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Friday

歳月を刻み、水平を読む/ Antique Brass & Metal Spirit Level with Box

 英国アンティーク、木箱付水平器。


















英国のアンティークセンターで手に入れた、箱付のスピリットレベルのご紹介です。



「Level/レベル」とは水平器(水準器)のこと。文字通り水平を測るもので「Spirit Level/スピリットレベル」とは、透明管の中に入れた液体の位置によって水平を測るツールです。英国アンティークには様々な形の水平器があり、今回ご紹介するのもそのもののひとつ。



今回は珍しく箱入りのものをみつけたので、アナログ機器好きとしては見逃すことはできませんでした。


まず圧倒されるのはその重量。箱に入った状態では1kgを超えており、片手で気軽に持とうとすると、少し驚く重量感です。本体の円筒形は真鍮製で、鈍い金色の光を放っています。ベース部分は黒い仕上げの鉄製。ずっしりと重く、底面はフラットで金と黒のコンビネーションが美しく、堂々たる存在感はちょっとしたオブジェのようでもあります。特に銘はございませんが、その分純粋にこの物の良さをご堪能いただけるのではないかと思います。



箱は木製で、かなり使い込まれた印象があり、若干角が割れている状態です。それでも、蓋の開閉は問題なく、割れた面も少し滑らかになっておりますので、だいぶこの状態で過ごしてきたと思われます。ぴったりサイズですので、あくまでこのレベルのために作られた箱であることがわかります。



長い長い時間、作業の役に立ってきたであろう水平器。

専用箱という居場所を与えられてきたせいでしょうか、どこか特別な佇まいを感じさせます。




歳月と人の手が生み出した、インダストリアルな機能美を是非お手元でご堪能ください。




◆England

◆推定製造年代:c.19世紀後半

◆素材:真鍮、金属、ガラス、他(箱は木製)

◆本体サイズ:幅約25.3cm 奥行約3.8cm 高さ約4.5cm

◆箱外寸サイズ:幅約26.7cm 奥行約6.6cm 高さ約7cm

◆本体重量:799g

◆箱含む総重量:1169g

◆在庫数:1点のみ



【NOTE】

*古いお品物ですので、一部に小傷や汚れ、錆びや変色、箱には材の割れ等がみられます。

*詳細は画像にてご確認ください。

*画像の備品は付属しません。

*上記ご了承の上、お求めください。





アイテムのご購入はショップにてどうぞ。

こちらのバナーからご来店いただけます。




Todd Lowrey Antiques

by d+A


デスクトップの天球 / Antique Armillary Sphere on Stand

 アメリカアンティーク、天球儀。


















アーミラリ天球儀、ご存じでしょうか。




天球儀が球面上に恒星の天球上の位置を示した機器であることに対し「アーミラリ天球儀/Armillary sphere(もしくは渾天儀・こんてんぎ)」は、天球上の天体の動きを模した機器のことをいいます。

地球が中央に浮かぶように配置され、周囲には輪が配されており、地球の周りの星の動きを説明するのに使われていました。


古代ギリシアと中国で独自に発明・発展したといわれており、17世紀にヨーロッパで望遠鏡が発明されるまで、天文学者にとってアーミラリ天球儀は天球上の星の配置を決定するためにかなり重要な道具でした。ルネサンス期の科学者の肖像画は、しばしばアーミラリ天球儀を片手に持った姿が描かれており、知恵と知識の象徴だったといわれています。





さて、今回ご紹介するのは、英国のアンティークセンターで手に入れたアーミラリ天球儀。


木製の挽き物細工で出来たベースの上に、真鍮でできた複数のリングが組み合わされ、中心には地球が浮かんでいます。大西洋には以下の文字を記したブランドロゴが配されています。



WEBER COSTELLO Co.

CHICAGO HEIGHTS ILLINOIS

MADE IN U.S.A



ウェーバー・コステロ社

シカゴ・ハイツ イリノイ州

アメリカ製



ウェーバー・コステロ社は11909年にイリノイ州シカゴハイツを本拠地として設立された会社。

当初は英国から印刷された地図の型紙を輸入し、アメリカ国内で球体に貼り付けて仕上げていました。その後、自社でも印刷を手配するようになり、1970年代初頭まで、多種多様な地球儀を製造販売していたようです。



参考:スミソニアン National Museum of American History

Celestial Globeの頁

https://americanhistory.si.edu/collections/object/nmah_1064643






もう少しお品物をみてみましょう。


濃い色で仕上げられた木製のベースは挽き物仕上げで、きれいな凹凸がクラシカルな印象です。真鍮製の外周リングはある程度自在に傾けることができ、お好みの角度にして眺めることが可能。


回すときに若干のカタつきがあること、そして若干印刷は粗目で、細かな地名は読みづらい部分があること・・・などございますが、全体の雰囲気はとても美しく、知的な雰囲気を纏っています。



地球儀はとてもよいデスクトップアクセサリーとなりますが、それが天球儀となればなおのこと。

そこから広がる宇宙への視点、そしてもちろん私たち地球での視点。両方をともに眺めつつ、さらなる思索へとすすんでみるのはいかがでしょうか。





◆英国買付 U.S.A製造

◆WEBER COSTELLO Co.

