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Monday

世紀を超えて届く英国からのメッセージ/Antique Inlaied Mahogany Message Box

古艶をもつマホガニーで仕立てた、美しいメッセージボックス。


















メッセージボックスとは、文字どおり手紙やカード、メッセージのメモなどの収納に使うボックスのこと。

ホテルやオフィスなど、多くの事務的なメッセージが行き交う場所では、細かい仕切りのついたメッセージボックスが重宝されていました。

このメッセージボックスも、そんな物のひとつ。

ただ、こぶりなサイズと贅沢な設えから、個人的なオフィスでのメッセージ用、もしくはプライベートな自分専用の書棚がわりに使われていたと思われます。


上段は細かい仕切りに分かれていて、なかのものが取り出しやすいように側板には刳り込みがございます。

ボトムには小さな引き出しが一段。

手前にはちょうどペンが1本入るスペースがあり、奥にはカード等を入れておくことができます。その仕切りにも、ペンが取り出しやすいように丁寧に刳り込みが施されており、作り手のこだわりが感じられます。

引き出しを開け、中に入っているカードを取り出し、ペンでメッセージをしたためる・・・。

そんな流れるような動作が目に見えてくるような作りとなっています。


印象的なのは、天板の見事なインレイ(象嵌細工)。エッジをくるりとまわった線象嵌、そしてコーナーと中央には太陽の光条を表すといわれるロゼッタ。異なる色の木をくりぬき、はめ込むという手のかかる仕事によってもたらされる美しい表情は、このメッセージボックスをいっそう特別な物にしています。

底面には、赤い革が貼られていますが、経年により少し捲れてしまっています。ご希望であれば、フェルトを貼ってお届けいたしますが、あえてこのままご紹介しているのは、革が捲れた部分から、確かなマホガニーの木目が見えているから。そう、このメッセージボックスは、底板にまで「緑の黄金」とよばれるマホガニー材を使用している、贅沢なお品物。


細部にまでこだわりを詰め込み、ずっしりとした重みをもつマホガニーの躯体。

おそばに置けば、19世紀の英国紳士の美学が伝わってきそうな空気を纏っています。


100年以上の時を経ても、今なお色褪せない本物の魅力をもつ、確かな英国アンティークの逸品です。


*スマートフォン等でご覧いただいている方は、こちらのブログから拡大画像がご覧いただけます。


◆England
◆C.1900年代
◆主素材:マホガニー
◆サイズ:幅28.5cm 奥行き21cm 高さ29cm
◆在庫数:1個点のみ


【NOTE】
*古いお品物のため、多少の小傷や汚れ、取手の若干の歪み等がございますが、この年代の物としてはとても良いコンディションです。詳細は画像にてご確認ください。




アイテムのご購入はショップにてどうぞ。
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http://toddlowrey.com/?pid=107010071

Todd Lowrey Antiques

by d+A

優美な楕円に納められたミニマムな大作/Miniature Painting with Oval Frame

手のひらに乗るほどのこぶりなオーバルフレームに、存在感ある絵画がはめ込まれたアンティーク・ミニアチュール。










周囲はアカンサスや帆立貝などヨーロッパの伝統的なモチーフが美しく配されたオーバルフレーム。前面のガラスはドーム状の三次曲面となっており、中のアートワークを引き立てる効果をもっています。

そんな凝ったフレームのなかには、油彩で描かれたオリジナルのアートワーク。

まず印象的なのは、湧き上がる雲をバックにした大木。 樹影からして楡の木と思われます。大木の下には草に覆われた風情溢れる石造りの塔。手前には青い服を着た二人が寄り添うように佇んでいます。シルエットからすると、女性でしょうか。

くすんだ空の色から、嵐の前のようにも見え、巻き起こる風がざわざわと楡の梢を揺らしているような気配が漂ってきそうです。


作家のサインは「Rarg」とも読めまずが、詳細は残念ながら不明。ただ、巧みな筆致から、素人レベルではなく、プロの作家であり、かなりな技量をもっていることが見て取れます。



