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Friday

木箱に納められたスイスの測定機器 / Vintage Tension Gauge in Wood Box by HAAG STREIT AG

 スイスヴィンテージ、木箱入りテンションゲージ。





















英国の南部の競馬場で行われていたアンティークフェア。


それほど規模は大きくない割に、クオリティの高いアイテムやこだわりの高いアイテムを見つけることができたフェアでした。そのフェアで手に入れたのが、こちらのテンションゲージ。

売っていたのは腕っぷしの強そうな迫力あるおじ様。あまり見かけない形状に興味をもち、眺めまわす私たちに、気軽に中をとりだして見せてくれました。


「ポスタルスケール・・・じゃないですよね?これは何ですか?」

「そんなこと、わからないよ!」


肩をすくめて言い放つ様に、すがすがしささえ感じました(苦笑)。よくわからないながらも、興味深い機器とぴったりおさまる素敵な木箱、そしておじ様のキャラクターにやられて、手に入れてしまいました。後でよくよく調べてみると、スイス製の測定機器であることがわかりました。


まず、蓋に書いてあるのは以下の通り。


HAAG STREIT AG

LIEBEFELD BERN

CORREX 

50g

MADE IN SWITZERLAND



「HAAG STREIT AG」とは「ハーグ・ストレイト社」のこと。「LIEBEFELD BERN」とはスイス、ベルン州のケーニッツ市にあるリーベフェルトという町のこと。「CORREX」は恐らくブランドもしくは商品名かと思います。 


そして、ハーグ・ストレイト社とは1858年にベルンで創業し、現在でも継続してしているメーカー。主として医療測定機器を製造しており、ウェブサイトを見ればかなり専門的な器具をみることができます。そして、この品物自体は「テンションゲージ/Tension Gauge」と呼ばれるものです。押力や引力、バネの力など物資の運動エネルギーを測るための測定用品であり、棒型やデジタル型など様々なタイプがありますが、今回のお品物はダイヤル型のタイプ。最新型のテンションゲージはハーグ・ストレイト社 オフィシャルサイトでご確認いただくことが出来ます。


ハーグ・ストレイト社 オフィシャルサイト

テンションゲージの頁

https://www.haag-streit.com/haag-streit-diagnostics/products/complements/correx-tension-gauge/



木製ケースに入ったタイプは現在は無く、おそらく今回のお品物は1950-1970年代頃のものと推測いたします。

・・・とはいえ、「じゃあどうやって使うのか」と言われれば、古いもののためどこまで正確な数値をだすのかの保証ができるわけもないので、「見て、試して愉しむのはどうでしょうか」と言わざるを得ません。


古い実験器具などがお好きな方は、必ずしも実用ではなく、見た目の美しさや、そこに込められた思いや歴史を愉しむ方が多いかと思いますので、そのような方向けにご紹介させていただきます。


