チェコスロバキア時代につくられた、ヴィンテージ・ラぺルピン。
ブルー、ブラック、そしてホワイトとレッド、というはっきりとした色が使われているのに、どこかシックで前衛的なデザインなのはチェコだからでしょうか。
使われている文字は"International"" Brno"。おそらくショップや会社などのノベルティとして製作されたものと思われます。裏面には「PRAHA3」の文字が見えます。
このようなピンはハットピン、もしくはラぺルピンと呼ばれ、帽子やジャケットの襟などに刺して楽しむものです。
男性のジャケットの下襟を「ラペル」とよび、そこにあるボタンホールを「フラワーホール」とよびます。これは、もともとは風よけのためにジャケットの襟を立て、とめていたときのボタンの名残。だんだんと襟をたてることはなくなりましたが、英国の皇太子がこの穴に花を入れていたことからフラワーホールと呼ばれるようになったそうです。
現在では社章などのバッジ、ラペルピン、ブローチなどをフラワーホールに挿すことが多いようです。
多くの男性が、いつもは気にもしないフラワーホール。さすがに花は恥ずかしいとは思いますが、小さなラペルピンであれば、さりげないおしゃれが楽しめそうです。
いまはない、チェコスロバキアのヴィンテージ・ラペルピン。
工夫次第でいろいろ愉しめそうな、ちいさなこだわりのアイテムです。
◆Czechoslovakia
◆推定製造年代:1960~1980年頃
◆素材:金属
◆サイズ:飾り部分幅約1.2cm ピンを含めた全体の長さ約3.9cm
【NOTE】
*ヴィンテージ品ですので、多少の汚れや歪みなどがございます。
*ピン先端のキャッチは、現代の日本のものです。あったほうが使いやすいと思い、当店にてご用意いたしました。
*装着時には押し込むだけでとまります。
*外すときには、先端部分のみを軽く伸ばす様にしながら、少しひねると外れます。
*キャッチご不要の場合は、その旨ご連絡いただければ、なしで出荷いたします。(価格は変わりません)
アイテムのご購入はショップにてどうぞ。
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Todd Lowrey Antiques
by d+A