英国アンティーク、デスクタイディ。
英国のマーケットで手に入れた小さなデスクタイディ。
ペンやインク壺がセットできるようになっているこのようなスタンドは、Desk Tidy /デスクタイディ(もしくはテディ)と呼ばれます。
「Tidy」の意味は「きちんとした、整然とした」ですので、「デスクの上を整然とさせる道具」ということなのでしょう。
現代では主としてペン立てを指し、アンティークの品物ですとほとんどがインク壺付きペン立てを指します。
さて、今回ご紹介しているデスクタイディは、かつてインク壺を納めていた丸い穴がついております。
そこに、真鍮で作られた、鹿の角をモチーフとしたペンスタンドが取り付けられている、という仕掛け。
底面を見れば古い木の面が確認できますので、本体は松系の材と思われます。
それを彫り込み、真鍮のステイを取り付け、黒く塗装して仕上げています。
手前の溝から正面の部分は、黒い布のようなものが貼られています。
恐らく後年に貼られたものと思われます。手前部分ですので塗装が剥げたか、もしくは他の布が貼られていたのが擦り切れてしまったのではないでしょうか。
時代としてはインク壺がまだまだ現役で活躍している頃、20世紀初頭と推測いたします。
鹿の角部分にペンを掛けることができますし、手前の溝部分はペン置きや、ショップカードなどを立てて置くことも可能。
インク壺用の2か所の穴は、クリップ入れなどにいかがでしょうか?
古く歴史ある品物を、貴方の知恵とセンスで上手に使いこなす。
次の世代へとまた繋げていくために、貴方の手をお貸しください。
◆England
◆推定製造年代:c.1900-1930年代頃
◆素材:木、真鍮、布等
◆サイズ:幅約5cm 奥行き約8.2cm 高さ約5cm
◆重量:227g
◆在庫数:1点のみ
【NOTE】
*古いお品物ですので、一部に小傷や汚れ、変色等がみられます。詳細は画像にてご確認ください。
*画像の備品は付属しません。
*上記ご了承の上、お求めください。
アイテムのご購入はショップにてどうぞ。
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Todd Lowrey Antiques
by d+A