スイスから来た医療測定機器を、どうぞご自身でご堪能ください。



◆Switzerland

◆推定製造年代:c.1950-1970年代頃

◆素材:金属、木、他

◆サイズ(木箱):幅約10.5cm 奥行き約5.8cm 高さ約3.2cm

◆サイズ(ゲージ):全長約8.2cm 幅約4.1cm 厚み約2cm

◆総重量(木箱+ゲージ):200g

◆在庫数:1点のみ



【NOTE】

*古いお品物ですので、一部に小傷や汚れ、塗装の剥げや変色等がみられます。詳細は画像にてご確認ください。

*測定機器ではありますが、古いものの為、現段階で正確な数値をだしているかは定かではございません。

*画像の備品は付属しません。

*上記ご了承の上、お求めください。





アイテムのご購入はショップにてどうぞ。

こちらのバナーからご来店いただけます。

Todd Lowrey Antiques

by d+A


銀の輝きをセットで愉しむ / Vintage Silver Snake Chain Necklace & Bracelet

 イタリアンヴィンテージ、シルバーのネックレス&ブレスレットのセット。













英国のアンティークフェアで手に入れた、ネックレス&ブレスレットのセット。


販売していたのはお洒落なマダムで、私たちが興味をもつと得意そうに見せてくれました。


「良いデザインよ。イタリアのものなの!」


「イタリア」を殊更強調したマダムの口調が頭に残り、このセットをみるといつもその声が浮かんできております。



基本構造はスネークチェーンで、1コマの目が詰んでおり、表情はとても滑らか。そのチェーンを一部は艶消し、一部は艶ありに仕上げを分けており、中央には2本を編むような加工を施し、豊かな表情を持たせています。ワンポイントのサークルモチーフは控えめながらも知的な印象で、シルバーの持つ雰囲気とよく合っています。サイズさえ合えば、男女ともにお愉しみいただけるデザインといえるでしょう。


凝ったスペックを持ちながらも、さりげなく纏えるのはシルバーの輝きとデザインの良さから。セットでつけて、こだわりの装いを楽しんだり、お二人で、それぞれ着けてみるのも面白いかもしれません。


他とは違うこだわりを求める方へおすすめの、ヴィンテージアクセサリーです。



◆英国買付/Italy

◆推定製造年代:c.1970-1990年代頃

◆素材:シルバー925

◆サイズ(ネックレス):全長約40cm

◆サイズ(ブレスレット):全長約17cm

◆重量(ネックレス):7g

◆重量(ブレスレット):4g

◆在庫数:1セットのみ



【NOTE】

*古いお品物ですので、一部に小傷やわずかな汚れ、変色等がみられますが、全体的にコンディションは良好です。

*詳細は画像にてご確認ください。

*画像の備品は付属しません。

*上記ご了承の上、お求めください。





アイテムのご購入はショップにてどうぞ。

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Todd Lowrey Antiques

by d+A


ボックスウッドと真鍮の幸福な関係 / Antique Brass & Boxwood Folding Ruler by J.Rabone & Sons

 英国アンティーク、折りたたみ式定規。


















英国のアンティークマーケットで手に入れた、天然木に組み込まれた真鍮のメカニズムが映える、折りたたみ定規をご紹介します。


コンパクトに折りたたまれた状態では、全長6インチ(およそ15cm強)、ぱたぱたと全て拡げると、ちょうど24インチなので、およそ60㎝となります。


特筆すべきは、その製作精度と品質で、ボックスウッド/Boxwood に合わせて真鍮製の蝶番やエンドキャップが組み合わされていること。それらはどこまでも繊細で、指の腹で触ってみても天然木と金属パーツのコンビネーションとは思えぬほど、寸分の狂いやズレもなくフラットに仕上がっており、異なる動きを見せる2種類の蝶番は、何度稼働させてもその動きに変化はなく、敢えてゆったり動く様は信頼性の証しといえます。


蝶番の表面に2ヶ所、木部のエッジに1ヶ所、ピンが立っているのですが、たたんだ時にそれらのピンが穴にはまって、ズレを防止させるなどの心憎い配慮もされています。単に機能がそのまま形となったとは思えぬほど、卓越したアイデアとデザイン、当時の英国のクラフトマンシップには感服いたします。


定規のオモテ面には「WARRAND BOXWOOD」と記されています。

「WARRAND_」は「WARRANTED」、そして「WARRANT」とは「保証」の意味ですので、「正確性を保証する」という意味かと思います。そして文字通り、木部の材は最高の「ボックスウッド/Boxwood」 が用いられています。ボックスウッドとは、ツゲの仲間で、緻密な杢目と安定性から、伸縮しにくく折れにくい材料として、古くからチェスの駒や定規類によく使われています。

インチ目盛りは定規の両面に表示されており、オモテ面は1/8インチ、ウラ面は1/16毎に細かい目盛りまで刻まれており、未だ輝きを失わない中央の真鍮蝶番にも同様の目盛りが刻まれています。



寸法の目盛りや数字以外に、J.RABONE & SONS BIRMINGHAM ENGLAND No1167 の文字が刻まれています。


RABONE とは、イングランドの老舗ツール・メーカー。歴史は古く、1784年に定規などのツールの製造会社をバーミンガムで設立しました。以来、定規の他、巻き尺や水平器、温度計などを製造し、他社へも製品を供給。19世紀には多くのパテントを取得、イングランドでも屈指のメーカーとなっていきます。このころの屋号は「John Rabone & Sons」。

