッジがかなり緩やかになっており、実際に使われてきた歳月を感じさせます。
そして、石突(先端)部分の金属が比較的きれいなのは、大切にメンテナンスされてきた証のように思えます。
かつて飛行機乗りだった英国の退役将校が生涯大切に手元に置いていたであろう、1本のステッキ。
そこには彼の誇りと想い出が詰まっていたのかもしれません。
時代を映し出す、とても貴重なアンティーク・ステッキ。
ぜひこの機会に手に入れてください。
◆England
◆推定製造年代:c.1912-1920年代頃
◆素材:スターリングシルバー、木(おそらくウォールナット)
◆サイズ:全体長さ約82cm グリップ直径約3.2cm
◆重量:約159g
◆在庫数:1点のみ
【NOTE】
*古いお品物ですので、一部に小傷や汚れ、変色がみられます。詳細は画像にてご確認ください。
*画像の備品は付属しません。
*上記ご了承の上、お求めください。
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Stick
知の黄金を守る対の鷲獅子 / Antique Griffin Book Ends
幻獣・グリフィンが施された、英国アンティークの美しいブックエンド。
グリフィン/Griffinとは、は、鷲(あるいは鷹)の翼と上半身、ライオンの下半身をもつ幻獣。
古くから言い伝えに登場しており、古代ギリシアの歴史家ヘロドトス(BC485-420頃)も、著書の『歴史』の中で翼のある怪物としてグリフィンに触れているほどです。グリフィンの役割は、天上界の神々の車をひくこと、そして黄金を守る、もしくはディオニュソスの酒甕を守ること。
紋章学では、グリフィンは黄金を発見し守るという言い伝えから、「知識」を象徴する図像として用いられてきました。
そんなグリフィンが鎮座する、英国アンティークのブックエンドは、イングランド北部の街からやってきました。
幾重にも積み重ねられた台座に座りながら羽を広げ、前脚を踏ん張り、今にも飛び立ちそうな1対のグリフィン。本を支える背面部分は、どこまでも続くようなアラベスク文様の美しい透かしのパターンとなっています。トップには花、もしくは果物を盛られたスタンドディッシュが配され、更なる豊穣を示唆するよう。
はるか古代から人々が畏怖する、最強の幻獣を一対。
貴方の知をまもる守護神として、これ以上のお品物があるでしょうか。
◆England
◆推定製造年代:c.1920年代
◆素材:真鍮
◆サイズ:幅約11.2 奥行き約12.1 高さ約17.5cm (1ピースあたりの寸法です)
◆重量:約1.5kg(2ピースの重量です)
◆在庫数:1セットのみ(2ピースで1セットです。1セットでの販売です)
【NOTE】
*古いお品物ですので、一部に小傷や汚れ、錆びや変色がみられます。詳細は画像にてご確認ください。
*全体としては通常のご使用に十分耐える、よいコンディションだと思います。ご了承の上、お求めください。
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Book Stand/Book Ends
Saturday
海の様に広く、井戸の様に深く / Antique Chessmen & Draughts Board
K&C社による箱入りチェスの駒と、銘木チェス(ドラフツ)ボード。
イングランド北部で買い付けた、箱入りのチェス駒とチェス(ドラフツ)ボード、セットでのご紹介です。
チェスの駒は英語で「chessman」。複数では「chessmen」となります。
32ピース揃ったチェスメンは、伝統的なスタントンスタイル。
風格たっぷりの木箱に収納されています。
紙ラベルには「chessmen」と「K&C Ltd London」、そして「MADE IN FRANCE」の文字。K&C Ltd Londonとは、20世紀初頭、チェスやバックギャモン、スヌーカーなどゲーム関連のグッズを販売していた英国の商社と思われます。
チェスメンも、今回ご紹介するもの以外にも、異なるデザインのものも多く販売されていました。
ただ、どうやらこのチェスメンはフランス製。
製造年代は1930-1950年頃と思われます。
また、セットされたボードはこぶりで風格溢れる逸品。
周囲の縁や底面はローズウッド、表面の材はマホガニーと思われます。
ローズウッドは木の中でも特に重いため、見た目の小ささから、手に持った時は驚くほど重く感じられることでしょう。製造年代は19世紀終わり、レイトヴィクトリアンと思われます。
ただ・・・このボード、少し変わったところがあるのですが、お気づきになりましたでしょうか?
