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Friday

陶肌に田園風景を見る/ Vintage Tile by H&R Johnson Ltd.

 英国ヴィンテージ、田園風景のタイル。














英国のマーケットで手に入れた、田舎の風景を写し取ったような美しいタイルのご紹介です。


タイルの歴史は古く、紀元前3000年頃のエジプト王朝時代から、壁材や床材として用いられたとされています。堅牢で装飾性に富む素材として多くの建造物や内装に使われてきました。

レリーフを施したもの、絵付けを施したものなど様々な種類がありますが、今回ご紹介するタイルは「transfer print/転写プリント」の手法が使われていると思われます。転写プリントの歴史もなかなか古く、英国ではヴィクトリア時代後半にはたくさんの転写プリントのタイルが作られていました。


今回のタイルの裏面には以下の文字が見られます。


H&R Johnson Ltd.


1901年、陶器の町「Stoke-on-Trent/ストークオントレント」でジョンソン家によって創業された「Johnson Tiles/ジョンソンタイル」。他社と合併しつつ事業を拡大しますが、1979年には「Norcros PLC」の子会社となり、正式名称は「H&R Johnson Ltd.」となり、現在でも営業を続けています。


JOHANSON TILES オフィシャルサイト

https://www.johnson-tiles.com/about/company/#



今回のタイルはそのジョンソンタイルによるもの。社名からまず1978年以降のもの、そしてせいぜい1990年代頃までくらいのものかと推測いたします。


何処か癒される田園風景と、調和のとれた色彩は一枚の絵の様。タイル独特のつるりとした陶肌の質感も相まって、見るほどに引き込まれていく気がいたします。


ひとつのアートワークとしてのご鑑賞はもちろん、機会があるならばインテリアに組み込んでみるのも素敵です。


英国の老舗タイルメーカーによる佳品をお届けいたします。





◆England

◆H&R JOHANSON LTD

◆推定製造年代:c.1979~1990年代頃

◆素材:陶器

◆サイズ:約15.2cm角 厚み約0.5cm

◆重量:257g

◆在庫数:1点のみ



【NOTE】

*古いお品物ですので、一部に小傷や汚れ、変色がみられます。詳細は画像にてご確認ください。

*画像の備品は付属しません。

*上記ご了承の上、お求めください。



アイテムのご購入はショップにてどうぞ。

こちらのバナーからご来店いただけます。



Todd Lowrey Antiques

by d+A


使って愉しむ金色の楕円/ Antique Brass Folding Pocket Magnifying Glass

 英国アンティーク、真鍮製の繰り出し式拡大鏡。















英国のアンティークフェアで手に入れた、真鍮製の繰り出し式拡大鏡。



オーバル型の真鍮ケースはあっけないほどのシンプルさ。両面に刻印された「MADE IN ENGLAND」だけが唯一の装飾と言ってもよいかもしれません。

サイドから押すようにレンズ部分を繰り出せば、心地よい摩擦とともにレンズが現れ、任意の位置でキープすることが可能です。レンズのガラス部分は直径約3cm弱ですので、例えばシルバーのホールマークなどを拡大してみるのにはちょうど良いサイズかもしれません。


真鍮ケースの表面はつるりと滑らかで、ポケットに納めておくのに最適。



貴方のレンズコレクションの一部として。

貴方のアンティークハントのお供として。



所有し、使いこなしていただきたい英国アンティークの実用的なひとしなはいかがでしょうか。



◆England

◆推定製造年代:c.1900-1930年代頃

◆素材:真鍮、ガラス、金属

◆サイズ(レンズを仕舞っているとき):約3.6×4.7cm 厚み約0.7cm

◆重量:27g

◆在庫数:1点のみ



【NOTE】

*古いお品物ですので、一部に小傷や汚れ、アタリ、変色などがみられます。

*繰り出しはスムーズです。ある程度の摩擦があるので、レンズは任意の位置でキープ出来ます。

*詳細は画像にてご確認ください。

*画像の備品は付属しません。

*上記ご了承の上、お求めください。 





アイテムのご購入はショップにてどうぞ。

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Todd Lowrey Antiques

by d+A


鈍い金色の竪琴を掲げて/ Antique Brass Music Sheet Holder

 英国アンティーク、楽譜ホルダー。
















英国のマーケットで手に入れた、ミュージックシートフォルダー=楽譜ホルダー。真鍮製で、クリップ部分が竪琴の形をしている可愛らしいものです。


販売していたディーラーによれば、トランペットなどに直接取り付けて、楽譜を挟んで使うものとのこと。恐らくはマウスピースを外し、トランペット本体の筒部分にこのホルダーを差し込んで、ネジで少し締めて取り付けると思われます。形が少しばかり斜めになっているのも、吹きながら見ることができる角度である、ということなのかもしれません。