1943年に法人化しますが、1963年に Rabone社はシェフィールドの James Chesterman and Co と合併し、その後の表記は「Rabone Chesterman」となります。また、製品に刻まれるロゴが、1930年代以降ですとシンプルな「RABONE」となっていますので、今回ご紹介する「J.RABONE & SONS」の表記は恐らく1930年代以前のものと推測いたします。


長い年月を経て使い込まれ、細かい傷や多少の汚れなどがみられますが、反りもなく、まだまだ現役としてご使用いただけるとても良いお品物です。


あらゆる面で現代では成しえない、1世紀以上も前の英国の伝統ツール。

是非お手元で、その品質をお確かめください。



◆England

◆推定製造年代:c.1900~1920年代頃

◆素材:真鍮、ボックスウッド

◆サイズ:(たたんだ状態)幅約3.4cm 長さ約16.4㎝

◆サイズ:(拡げた状態)幅約1.7~2.7cm 長さ約61.0㎝

◆重量:69g

◆在庫数:1点のみ



【NOTE】

*古いお品物ですので、一部に小傷や汚れ、金属部の経年変化などがみられますが、とても良い状態です。

*詳細は画像にてご確認ください。

*画像の備品は付属しません。

*上記ご了承の上、お求めください。





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by d+A


100年前のスローンストリートから / Antique Cuff Box by WALTER JONES

 英国アンティーク、円筒形のボックス。
















英国のマーケットで手に入れた、赤みがかったブラウンの円筒形ボックス。



底面には以下の文字が箔押しされています。


WALTER JONES

195&196 SLOANE ST.SW


WALTER JONESとは、ヴィクトリアンの後半からエドワーディアンにかけて、ロンドン、スローンストリートにあったお店こと。質の良いハンドバッグやレザー小物などを取り扱う店舗であったようです。


そしてスローンストリートといえば、お洒落なお店が集まるスローンスクエアと、ハロッズがあるブロンプトンロードを結ぶ高級ショッピングストリート。調べてみると、現時点で番地195&196のあたりはルイヴィトン、バレンシアガ、トムフォードなどが軒を連ねるビルの一部分となっています。


そんなWALTER JONES製の円筒形のボックス。


恐らく用途はカフボックスかな、と思います。昔は男性のシャツ高価なため、基本はアンダーシャツを着てその上から着ており、頻繁な洗濯はしませんでした。直接肌にあたるのが襟と袖だったため、その部分は別につけるようになっており、そこだけ交換しながら着続ける、ということが多かったようです。そして洗うにしても、袖と襟が無い方が、ずっと洗いやすかったようです。


そのため、カラー(襟)ボックス、カフ(袖)ボックスは必需品。カラー(襟)ボックスですと直径20cmくらいは必要なのですが、このボックスは外側で直径8cm程度ですので、カフボックスと推測いたしました。シボ調の仕上げと小花の金箔押しが高級感があり、おそらくベースは厚紙で、化粧としてレザーを貼っているものと思われます。底面は布のように見えます。


特に留め具はございませんが、蓋を深く被せるように閉める為、ある程度でしたら逆さにしても落ちてこないほど、かなり安定して閉めておくことができます。



今も昔もお洒落な人々が行き交うロンドン、スローンストリート。

その歴史へ想いを馳せつつ、貴方の大切な物を仕舞ってください。




◆England

◆WALTER JONES

◆推定製造年代:c.1890-1910年代頃

◆素材:革、布、紙(おそらく)

◆サイズ(外寸最大):直径約8.7cm 高さ約5.2cm

◆サイズ(内寸):直径約6.3cm 高さ約3.3cm

◆重量:79g

◆在庫数:1点のみ



【NOTE】

*古いお品物ですので、一部に小傷や汚れ、破れや傷み等がみられます。詳細は画像にてご確認ください。

*画像の備品は付属しません。

*上記ご了承の上、お求めください。





アイテムのご購入はショップにてどうぞ。

こちらのバナーからご来店いただけます。


Todd Lowrey Antiques

by d+A