英国アンティーク、オーク材で作られた小さなチェスト・オブ・ドロワーズ。
小さなチェスト・オブ・ドロワーズ(箪笥)は、英国中部で行われていたアンティークフェアで手に入れたお品物。
まるでアニメのような流線型の体格をした英国人のおやじさん(すみません..)が、威勢よく並べていたのは、ずらりと立派な木の箱やレターラック、そして小家具。つるりとした頭部もまぶしく、説明も熱がはいっていました。
そんなおやじさんとのやり取りの末に、選び抜いたひとしなをご紹介いたします。
まず、主だった材はオーク。
英国家具史において最も古い歴史をもつオークは、強く硬く、長く人々の暮らしを支える家具や道具を作ってきた素材です。
この小箪笥の天板や側板にも見事な虎斑(シルバーグレイン)が浮きでたオーク材が使われています。
前板も、凝った彫刻が施されたオーク材。
本物の大きな家具と同じように、抽斗内部、裏板、底板には柔らかめの松系の材が使われています。
前の足元は丸いバンフット。
側板の上下にはジャコビアン・スタイルともいえる幾何学的な装飾が施され、
小さくても、英国家具の伝統様式はしっかりと体現されております。
抽斗内部は名刺が余裕で入るくらいの大きさ。
画像の1枚に名刺大の紙をいれてみましたので、ご参考になさってください。
抽斗の1つ、底板に丸い穴がございます。
恐らくちょうど木の節にあたってしまったものと推測いたします。
3つ並んだ鍵穴のプレートは、ダミーではありますが凝ったデザインとなっており、この小箪笥をますます特別なものとしているようです。
重厚感漂う意匠でありながら、こぶりで可愛らしく、デスクトップやカウンターなどに置けば、この上ないインテリアのポイントとなってくれそう。
もちろん中に小さな物を仕舞っておけるので、便利にお使いいただけます。
印鑑や鍵などをいれて、玄関におくのもよいかもしれません。
英国アンティークのエッセンスをつめこんだ、実用的な小家具。
貴方の暮らしの一部に、ぜひ、どうぞ。
◆England
◆推定製造年代:c.1930年代頃
◆素材:オーク・他
◆外サイズ:幅約19cm 奥行き約10.8cm 高さ約15.2cm
◆引き出し内寸:12.2×6.8cm 深さ2.5cm
◆重量:483g
◆在庫数:1点のみ
【NOTE】
*古いお品物ですので、一部に小傷や汚れ、材の離れやカケ、変色がみられます。詳細は画像にてご確認ください。
*鍵穴はダミーです。施錠はできません。
*仕上げは英国アンティークの伝統的な塗料、ニスですので、水物を天板に置く際はトレイを敷くなどしてご留意をお願いいたします。
*画像の備品は付属しません。
*上記ご了承の上、お求めください。
アイテムのご購入はショップにてどうぞ。
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Todd Lowrey Antiques
by d+A