楽譜立てを前に置けるような状況ではない…例えばマーチングバンドや式典の際などに、デザイン的に溶け込むようにつくられたのではないでしょうか。


取り付ける筒の内径が約1.3cmほどと小さいので、これがうまく嵌まるトランペットが現在あるのか、はたまた全く違う使い方があるのかは定かではございません。それでも、竪琴の形をしたクリップのばねは健在で、ポストカード1枚でもしっかりとはさむことが可能。逆さにしても落ちません。うまく使いこなせれば、PCのそばにメモを挟んだりする場所をつくるのも面白いかと思います。


おそばに置けば、どこからか深く澄んだ音色が響いてくるような英国アンティークのひとしなです。




◆England

◆推定製造年代:c.1900-1910年代頃

◆素材:真鍮

◆サイズ:全長約21cm その他寸法は写真参照

◆重量:90g

◆在庫数:1点のみ



【NOTE】

*古いお品物ですので、一部に小傷や汚れ、変色などがみられます。

*挟むばねはしっかりとしています。

*詳細は画像にてご確認ください。

*画像の備品は付属しません。

*上記ご了承の上、お求めください。





アイテムのご購入はショップにてどうぞ。

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Todd Lowrey Antiques

by d+A


そこに山があるから / Antique Pocket Barometer by Short & Mason London

 英国アンティーク、ポケットバロメーター。
















英国の測定機器をいろいろとみていると、多くのバロメーター(気圧計)があることがわかります。


小さなものから大きなものまで様々で、大きなものは長い長い温度計がついており、立派な彫刻を施したマホガニーやオークで覆われていて、お屋敷のインテリアとしてたいそう立派に仕上げられたものを見ることができます。


丸い壁掛けタイプも多く、木彫刻のケースや石のケースなどにはめ込まれ、「Rain/雨」「Change/変わりやすい」「Fair/晴れ」の表示とともに「晴雨計」として一般家庭で愛されてきました。


英国と言えば「1日に四季がある」ともいわれるほどに変わりやすい天気で有名。例えば朝は凍えるほど寒く霧に覆われ、いつのまにか晴れて暑くなり、あっというまに雲で覆われて雨やひょうが降る・・・。在英時にそんな日にあたったことも少なくありません。


日本ではすでに半袖で過ごせる6月に訪れても、ダウンジャケットを持ってくるべきだったと後悔することも多く、でも天気の良い昼間は半袖にならなければ大汗をかく、という事態も起きるのが英国の天気。そんな英国で過ごす人々がお天気を気にかけて過ごすことになるのは、自明の理と言えるでしょう。




前段が長くなりました。


今回ご紹介するのは、そんな英国で便利に使われていたであろう「ポケットバロメーター=携帯式気圧計」です。


大きさは直径約5cmほど。丸い文字盤にボウ(丸環)がついた様子は一瞬は懐中時計のようにみえるかもしれません。でもよくよく見れば針は1本で、周囲には2重に単位が刻まれ、下部にはU字型にガラスの温度計があるのがわかります。


文字盤には以下の文字が見られます。



Compensated


Short & Mason Ltd

London





「Compensated」「補正済みの」の意味と思われます。

そして「Short & Mason Ltd London」はメーカー名。



少しですが同社の歴史をご説明しておきます。1875年「Thomas Short/トーマス・ショート」と「James Mason/ジェームズ・メイソン」によって設立された「Short & Mason/ショート&メイソン」。気圧計、コンパス、高度計、指示計、ゲージなどの航空計器(セストレルブランド)を製造・販売していました。特に気圧計の設計においては先端を行っていたようです。