◆推定製造年代:c.1920年代頃

◆素材:木、真鍮、紙、他

◆サイズ:高さ約28cm ベース直径約12.2cm 

◆重量:645g

◆在庫数:1点のみ



【NOTE】

*古いお品物ですので、一部に小傷や汚れ、錆びや変色等がみられます。

*印刷の具合で、文字が読みにくい部分がございます。

*きちんと自立しますが、球体を回すときややカタつきます。静止しているときは問題ございません。

*詳細は画像にてご確認ください。

*画像の備品は付属しません。

*上記ご了承の上、お求めください。 





アイテムのご購入はショップにてどうぞ。

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Todd Lowrey Antiques

by d+A


世紀の変わり目、流れる時/ Vintage Royal Doulton Bunnykins "SANDS OF TIME"

 ロイヤルドルトン社製、バニキンズ・シリーズよりサンド・オブ・タイム。
















アイボリー色のローブを纏い「サンド・オブ・タイム=砂時計」を手にしたバニキンズ。

何処か神秘的で幻想的な雰囲気を感じさせる、小さなウサギのご紹介です。





製作は1815年設立の「Royal Doulton/ロイヤルドルトン」。創業者は「ジョン・ドルトン/John Doulton」のほか、「マーサ・ジョーンズ/Martha Jones」と「ジョン・ワッツ/John Watts」の3人でしたが、1853年に社名は「Doulton」となります。


はじめはストーン・ウェアを生産する小さな工場でしたが、2代目の「Henry Doulton/ヘンリー・ドルトン」の代に蒸気機関を取り入れるなど積極的に事業を拡大、大成功をおさめます。


その後1882年にスタッフォードシャー、ストークオントレントの「Burslem/バースレム」を生産拠点と定め、ここが現在も続くロイヤル・ドルトンの本社となっています。またヘンリー・ドルトンは陶磁器業界で初となる「ナイト」の称号を与えられ、1901年にはエドワード7世から王室御用達の栄誉を受け、ここで「ロイヤル・ドルトン」と名乗ることを許されたのです。


ロイヤルドルトンの特徴は、滑らかな肌のボーン・チャイナと、意匠の芸術性。実際に使われる食器はもちろん、装飾的でコレクタブルな食器、人形などのフィギュアも美しく完成度の高いものが多く、さすが世界的に有名な、英国を代表する陶磁器メーカーであるといえるでしょう。


また、「Bunnykins/バニキンズ」とは、1930年代から続いているロイヤル・ドルトンのうさぎキャラクターのこと。現在では子供向けの食器がメインで、バニキンズ・シリーズとしてお皿やマグカップが販売されています。ただ、フィギュア(陶器製人形)は、現在はロイヤルドルトンからは製造・販売はされていないようです。



バニキンズのもともとの始まりは1934年、テーブルウェアから始まりました。陶器製の人形の始まりは1939年。きっと、テーブルウェアの評判がよかったからだと思われます。英国の絵本作家、Mary Barbara Baileyによるウサギのイラストをモデルに、Charles John Nokeが立体としてモデリングしたのが、初代、6デザインのバニキンズ・・・陶器製のウサギの人形でした。(ちなみにこの6デザインのバニキンズは、現在市場に出ると驚くほどの高額で取引されています)



その後、世界は第二次大戦へ突入し、ロイヤルドルトンは陶器製人形の生産を中止。1969年にBeswick Pottery を買収後、1972年から再度シリーズとして製造を始めたのです。


クリケットをしているチームだったり、ロビン・フッドだったり、チューダー朝のコスチュームを着ていたりと、テーマは様々ですが、すべて「ウサギ」。基本的にある一定期間しか製造・販売していないため、販売終了となれば市場にでたものを探すしかありません。また、ファンクラブ限定商品であったり、特定の団体や組織などのために製作されたものもあり、レア度も様々。それによって価格も異なります。





今回のバニキンズの底面には、ロイヤルドルトンのバックスタンプの他に以下の文字がみられます。


HAND MADE AND HAND DECORATED

BUNNYKINS

by ROYAL DOULTON


SANDS OF TIME BUNNYKINS

DB229


BUNNYKINS OF THE YEAR

2001



MADE IN ENGLAND

2000 ROYAL DOULTON




つまり、この「サンド・オブ・タイム・バニキンズ」は、2000年のミレニアムを記念したモデル。発売は2001年ですので、世紀をまたいだモデルとしてでもあります。


よく見れば、着ているローブには、ローマ数字と砂時計のデザインが施されています。このウサギは、単に砂時計を持っているだけではなく、流れる時の精のようなイメージでつくられたのかもしれません。



