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Friday

アーサー王を護る兵 / Vintage Wooden Pawn by ANRI

 イタリアンヴィンテージ、木彫りのチェス駒。













英国のマーケットで手に入れた小さな木彫りの人形。

中世の騎士の凛々しい姿に見惚れ、手に入れてしまいました。


販売していた英国のディーラーからの情報によれば、これはイタリアのアンリ/ANRI社による「アーサー王チェスセット」の一部「ポーン/歩兵」である・・・ということ。

材はメイプル、製作年代は恐らく1960年代頃。


アンリ社の始まりは18世紀初めころ、イタリア北部、ドロミテ渓谷のふもと。

長い冬の副業として木彫りや家具作りがさかんだった地域です。当初製作されていたのは多くが宗教的な像でしたが、18世紀の末にはが広くヨーロッパで認められるようになっていきます。


1912年にはアントン・リフェーサーが、工芸家たちをまとめ、それぞれの個性を生かしながら、共同で製造販売する会社を設立。

彼の姓名の頭文字をとって、「アンリ」社、と名づけられました。現在でも作家があつまり、宗教的な像から可愛らしい人形、そしてチェスの駒など、多種多様な作品を作っています。



この歩兵は、そのアンリ社製作の1ピース。

高さは約8cmと、ポーンとしては大きめ。兜をかぶり、大楯を持ち、ベルトで上衣を留めています。

ベルトにはしっかりと剣がささり、臨戦態勢といったところです。胸板厚くいかつい体形は強靭な印象で、8人が前線に並んだ様はさぞかし壮観だったのではないでしょうか。


アンティークやヴィンテージのチェス駒は、しばしば散逸し、単体で取引されることがあります。

小さなものが32ピース集まったものですので、そのような運命を辿るものがでるのも致し方無いかと思います。

一般的なスタントンスタイルや、セントジョージスタイルでも1ピースで取引されておりますので、このような具体的な形をした木彫りのピースはその存在感から、人気のあるピースであるといえるでしょう。


伝説の王、アーサーを護る1歩兵。

散逸した本隊が再び集まることは難しくても、彼の中には王への忠誠心がしっかりとあるように見えます。


貴方のお手元に、ほんのひととき。

王からはぐれた小さな歩兵を休ませてあげてはいかがでしょうか。




◆英国買付/Itay

◆推定製造年代:c.1960年代頃

◆素材:木(メイプル)

◆サイズ:直径約3.7cm 高さ約8cm

◆重量:36g

◆在庫数:1点のみ



【NOTE】

*古いお品物ですので、一部に小傷や汚れ等がみられます。詳細は画像にてご確認ください。

*画像の備品は付属しません。

*上記ご了承の上、お求めください。





アイテムのご購入はショップにてどうぞ。

こちらのバナーからご来店いただけます。



Todd Lowrey Antiques

by d+A


ところ変われば家具も変わる / Vintage Miniature Cupboard

 英国ヴィンテージ、ミニチュアカップボード。














英国で一般的な家具で、日本人にとっては違和感があるであろう家具、カップボード。



カップボード/Cupboardとは食器棚のことで、文字通りティーカップを収納するための棚から発展したといわれています。

日本では食器棚といえばほとんどがガラス扉がついているもの。一方で英国でカップボードといえば、上部がオープンシェルフになっていて、そこにそのままカップやお皿を並べるのが一般的。


え、それじゃあ、ホコリがついちゃうじゃない?