一般的にチェスのマス目は8×8の64マス。そして1-8までの数字とa-hまでのアルファベットを組み合わせて場所を特定するようになっています。
ところが、このボードは同じ8×8の64マスながらも、黒マス部分のみに1から32までの数字が彫り込まれています。
実は、この数字はドラフツ用の番号。ドラフツ(Draughts)とは、アメリカではチェッカー(checkers)とよばれるボードゲームの一種。
縦横8マスのチェスボードを用いるものと、9マス、10マスの独自のボードを用いるものがありますが、使用するのは黒マスのみ。そのため、黒マスのみに数字がふってあるのです。
ドラフツの歴史は、12世紀の南フランスでチェスの盤にバックギャモンの駒を並べてアルケルケをやったところから始まったと言われています。アルケルケは、5×5の盤に白石と黒石を12個ずつ並べ、相手の石を飛び 越すことで取れ、たくさん取った方の勝ちというスペインのゲーム。 そのスペインにはイスラム教徒がもたらしたと言われ、そのルーツは、古代エジプトの方形盤ゲームにあるとも言われています。
英国においては、日本よりははるかに多くの人が愉しむというドラフツ。
ごく身近にあるチェスのボードとバックギャモンの駒をつかってプレイすることができるからでしょうか。
かつてドラフツ(チェッカー)の世界チャンピオンであったアメリカの故Tinsley博士は
「チェスは海のように広いが、チェッカーは 井戸のように深い。」と言って、その知的ゲーム性を最高度に評価したといいます。
・・・こんな想像はいかがでしょう。
イングランド北部の小さな町。
家に古くからある、ご先祖様から受け継いだドラフツのボード。
でもお爺様はドラフツよりはチェス派で、当時最新のフランス製チェスメンを購入。
家にはいつの間にかそれらがセットでおかれ、家族はそのチェスメンとボードで当たり前のようにチェスばかり・・・。
近年は「マインドスポーツ」とよばれる、高い思考能力を用いて競われるゲーム達。
その長い歴史がごく日常的に刷り込まれた、英国文化を感じられるようなセットとなっています。
チェスでも、そしてドラフツでも。
プレイして奥深く、飾って美しい。
ストーリーを秘めた、価値ある英国アンティークの佳品です。
◆England/France
◆チェスメン(駒)推定製造年代:c.1930-1950年代頃
◆ボード 推定製造年代:c.1890年代頃
◆素材:木
◆ボードサイズ:幅約19.8cm 奥行き約19.8cm 高さ約2cm
◆チェスの駒:キングの高さ約5.5cm 直径2.2cm
◆重量:ボード551g 箱入チェスメン208g
◆在庫数:1セットのみ
【NOTE】
*箱入りチェスの駒(32ピース)、及びボード1枚、セットでの販売です。
*古いお品物ですので、一部に小傷や汚れが、箱のラベルには破れがみられます。
*チェスボードには塗装の剥がれや割れ、材のカケがみられます。
*キングやクィーンは、かなりマス目ぎりぎりの大きさとなっています。画像にてご確認ください。
*画像の備品は付属しません。
*上記ご了承の上、お求めください。
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イングランド北部で買い付けた、箱入りのチェス駒とチェス(ドラフツ)ボード、セットでのご紹介です。
チェスの駒は英語で「chessman」。複数では「chessmen」となります。
32ピース揃ったチェスメンは、伝統的なスタントンスタイル。
風格たっぷりの木箱に収納されています。
紙ラベルには「chessmen」と「K&C Ltd London」、そして「MADE IN FRANCE」の文字。K&C Ltd Londonとは、20世紀初頭、チェスやバックギャモン、スヌーカーなどゲーム関連のグッズを販売していた英国の商社と思われます。
チェスメンも、今回ご紹介するもの以外にも、異なるデザインのものも多く販売されていました。
ただ、どうやらこのチェスメンはフランス製。
製造年代は1930-1950年頃と思われます。
また、セットされたボードはこぶりで風格溢れる逸品。
周囲の縁や底面はローズウッド、表面の材はマホガニーと思われます。
ローズウッドは木の中でも特に重いため、見た目の小ささから、手に持った時は驚くほど重く感じられることでしょう。製造年代は19世紀終わり、レイトヴィクトリアンと思われます。
ただ・・・このボード、少し変わったところがあるのですが、お気づきになりましたでしょうか?
