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Sunday

白夜を纏う森の神 / Antique Royal Copenhagen Owl Figure

 デンマークアンティーク、フクロウのフィギュア。













あまりにも有名な窯元、ロイヤルコペンハーゲン。


1775年、デンマークで王立の磁器製作所として開窯して以降、多くの作品を生み出してきました。美しい白い陶肌と東洋の青い絵付けに強く影響を受けたコバルトブルーの顔料を使ったデザインが特徴で、現在においても陶磁器の絵付けはすべて手描きであり、王室御用達の誇りと優れたハンドペイントの伝統を守りながらクラフトマンシップを継承している世界最高峰の窯元のひとつといえるでしょう。

食器はもちろんですが、様々な人形=フィギュアも同社の特徴のひとつ。淡く品の良い色合いで彩られたフィギュアは、食器とはまた異なる嗜好性の高いコレクターズアイテムとして、世界中から愛されています。



今回ご紹介するのは、そんなロイヤルコペンハーゲンのフクロウのフィギュア。

高さ8cm強のサイズは小さいながらも、存在感は抜群。キノコが生えた切り株らしき場所にすらりととまる白フクロウは、ロイヤルコペンハーゲンならではの淡い色合いを身に纏い、思慮深げな瞳でこちらを見つめてきます。


モデラーは「Theodor Madsen/テオドール・マドセン(1880-1965)」。The Royal Academy of Fine Artsに学んだ彫刻家で、ロイヤルコペンハーゲンにおいては動物を中心とした多くのフィギュアの原型を造り出しました。

今回ご紹介するフクロウは、1915年から発売されたシリーズで、デザインナンバーは1741。底面のマークから、1923年の製作と思われます。


北欧では「森の神」として大切にされているともいわれるフクロウ。北極圏に生息する白フクロウは長い夜には月の光を受けて輝き、白夜には長い曙と宵の淡い光のなか、静かに森を見渡しているさまが目に浮かびます。


名窯による森の神を、ぜひ貴方のお手元でご鑑賞ください。




◆Denmark

◆Royal Copenhargen

◆Designed by Th. Madsen

◆推定製造年代:c.1923年

◆素材:陶器

◆サイズ:高さ約8.4cm 

◆重量:69g

◆在庫数:1点のみ



【NOTE】

*古いお品物ですが、ワレやヒビは見あたりません。

*底面には若干の汚れがみられます。

*詳細は画像にてご確認ください。

*画像の備品は付属しません。

*上記ご了承の上、お求めください。 





アイテムのご購入はショップにてどうぞ。

こちらのバナーからご来店いただけます。




Todd Lowrey Antiques

by d+A