そう思われることでしょう。

ただ、英国にしばらく滞在したことがあるかたはこう思われるはずです。


英国ではホコリは積もらない。


いえ、皆無というわけではありませんが、本当に少ないのです。例えば東京では2-3日たてばリビングのテレビにはうっすらホコリがつきます。ただ、私が住んでいたロンドンの部屋では、テレビの掃除って・・・1年で何回しただろう?という感じでした。

(お察しの通り私はそれほどキレイ好きではありませんが、お客様をお招きできる程度には整えていた、と思います・・・。)


カーペット敷きの部屋が多くホコリが舞い上がりにくいこと、湿度が低くホコリがまとまりづらいことなどが考えられますが、これには誰もが明確な答えを出していないかと思います。


ということで、ごく普通にオープンのカップボードに食器は並べられ、そのまま使う・・・という人が多いように思います。



さて、今回ご紹介するのは、そんな英国らしい家具、カップボードのミニチュアです。


上部収納は例によってオープンで、左右の側板には可愛らしくリズミカルな波型の刳り込みが入っています。

下部収納は左右に開き扉、中央に4棹の引き出しがついており、すべて開閉が可能。トップや天板、底板に廻されたモールディングや、挽物の脚など作りは本格的でまさに正統派カップボードといえるでしょう。


幅が約10cm、高さが約16cmですので、1/12スケールとすれば幅が120cm、高さが192cmとなります。英国のカップボードとしてはごく標準のサイズですので、1/12スケールのドールハウスにも違和感なく収めていただけるかと思います。本を模した2つの木製パーツが付属しているのも嬉しいポイント。(食器棚なのですが)




ドールハウスに置いてみたり、ディスプレイとして楽しんだり。

下部収納に大切な小物を仕舞っておくのもおすすめです。


英国らしい小さな家具をお手元に置いて、各国のホコリ事情などについてぼんやり考えるのも一興かと思いますが、いかがでしょうか。



◆England

◆推定製造年代:c.1960-70年代頃

◆素材:木

◆サイズ:幅約10.2cm 奥行き約3.8cm 高さ約16.2cm

◆重量:108g

◆在庫数:1点のみ



【NOTE】

*古いお品物ですので、一部に小傷や汚れ等がみられます。詳細は画像にてご確認ください。

*安定して自立します。

*画像の備品は付属しません。

*上記ご了承の上、お求めください。





アイテムのご購入はショップにてどうぞ。

こちらのバナーからご来店いただけます。



Todd Lowrey Antiques

by d+A


デスクトップの天球 / Vintage Armillary Sphere

 イタリアンヴィンテージ、 アーミラリ天球儀。

















アーミラリ天球儀、ご存じでしょうか。




天球儀が球面上に恒星の天球上の位置を示した機器であることに対し、アーミラリ天球儀/Armillary sphere(もしくは渾天儀・こんてんぎ)は、天球上の天体の動きを模した機器のことをいいます。

地球が中央に浮かぶように配置され、周囲には輪が配されており、地球の周りの星の動きを説明するのに使われていました。

古代ギリシアと中国で独自に発明・発展したといわれており、17世紀にヨーロッパで望遠鏡が発明されるまで、天文学者にとってアーミラリ天球儀は天球上の星の配置を決定するためにかなり重要な道具でした。

ルネサンス期の科学者の肖像画は、しばしばアーミラリ天球儀を片手に持った姿が描かれており、知恵と知識の象徴だったといわれています。




さて、今回ご紹介するのは、英国のマーケットで手に入れた雰囲気たっぷりのアーミラリ天球儀。販売していた英国のディーラーによれば、恐らく製造はイタリアであろう、とのこと。主素材は木ですが、中央のドーナツ状のパーツはパーティクルボード(木のチップを固めた板)となっています。

パーティクルボードは1940年代にスイスで開発されたのが始まりといわれていますので、このアーミラリ天球儀はそれ以降のお品物であるといえます。


中心にある地球はかなり古い地図がモチーフとなっており、日本の姿を確認することもできません。海には幻獣のイラストが描かれ、正確な地図というよりは見て愉しむイラストレーションのようなものであると思われます。


正直に申し上げて使用方法や観測方法は不明。

黄道十二星座のイラストが描かれていることからも、星占いや占星術をモチーフとしたものかもしれません。

観測用のアーミラリ天球儀は精緻なつくりですが、このお品物はこの恐らくディスプレイ用として作られたものですので、目盛りや表記などがどこまで正確かは判断がつきかねます。



