英国アンティーク、キャンドルスタンド。
英国のアンティークフェアで手に入れた、風格漂うキャンドルスタンド。
マホガニーの無垢材を削ってつくられており、強弱ある連続した挽物細工、三角錐(厳密には変形六角形ですが)をモチーフとしたベース、そして獣の脚先を模した真鍮細工が特徴となっています。
このようなフォルムは「ネオクラシカル=新古典主義」のもの。
ネオクラシカル様式とは、英国を含むヨーロッパで、18世紀半ばから19世紀初頭まで流行した意匠様式で、古代ギリシャ・ローマのデザインを再構築したものです。
華やかなる宮廷美術のバロックに対する反発から生じた様式であり、ギリシャ美術の本質であるとされる「高貴なる単純さと静穏なる偉大さ」を具現化したものとして大層流行しました。
このキャンドルスタンドは1920-1930年代頃の物と推測しますが、英国において、世代を超えて受け継がれてきている様式のひとつであることは間違いないでしょう。
高さは約40cmと高めで存在感抜群。天端にはキャンドル用の金属針と、受け皿がついています。実際にキャンドルを灯していただくのはもちろん、蔦類などをディスプレイするのもよろしいかもしれません。
ディスプレイでひとつでも背が高い物があると、空間はぐんと広がり、演出の幅が広がる事でしょう。貴方の暮らしを豊かに彩る、ネオクラシカル様式の逸品はいかがでしょうか。
◆England
◆推定製造年代:c.1920-1930年代頃
◆素材:木、真鍮、金属
◆サイズ(ベースの三角の一辺を正面にみたとき):幅約13.6cm 奥行約11.6cm 本体高さ約39.8cm
◆天の針を含めた高さ約42.2cm
◆重量:625g
◆在庫数:1点のみ
【NOTE】
*古いお品物ですので、一部に小傷や汚れ、錆びや変色、木部には補修跡等がみられます。
*詳細は画像にてご確認ください。
*画像の備品は付属しません。
*上記ご了承の上、お求めください。
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Todd Lowrey Antiques
by d+A