一般的にチェスのマス目は8×8の64マス。そして1-8までの数字とa-hまでのアルファベットを組み合わせて場所を特定するようになっています。
ところが、このボードは同じ8×8の64マスながらも、黒マス部分のみに1から32までの数字が彫り込まれています。
実は、この数字はドラフツ用の番号。ドラフツ(Draughts)とは、アメリカではチェッカー(checkers)とよばれるボードゲームの一種。
縦横8マスのチェスボードを用いるものと、9マス、10マスの独自のボードを用いるものがありますが、使用するのは黒マスのみ。そのため、黒マスのみに数字がふってあるのです。
ドラフツの歴史は、12世紀の南フランスでチェスの盤にバックギャモンの駒を並べてアルケルケをやったところから始まったと言われています。アルケルケは、5×5の盤に白石と黒石を12個ずつ並べ、相手の石を飛び 越すことで取れ、たくさん取った方の勝ちというスペインのゲーム。 そのスペインにはイスラム教徒がもたらしたと言われ、そのルーツは、古代エジプトの方形盤ゲームにあるとも言われています。
英国においては、日本よりははるかに多くの人が愉しむというドラフツ。
ごく身近にあるチェスのボードとバックギャモンの駒をつかってプレイすることができるからでしょうか。
かつてドラフツ(チェッカー)の世界チャンピオンであったアメリカの故Tinsley博士は
「チェスは海のように広いが、チェッカーは 井戸のように深い。」と言って、その知的ゲーム性を最高度に評価したといいます。
・・・こんな想像はいかがでしょう。
イングランド北部の小さな町。
家に古くからある、ご先祖様から受け継いだドラフツのボード。
でもお爺様はドラフツよりはチェス派で、当時最新のフランス製チェスメンを購入。
家にはいつの間にかそれらがセットでおかれ、家族はそのチェスメンとボードで当たり前のようにチェスばかり・・・。
近年は「マインドスポーツ」とよばれる、高い思考能力を用いて競われるゲーム達。
その長い歴史がごく日常的に刷り込まれた、英国文化を感じられるようなセットとなっています。
チェスでも、そしてドラフツでも。
プレイして奥深く、飾って美しい。
ストーリーを秘めた、価値ある英国アンティークの佳品です。
◆England/France
◆チェスメン(駒)推定製造年代:c.1930-1950年代頃
◆ボード 推定製造年代:c.1890年代頃
◆素材:木
◆ボードサイズ:幅約19.8cm 奥行き約19.8cm 高さ約2cm
◆チェスの駒:キングの高さ約5.5cm 直径2.2cm
◆重量:ボード551g 箱入チェスメン208g
◆在庫数:1セットのみ
【NOTE】
*箱入りチェスの駒(32ピース)、及びボード1枚、セットでの販売です。
*古いお品物ですので、一部に小傷や汚れが、箱のラベルには破れがみられます。
*チェスボードには塗装の剥がれや割れ、材のカケがみられます。
*キングやクィーンは、かなりマス目ぎりぎりの大きさとなっています。画像にてご確認ください。
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*上記ご了承の上、お求めください。
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最後のインド皇帝にして善良な王の始まりの時 / Antique CORONATION Cup of George VI
1937年、ジョージ6世戴冠記念マグカップ。
ジョージ6世、ご存知でしょうか。
ヴィクトリア女王のひ孫にあたり、一度は兄のエドワードが王となりましたが、彼がアメリカ人女性ウォリス・シンプソンとの結婚を望み、退位したことから思いがけず王位を継ぐことになった人物です。
2010年の映画「英国王のスピーチ」の主役、というとお分かりになるかたも多いかもしれません。
軍人として第一次大戦に従軍し、王としては第二次大戦を経験したジョージ6世。
困難な時期を大変な立場で過ごした彼は、誠実な人柄で、「善良王」として人々から愛されたといいます。
今回ご紹介するコロネーション・アイテムは、そんあジョージ6世の戴冠記念マグカップです。
正面には王冠を掲げたオーバル(飾りは月桂樹の葉とチュードルローズ)にジョージ6世の横顔がおさまり、
戴冠式が行われた「May 12 1937/1937年5月12日」の文字が美しくレイアウトされています。
背面にも文字がみられます。
「FID DEF IND IMP」
これはラテン語で「REX FIDEI : DEFENSOR : INDIA : IMPERATOR」。
英語にすると「 Defender of the Faith, Emperor of India」となり、日本語では「信仰の擁護者、インド皇帝」となります。
ちなみに、1947年インドは英国から独立したため、ジョージ6世は最後のインド皇帝となりました。
そのため、この文言が使われたのはジョージ6世が最後ということになります。
この頃はまだそれを知る者はなく、その文言は王冠を掲げたチュードルローズ(イングランド)、アザミ(スコットランド)、シャムロック(アイルランド)と合わせられ大英帝国を象徴するデザインとなっています。
底面には以下の文字がみられます。
IDEAL
