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Wednesday

誇り高き街の美しき小箱 / Antique Brass Box "CITY OF LONDON"

英国アンティーク、「シティ・オブ・ロンドン」紋章付き真鍮ボックス。














華やかな唐草模様が全体に施された美しき小箱。

どこまでも続くような唐草文様は永遠の繁栄を表し、古くから幸運の文様として愛されてきたモチーフです。

細かく立体的な唐草文様に囲まれて、蓋の中央にはエナメルで仕上げられた紋章がとりつけられています。
2頭のドラゴンが盾を囲むのは、「シティ・オブ・ロンドン」の紋章。
モットーは「DOMINE DIRIGE NOS/主よ我らを導き給え」。


ロンドンの中心地というべき「シティ・オブ・ロンドン」。


もともとはローマ人により、テムズ川沿いに?ロンディニウム”として築かれました。
ローマ人は都市を安全に保つため壁を作り、それはやがて英国の金融機関の中心となってゆきます。
ローマ人が紀元前440年頃に英国を去った後も、ロンディニウムは他国との取引を続けていました。
こうしてロンディニウムはヨーロッパで最も権力のある都市の1つとなったのです。

1066年ウィリアム1世がイングランド王となった際に
彼はロンドンの力を考慮し、彼らがウィリアムを王として権力を認めた場合、ロンドンを存続させるという約束を交わします。
やがてロンドンの周囲には町が広がり、隣接して「ウェストミンスター」と呼ばれる政府機関をもつ新しい都市も造られました。


月日がたち、壁がほぼなくなっても、「シティ・オブ・ロンドン」には専属の警察官が存在し、境界にはドラゴンの銅像が立ち、
英国の王(女王)が入るためには、ロンドン市長の許可が必要であるといいます。


大英帝国のなかにありつつも、独自の文化と力を誇る「シティ・オブ・ロンドン」。
英国が持つ伝統と誇りを体現するような小箱は、手に触れるたびに何かを伝えてくれるようです。


実用的でありながらも、優雅で美しい英国アンティークの小さな逸品です。



◆England
◆推定製造年代:c.1900年代頃
◆素材:真鍮・他
◆外寸サイズ:幅約9cm 奥行き約7.7cm 高さ約5.5cm
◆内寸サイズ:約8.7×7 深さ約5cm
◆重量:177g
◆在庫数:1点のみ


【NOTE】
*古いお品物ですので、一部に小傷や汚れ、歪み、錆や変色がみられます。詳細は画像にてご確認ください。
*蓋には特にストッパーはございません。そっと開ければ直立したままとなりますが、その位置で固定できるわけではありません。
*画像の備品は付属しません。
*上記ご了承の上、お求めください。




アイテムのご購入はショップにてどうぞ。
こちらのバナーからご来店いただけます。



Todd Lowrey Antiques
by d+A