また、英国をはじめとするヨーロッパでは、砂時計は人生そのものの例えとして語られることがあります。「時間は砂が落ちるように絶え間なく過ぎ去る」つまり「今この瞬間を大切に生きよう」という意味が込められているともいわれています。




世紀の変わり目につくられた、時の精のウサギ。今と、そしてこれからの時を大切にするために、お手元で可愛がってみるのはいかがでしょうか。




◆England

◆推定製造年代:c.2001年

◆素材:陶器

◆サイズ:高さ約11.8cm

◆重量:107g

◆在庫数:1点のみ



【NOTE】

*古いお品物ですが、欠けやヒビは見当たりません。

*底面にわずかに汚れなどがございます。詳細は画像にてご確認ください。

*箱は付属しません。

*画像の備品は付属しません。

*上記ご了承の上、お求めください。



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by d+A


歯車、ゼンマイ、そしてゲージ/ Antique Watch Mainspring and Wheel Gauge

 フランスアンティーク、時計パーツ用ゲージ。














英国のアンティークマーケットで手に入れた、ちょっと不思議なもののご紹介です。


大きさは名刺より少し大きい約11cm×5cmほどの板。真鍮と合金の2枚構造で、片面に徐々に大きくなる丸い凹みがあり、凹みの真ん中には小さな穴が貫通しています。凹みには0(正確には0よりもうひとつ小さいもの・判読不可能)から、41までの数字が刻まれています。




調べたところ、これはどうやら懐中時計のメインスプリング(ゼンマイ)や、歯車などのゲージだということがわかりました。


少々サイズは異なりますが。似たお品物が大英博物館のサイトにありましたのでご紹介しておきます。

BRITISH MUSEUM  watch mainspring gauge の頁


真ん中の穴は歯車の芯をそこに通して、測りやすくするためのものでしょう。手元にいくつか古い歯車がありましたので、いれてみたところ、ちょうどうまく嵌まりました。


なお、数字の単位は不明。例えば「28」の凹みが直径10mmほど。フランスの古い単位で現在でも時計パーツに使われている単位に「Ligne/リーニュ」がありますが、1リーニュは2.2558mmですので、10mmは4.43302となり、数値が合いません。また、「40」が約12.5mm直径、「20」が約8.5mm直径ですので、数値はサイズに対して比例していません。推測ではありますが、数字はリーニュやミリメートルではなく、時計メーカーオリジナルの規格サイズかと思います。


一番大きい41の凹みには、アルファベットが組み合わされたと思われるモノグラムが確認できます。この出自も調べきることができませんでしたが、恐らくは職人や工房のオリジナルのマークかと思われます。




購入したのは英国ですが、製造はおそらくフランス。理由としては当時このような品物を作っていたのが、フランスが多かった、というシンプルな理由です。例えば先述の大英博物館のゲージは、メーカー名と製造国が刻印されており「MADE IN FRANCE」、Production dateは19世紀後半となっています。

このことから、製造はおそらくフランス、年代は19世紀後半から20世紀初頭としてご紹介させていただきます。


また、背面には細いシールが貼られています。剥がすことも可能ですが、持ち上げにくいほどぴったりと置かれてしまうので、前の持ち主がわざと貼ったものと思われます。このままのご紹介となります。




丸い凹みが並んだ小さな金属の板。

たとえ時計職人でなくても、緻密に作られた美しいゲージに、不思議な魅力を感じる人は多いのではないでしょうか。それはそこに込めてきた職人の積み重なった想いが伝わる瞬間なのかもしれません。



重さを活かしてペーパーウェイトに。薄さを活かして栞代わりに。もちろん役目を与えなくても、時を経た本物がもつ存在感をたっぷりとご堪能いただけます。


職人の仕事を愛するすべての方へお届けいたします。






◆England買付/France製造(おそらく)
◆推定製造年代:c.1890-1910年代頃
◆素材:真鍮、金属
◆サイズ:約11.1×5.1cm 厚み約2cm
◆重量:70g
◆在庫数:1点のみ


【NOTE】
*古いお品物ですので、一部に小傷や汚れ、錆びや変色がみられます。
*詳細は画像にてご確認ください。
*時計パーツや歯車などは付属しません。
*画像の備品は付属しません。
*上記ご了承の上、お求めください。 




アイテムのご購入はショップにてどうぞ。
こちらのバナーからご来店いただけます。



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