SEMI PORCELAIN
C & Co_
MADE IN ENGLAND
「SEMI PORCELAIN」は「半磁器」のこと。
たとえば焼成温度は磁器が1250-1350度、陶器が1100度以下なのに対し、
半磁器は1200-1250度くらいといわれています。
また、同じ白色でも、磁器がなめらかで輝くような白に対し、陶器はややざらつく土を感じさせる白、
そして半磁器は粒子がやや粗い磁器のような印象といえるでしょう。
製造メーカーはイングランドのIDEAL Potteryですが、この窯元の詳細は不明。
同時期に色々なデザインのコロネーション・セミポーセリンを生産しています。
歴史の1頁が記された80年以上前のマグカップ。
半磁器の柔らかい白色で造られたコロネーション・カップは
品格がありながらもどこか人の手の温もりが感じられます。
おそばに置いて、英国王室の歴史に想いを馳せてみるのはいかがでしょうか。
◆England
◆IDEAL Pottery
◆推定製造年代:c.1937年
◆素材:半磁器
◆サイズ:底面直径約8.2cm 持手含む総幅約10.5cm 高さ約7.9cm
◆在庫数:1点のみ
【NOTE】
*カケやヒビはございませんが、口に小さな凹みがございます。
*凹みの手触りはやわらかで色が乗っており、釉薬もかかっていますので生産時からのものと思われます。
*他に生産時からと思われるスポッツ等がみられます。
*底面にわずかに汚れがみられます。詳細は画像にてご確認ください。
*80年以上経った半磁器ですので、お取り扱いにはご注意ください。
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ジョージ6世、ご存知でしょうか。
ヴィクトリア女王のひ孫にあたり、一度は兄のエドワードが王となりましたが、彼がアメリカ人女性ウォリス・シンプソンとの結婚を望み、退位したことから思いがけず王位を継ぐことになった人物です。
2010年の映画「英国王のスピーチ」の主役、というとお分かりになるかたも多いかもしれません。
軍人として第一次大戦に従軍し、王としては第二次大戦を経験したジョージ6世。
困難な時期を大変な立場で過ごした彼は、誠実な人柄で、「善良王」として人々から愛されたといいます。
今回ご紹介するコロネーション・アイテムは、そんあジョージ6世の戴冠記念マグカップです。
正面には王冠を掲げたオーバル(飾りは月桂樹の葉とチュードルローズ)にジョージ6世の横顔がおさまり、
戴冠式が行われた「May 12 1937/1937年5月12日」の文字が美しくレイアウトされています。
背面にも文字がみられます。
「FID DEF IND IMP」
これはラテン語で「REX FIDEI : DEFENSOR : INDIA : IMPERATOR」。
英語にすると「 Defender of the Faith, Emperor of India」となり、日本語では「信仰の擁護者、インド皇帝」となります。
ちなみに、1947年インドは英国から独立したため、ジョージ6世は最後のインド皇帝となりました。
そのため、この文言が使われたのはジョージ6世が最後ということになります。
この頃はまだそれを知る者はなく、その文言は王冠を掲げたチュードルローズ(イングランド)、アザミ(スコットランド)、シャムロック(アイルランド)と合わせられ大英帝国を象徴するデザインとなっています。
底面には以下の文字がみられます。
IDEAL
SEMI PORCELAIN
C & Co_
MADE IN ENGLAND
「SEMI PORCELAIN」は「半磁器」のこと。
たとえば焼成温度は磁器が1250-1350度、陶器が1100度以下なのに対し、
半磁器は1200-1250度くらいといわれています。
また、同じ白色でも、磁器がなめらかで輝くような白に対し、陶器はややざらつく土を感じさせる白、
そして半磁器は粒子がやや粗い磁器のような印象といえるでしょう。
製造メーカーはイングランドのIDEAL Potteryですが、この窯元の詳細は不明。
同時期に色々なデザインのコロネーション・セミポーセリンを生産しています。
歴史の1頁が記された80年以上前のマグカップ。
半磁器の柔らかい白色で造られたコロネーション・カップは
品格がありながらもどこか人の手の温もりが感じられます。
おそばに置いて、英国王室の歴史に想いを馳せてみるのはいかがでしょうか。
◆England
◆IDEAL Pottery
◆推定製造年代:c.1937年
◆素材:半磁器
◆サイズ:底面直径約8.2cm 持手含む総幅約10.5cm 高さ約7.9cm
◆在庫数:1点のみ
【NOTE】
*カケやヒビはございませんが、口に小さな凹みがございます。
*凹みの手触りはやわらかで色が乗っており、釉薬もかかっていますので生産時からのものと思われます。
*他に生産時からと思われるスポッツ等がみられます。
*底面にわずかに汚れがみられます。詳細は画像にてご確認ください。
*80年以上経った半磁器ですので、お取り扱いにはご注意ください。
*画像の備品は付属しません。
*上記ご了承の上、お求めください。
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