それでも、くすんだ表情の星座の描写、歳月を経て古びた真鍮の表情、そしてアーミラリ天球儀が持つ独特のフォルムは唯一無二の存在感をもっていることは間違いありません。



デスクトップに置き、くるりくるりと十二宮を回してみる。

私たちにとっての世界の中心である地球と、それを取り囲む果てしない空間へ想いを馳せる・・・。


そんなひとときを与えてくれる、またとないヴィンテージ・アイテムです。



◆英国買付/Italy

◆推定製造年代:c.1950-1960年代頃

◆素材:木・パーティクルボード・紙・真鍮

◆サイズ:直径約25cm 高さ約27cm

◆重量:887g

◆在庫数:1点のみ



【NOTE】

*古いお品物ですので、一部に小傷や汚れ、紙の破れや変色等がみられます。詳細は画像にてご確認ください。

*球体と土台は外すことができます。出荷の際はいったん外して、コンパクトになる状態に収めて梱包いたします。

*お手数ですがご自身で再度はめていただきますようお願いいたします。特に工具などは必要ございません。

*画像の備品は付属しません。

*上記ご了承の上、お求めください。





アイテムのご購入はショップにてどうぞ。

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Todd Lowrey Antiques

by d+A


可憐な灯をいつも傍らに / Antique Brass Table Lamp with Glass Shade

 さりげなく凝った意匠が美しい、アンティークのテーブルランプ。



















英国で20世紀初頭につくられた、小さめのテーブルランプ。



真鍮製の本体には細かな装飾が施され、高貴な雰囲気を感じさせます。

アンティークマーケットで手に入れたガラスシェードをセットいたしました。

水面のような独特なパターンの型板ガラスをワイヤでつなぎ合わせた、珍しいフォルムのシェードは、光を通すと豊かな表情をみせ、周囲の雰囲気を優しく彩ります。



小さめのサイズは、デスクはもちろんサイドボードやカウンターに置いていただいても、周囲にやさしく馴染みます。


装飾と実用が見事に溶け合った、アンティークランプ。

貴方のお部屋に可憐な明かりを灯します。



◆England

◆推定製造年代:c.1920-1930年代

◆素材:真鍮・ガラス・その他

◆サイズ(シェードを取り付けた状態):直径約9.5cm 高さ約27.5cm

◆在庫数:1点のみ(シェードつきテーブルランプ1点の販売です)



【照明に関してのご注意】

◆買い付け当時はコード・ソケットは英国の古いものでしたが、日本の専門業者に依頼して、安全なソケット・コード(中間スィッチ・コンセントつき)にお取替えいたしました。

◆使用電球:口金E17(日本の一般的なねじ込み式) 消費電力25Wまで。画像の電球は10Wのものです。

◆電球の形は直径50mmのボール球がおすすめです。その位の径でないとシェードがうまくとまりません。

◆お買い上げの際は撮影に使用したE17口金10W直径50mmの白熱灯ボール球を1点、同梱してお送りいたします。新品ではございませんのでご了承をお願いいたします。

◆コードは約2mございます。

◆長く点灯しておくとシェードやソケット部分は熱くなります。お取り扱いには十分ご注意ください。


【NOTE】

*古いお品物ですので、一部に小傷や汚れ、錆びや変色がみられます。詳細は画像にてご確認ください。

*ガラスシェードは細い平板に穴を開け、そこにワイヤを通した構造です。一部エッジや穴部分にチップ(わずかな欠け)がみられますが、ほとんど目立ちません。

*構造上、ガラスシェードに触れる際はご注意ください。

*発送の際はシェードは外した状態で梱包いたします。お手数ですが組み立てはご自身でお願いいたします。工具は必要ございません。

*シェードの留め方はキャッチ式(電球に挟み込むタイプ)です。

*画像の備品は付属しません。

*上記ご了承の上、お求めください。





アイテムのご購入はショップにてどうぞ。

こちらのバナーからご来店いただけます。




Todd Lowrey Antiques

by d+A


2月7日㈰、大江戸骨董市 出店場所のご案内です。