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Friday

郷愁を誘う小さな糸車 / Antique Miniature Castle Style Spinning Wheel

 英国アンティーク、ミニチュア糸車。













今日は少し変わったミニチュアのご紹介です。


手のひらに乗る小さな小さな糸車。木で出来ており、ペダル部分を動かすとホィールも稼働し、ボビン部分も回すことができます。販売していたディーラーによれば、1900年代あたりのもの、とのこと。大きさ的に1/12のドールハウス用としては大きすぎるので、恐らくは飾り用、愛玩用として作られたものと思います。


糸車には様々な種類がありますが、多くはホィール(大きな車輪のようなもの)がフラットな台の上にあり、横方向にフライヤーとボビン(糸巻)があって、バンドで繋がっているものを想像する方が多いと思います。


この糸車は、少し変わったタイプ。

フライヤーとボビン(糸巻)がホイールの片側ではなく上に配置されているタイプで、「アップライト/Upright」、もしくは「キャッスル/castle」ホイールと呼ばれるものです。このタイプはコンパクトで移動が容易という特徴がありました。


National Museums Scotland のブログで、まさにこのタイプの糸車で作業する女性の写真が掲載されておりますので、よろしければ覗いてみてください。

https://blog.nms.ac.uk/2020/12/14/introduction-to-the-spinning-wheel-collection-in-national-museums-scotland/


この写真ですと高さが座った女性の胸からやや上くらいですので、糸車の高さは恐らく90-100cm前後かと思います。今回のミニチュアは高さ約13.8cmですので、1/6から1/7くらいの縮尺かと推測いたします。


動きをよろしければ動画にてご確認ください。



よくよくみれば一番上の擬宝珠が2か所欠けているような気もしますが、それであればずいぶんと昔に欠けたようで、既に色が馴染んでおりますので、あまり気にならないような気もします。


糸を紡ぐことは主として女性の仕事であり、嫁入り道具として用意されることも珍しくなかったといいます。

非常に大変な仕事ではありますが、糸紡ぎはどこか郷愁をもってとらえられることが多いでのはないでしょうか。

それはからからと回る糸車の様子が、なんとも美しく、糸車自体も完成されたフォルムを持っているからかもしれません。


手のひらに乗る糸車。

小さなホィールを廻しながら、イングランドやスコットランドの農村で糸を紡いでいた女性達へ、想いを馳せてみてはいかがでしょうか。





◆England

◆推定製造年代:c.1900-1930年代頃

◆素材:木

◆サイズ:高さ約13.8cm

◆重量:19g

◆在庫数:1点のみ



【NOTE】

*古いお品物ですので、一部に小傷や汚れ、材の欠けや変色等がみられます。

*詳細は画像にてご確認ください。

*画像の備品は付属しません。

*上記ご了承の上、お求めください。





アイテムのご購入はショップにてどうぞ。

こちらのバナーからご来店いただけます。



Todd Lowrey Antiques

by d+A