英国のカントリーサイド。嵐の前のわずかな時間、強くなってきた風に髪をなぶられながら家路を急ぐ姉妹。ざわめく葉陰をくぐりながら、この楡の木の下を通れば、もうすぐ安全な我が家に帰れそう・・・。

そんな庶民の暮らしのひと時を切り取り、オーバルの優美なアートフレームにおさめた、迫力ある佳品。

高さわずか18cmとこぶりながら、存在感溢れるアートなアンティークです。


◆England
◆推定製造年代:1930年代
◆素材:金属・ガラス他
◆サイズ:幅約13.5 高さ約18cm 奥行き約1.5cm
◆在庫数:1点のみ


【NOTE】
*古いものですので、多少の小傷や汚れ等がございますが、全体としては十分実用に耐える、とても良いコンディションです。
*背面には紅いフェルトが貼られています。アートワークとフレームは固定されており、簡単に取り外すことはできません。



アイテムのご購入はショップにてどうぞ。
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Todd Lowrey Antiques
by d+A


ワンポイントの主張/Vintage Czechoslovakia Lapel Pin "International Brno"

チェコスロバキア時代につくられた、ヴィンテージ・ラぺルピン。






ブルー、ブラック、そしてホワイトとレッド、というはっきりとした色が使われているのに、どこかシックで前衛的なデザインなのはチェコだからでしょうか。

使われている文字は"International"" Brno"。おそらくショップや会社などのノベルティとして製作されたものと思われます。裏面には「PRAHA3」の文字が見えます。


このようなピンはハットピン、もしくはラぺルピンと呼ばれ、帽子やジャケットの襟などに刺して楽しむものです。

男性のジャケットの下襟を「ラペル」とよび、そこにあるボタンホールを「フラワーホール」とよびます。これは、もともとは風よけのためにジャケットの襟を立て、とめていたときのボタンの名残。だんだんと襟をたてることはなくなりましたが、英国の皇太子がこの穴に花を入れていたことからフラワーホールと呼ばれるようになったそうです。

現在では社章などのバッジ、ラペルピン、ブローチなどをフラワーホールに挿すことが多いようです。

多くの男性が、いつもは気にもしないフラワーホール。さすがに花は恥ずかしいとは思いますが、小さなラペルピンであれば、さりげないおしゃれが楽しめそうです。

いまはない、チェコスロバキアのヴィンテージ・ラペルピン。

工夫次第でいろいろ愉しめそうな、ちいさなこだわりのアイテムです。



◆Czechoslovakia
◆推定製造年代:1960~1980年頃
◆素材:金属
◆サイズ:飾り部分幅約1.2cm ピンを含めた全体の長さ約3.9cm

【NOTE】
*ヴィンテージ品ですので、多少の汚れや歪みなどがございます。
*ピン先端のキャッチは、現代の日本のものです。あったほうが使いやすいと思い、当店にてご用意いたしました。
*装着時には押し込むだけでとまります。
*外すときには、先端部分のみを軽く伸ばす様にしながら、少しひねると外れます。
*キャッチご不要の場合は、その旨ご連絡いただければ、なしで出荷いたします。(価格は変わりません)


アイテムのご購入はショップにてどうぞ。
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http://toddlowrey.com/?pid=106619362


Todd Lowrey Antiques
by d+A



Sunday

ヴィクトリアンから響く鈴の音の共演/Victorian Servant Bell

凝った細工とめずらしいフォルムをした、ヴィクトリア時代のサーバント・ベル。









このようなタイプのベルは、テーブルベル、もしくはサーバントベル/Servant Bellとよばれており、
文字通りテーブルのうえにおいておき、使用人を呼ぶのに使われました。

日々手にする身近なものだからこそ、凝ったデザインのものや、様々なシェイプのものがあり、持ち主の好みを反映させたものであるといえるでしょう。


このサーバンツ・ベルは、そのなかでも特に珍しいお品物。

通常は1本である支柱は緩やかな曲線を描いて3つに分かれており、編み込みの模様が浮き出ています。先端にはアカンサスの葉が広がり、ベルのボウル部分へとつながっています。