1876年までに、ロンドンのハットン ガーデン40番地で営業を開始。1907年頃に「Taylor Instrument Companies/テイラー・インストゥルメント・カンパニーズ」と提携。ブランドネームは「TYCOS」となります。1969年に「Taylor Instrument Companies (Europe) Ltd.」と合併し、このあたりからはブランド名も表には出なくなってしまったようです。



参考:SCIENCE MUSEUM GROUP 

Short and Mason Limited 1875 - 1969 の頁

https://collection.sciencemuseumgroup.org.uk/people/cp6649/short-and-mason-limited




今回ご紹介するポケットバロメーターは、1890年代頃のお品物と思われます。



もう一度よく表示を見てみましょう。


気温は0度から40度までの目盛りですので、摂氏表示です。英国は昔から華氏表示でしたので、このポケットバロメーターは大陸への輸出用であったことが推測されます。また、気圧は現在「ヘクトパスカル/hps」で表示するのが一般的ですが、古い時代には「トル/Torr」が使用されていました。


実際に計測してみました。

現代日本のタニタの温度計によれば、気温は20.8度。ポケットバロメーターの温度計は22度ちょっとを指していますので、1~2度の誤差が見られます。またこのときの東京の気圧は1005ヘクトパスカル。これは753.812トルとなり、気圧の目盛りは75.9あたりを指しています。おそらく1単位が10トルなのでしょうから、約759トル。5トル強の誤差が見られます。


わずかの狂いはございますが、130年以上が経っていることを考えれば、なかなか優秀なのではないでしょうか。




最後に外側部分の目盛りについて。外側の目盛りは回転式になっており、数値は0から2500まで。単位はMです。

使い方としては、出発地点で0に合わせ、登山などの際にどのくらいの高さにいるのかを計測するための高度計となっています。高度が変われば気圧も変わりますので、気圧計と連動するのもうなずけます。


高度計は主として登山などの際に使用される計測器です。


さて、調査などの目的以外で、人が登山をするようになったのは1850年代以降と言われています。英国の有名な登山家として「George Herbert Leigh-Mallory/ジョージ・マロリー(1886-1924)」がいます。1920年代に英国が国威発揚をかけた3度のエベレスト遠征隊に参加。1924年6月の第3次遠征において、マロリーはパートナーのアンドリュー・アーヴィンと共に頂上を目指しましたが、北壁の上部、頂上付近で行方不明となり、75年後の1999年に遺体として発見されました。


彼の有名な言葉として「なぜ、あなたはエベレストに登りたいのか?」と問われ「そこにエベレストがあるから/Because it's there.」があります。日本語では「そこに山があるから」と意訳されて有名になりました。


・・・ジョージ・マロリーよりは少し古い時代。頂を目指した登山家たちは、このようなポケットバロメーターを懐にしのばせていたのではないでしょうか。


時代的に、山はエベレストではなく、ヨーロッパアルプスでしょう。余裕のある暮らしをしている上流や中流階級の人々が、なぜか危険を顧みず山へと向かう・・・。準備を整え、気圧を測り、高度を把握しつつ歩を進める様子が目に浮かびます。それは、そこに山があるから。


多大なリスクと引き換えにするには、あまりにも不条理な答えであると思うのですが、それでも登山家は山に向かってきました。今までも、これからも。


130年を経た計測機器のあまりにも理にかなった存在と相反するような不条理と、だからこそ人はこんな機器を生み出すのではないか、とも思います。


様々な想いがとまらなくなる、圧倒的な存在感をもつ計測機器を、ぜひ貴方も手にしてみてください。



◆England

◆推定製造年代:c.1890年代頃

◆素材:真鍮、ガラス、金属、他

◆サイズ:直径約5cm 厚み約1.6cm

◆重量:98g

◆在庫数:1点のみ



【NOTE】

*古いお品物ですので、一部に小傷や汚れ、変色などがみられます。詳細は画像にてご確認ください。

*説明文の通り、計測はある程度可能ですが精緻なものではございません。

*画像の備品は付属しません。

*上記ご了承の上、お求めください。





アイテムのご購入はショップにてどうぞ。

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Todd Lowrey Antiques

by d+A