英国ヴィンテージ、シルバーチャーム。
英国では1950年代以降、金や銀で作られたチャームが大変流行しました。
それらはLuckey Charm/ラッキーチャームと呼ばれ、様々なモチーフで作られた小さなチャームをブレスレットに沢山つけて愉しむ、といったものでした。
金は高価だったため、多くはシルバーであり、つけるチャームのモチーフによって魔除けや願い事など色々な意味を込めて愉しんだようです。
1950年代から1970年、1980年頃にかけて、英国では「Nuvo」「CHIM」の2社が多くのシルバーチャームを製作していました。
シルバーのチャームはそのようなブレスレットのパーツであったことから、シルバーの刻印(ホールマークや925等)がされていないものも多くございます。
今回ご紹介するのは、そんなシルバーチャーム。
モチーフは「コンサーティーナ/手風琴」です。
外側には「CHIM」の刻印。ぱかりと開けば、中には演奏中の人が現れる、という凝った仕掛けとなっています。
実はコンサーティーナは英国が発祥。
1829年にイングランドの物理学者・チャールズ・ホイートストンが発明して特許を取得したもので、「コンサート」に女性形縮小辞「-ina」をつけて「コンサーティナ/Concertina」という名前をつけたのは英国の楽器商と言われています。
今回ご紹介するチャームには刻印はございませんが、シルバーチャームの代表的な「CHIM」社の刻印があること、質感的にまず間違いなくシルバー925である、という当方の判断により、スターリングシルバーとの表示とさせていただきました。
ラッキーチャームそのままに、ブレスレットにつけたり、もちろんペンダントトップとしてご使用いただいても素敵。
ロマンティックな手風琴の音色を彷彿とさせる、英国ヴィンテージのちいさなひとしなです。
◆England
◆CHIM社
◆推定製造年代:c.1950-1980年代頃
◆素材:スターリングシルバー(シルバー925)
◆サイズ:高さ約1.5cm
◆重量:5g
◆在庫数:1点のみ
【NOTE】
*古いお品物ですので、一部に小傷や汚れ、変色や歪みがみられます。詳細は画像にてご確認ください。
*開閉は爪先でゆっくりと行ってください。歪みのため閉めたときに少しずれがございます。
*画像の備品は付属しません。
*上記ご了承の上、お求めください。
アイテムのご購入はショップにてどうぞ。
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Todd Lowrey Antiques
by d+A