そして、3つに分かれた持ち手の中心に下がる球体には、二か所の小さな穴が開いています。

鈴、というわけではないのですが、振ったときにこの球体自体が周囲の持ち手にあたるときの音を響かせるためのものと思われます。実際に振ってみると、「カシャカシャ」と「チリチリ」が混ざったような音が。

本体のベルは「リーン・・・」と良く響く、きれいな音です。

大きく振れば、本体の音色と上部の球の音が混ざって、ちょっと独特な響きが生まれます。


飾っておくだけで十分な存在感のあるアンティーク・アイテムですが、実用としても愉しみながらお使いいただける優れもの。


ありきたりな物では満足できない方への、特別な贈り物にいかがでしょうか。



◆England
◆推定製造年代:c.1890年代
◆素材:金属
◆サイズ:直径約6cm 高さ約10cm
◆在庫数:1点のみ

【NOTE】
*古いお品物のため、多少の汚れや小傷などがございます。



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Todd Lowrey Antiques
by d+A



謎を秘めた19世紀の版画/BAXTERS Patent Oil Printing "Going to Church"

美しい杢目のローズウッド・フレームに収まった、シックな色合いの版画。











イングランド北部で手にいれたこのフレーム入り版画には、いくつもの謎解きが潜んでいました。

深みのある版画の図柄が魅力的なのはもちろんですが、不思議なのはその出自。

右下には「BAXTERS Patent Oil Printing」「11 Northampton Square」の文字がみえます。

まず、ジョージ・バクスター/George Baxter(1804-1867)とはジョージアンからヴィクトリアンにかけて
ロンドンを拠点に活躍したアーティストであり、プリンター(版画師)。

1804年にサセックス、ルイスで版画師の息子として生まれたバクスターは、20才から父のもとで仕事をはじめ、23才で木版彫刻師のSamuel Williams の弟子となります。

1827年に自ら事業を始めたバクスターは多色版画において、大きな成功をおさめます。それまでも、多色版画はいろいろな手法で作られていましたが、バクスターの手法はそれらをもとにし、さらに発展させたものでした。生涯に多くの作品や図譜を残しました。



また、「11 Northampton Square」とは、ロンドン、クラーケンウェル/Clerkenwell、ノーザンプトンスクエア 11番地のこと。1844?1860年の間バクスターの家と工房があった場所です。


ただ、バクスターが得意としたのは多色刷りの版画。もちろん、モノクロームのものも製作したのでしょうが、それにしてはこの版画は手が込みすぎているような気がします。

調べると、この主題は、もともとはやはり多色刷りで制作されたものでした。



The new baxter societyによれば、このブラウン色のみの作品はバクスター本人が亡くなったのちに作られたもの。

バクスターの死後、ほとんどの版木は息子であるジョージ・バクスター・ジュニアが彼の居地であるバーミンガムで保存していたといわれていますが、一部は散逸し、Mr.Rhodesがこの「Going to Church」のプレートを手にいれ、100枚のみブラウン・インクで刷ったものである・・・という記述がみられます。



可憐なお嬢様と、厳格そうな年長の女性。お嬢様の手元には聖書のような冊子が、そして左手には教会がみえることから、おそらく二人は日曜日のミサに行くところなのでしょう。

この時代、特に身分の高いクラスでは、たとえ行き先が教会でも、若い女性が一人で出歩くことは厳禁とされていました。家族や親族、メイド、家庭教師、もしくはシャペロンとよばれる年長の女性が共に行動したといわれています。

この年配の女性はドレスも立派で、お嬢様の肩に手をおいていることから、メイドとは考えにくく、
お嬢様のおば様あたりかと推測されます。

年配の女性の表情があまり明るくないのが気になることろですが、
お嬢様の屈託のない表情、輝く瞳、そして木の葉が風でざわめく音が聞こえてきそうな背景など、見どころは沢山。

もともとは多色刷りのうちの一版なのでしょうが、その緻密な表現は一版でも十分な意匠性を感じることができます。全体のなんともいえないアンバーなトーンと、版画特有のタッチがすべてを覆い、ひとつの存在感あるアートワークとして深みのある空間を創り出しています。



さて、もうひとつの謎。


フレームの背板には、古い古い新聞の切り抜きと思われるものが貼られています。タイトルは「500VETERANS OF 1851」。サブタイトルに、「Visitors to the Great Exhibition Now see Persian Art Show」。

1851年といえば、ロンドン万国博覧会の年。

普通に考えれば、その万博で手に入れた絵の後に、記録のために当時の新聞記事の切り抜きを貼った・・・というところですが、版画の1898年の製作からすると計算があいません。


「Persian Art Show/ペルシャ美術展」の開催記録を調べてみると、ロンドンでは1931年にロイヤルアカデミーが主催したものがありました。

1851年から数えてなんと80年。

いくらなんでも・・・と思っても、消えかけた細かい字をよく読むと、「・・Wilson,the 94 years old」などという文もあります。1931年に94才なら、1851年には14才。十分思い出を語れる年齢。


想像ではありますが、1931年、ロイヤルアカデミー主催のペルシャ美術展にて80年前の万博を懐かしむ会が開かれ500人のヴェテラン(英語では老兵、の意味も持ちます)達が昔を懐かしんだ・・・という内容なのかもしれません。

その時に、なんらかの形で手に入れた1898年製造のバクスター・プリント。銘木・ローズウッドの化粧張りが施された、シンプルながらも美しいフレームに丁寧におさめられています。

例えば、懐かしい友からの記念の品。二人の友情と思い出の記録に、老人はその日の新聞記事を背面に貼り付け、そっと部屋の壁に飾ったのかもしれません。



製作の由来、そして飾られた背景など、この1枚の版画には沢山のストーリーが秘められています。

存在する限り、まだまだ続くであろうストーリーに、是非あなたの1ページを加えてください。


◆Englnad
◆推定製造年代:版画 1898年/フレーム1931年
◆素材:フレーム ローズウッド化粧張り /バクスター・プリント(1版のみ)
◆サイズ:幅19.2 高さ23 奥行き2.3cm(フレーム外寸)
◆在庫数:1点のみ


*参考サイト”the new baxter society”(英語版)
http://newbaxtersociety.org/features/2013oct.aspx


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Todd Lowrey Antiques
by d+A









王冠を掲げたデスクセット/Vintage Magnifying glass & Letter opener with Crown Ornament

拡大鏡とレターオープナーの、美しいヴィンテージ・デスクセット。








まず目に入ってくるのは、特に美しい金属部分の意匠。
付け根の球には生命力の象徴、アカンサスの葉とフラワーモチーフが施され、端部には立派なクラウン(王冠)が立体的な表現力をもって取り付けられています。


クリーム色をした持ち手の部分は樹脂の一種と思われます。扁平の球が連なったような意匠は、ヨーロッパ伝統の「ボビン/Bobbin」デザインでしょうか。

ボビン/Bobbinとは、文字通り糸巻きが連なったようなデザインをいい、椅子の脚や家具の柱部分などにしばしばみることができます。

由来ははっきりしませんが、英国では既に17世紀からこのボビン(糸巻き)の意匠が見られます。
糸を紡ぐことは女性の産みの力を象徴しているともいわれ、生命に対する深い尊敬の念がうんだ意匠であるともいえるのかもしれません。


人々の想いを込めた、まるで積み重ねた歴史の王笏のような雰囲気をもつ一対のデスクセット。
壮麗な品格をもつヴィンテージ・アイテムをぜひ手に入れてみて下さい。



◆England
◆推定製造年代:1960~80年代頃
◆主素材:樹脂・金属
◆サイズ:拡大鏡 ガラス部分直径約8.7cm 全体長さ約23cm
          レターオープナー 全体長さ約27cm
◆在庫数:1セットのみ


*拡大鏡のガラスのエッジにごくわずかにチップがみられます。拡大画像がございますので、ご確認ください。
*眼をこらしてみないとわからないほどですので、ご使用に問題はございません。





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Todd Lowrey Antiques

by d+A