円形の中に、なにやら勇ましいフォルムと、"SIGMA LUTI'N"の文字。
調べてみると、このSIGMAとは、チェコの LUTI'Nにある、機械メーカー。
1868年創業、150年近い歴史を持つ立派な老舗です。
参考までにSIGMAのオフィシャルサイトはこちら。
http://www.sigmagroup.cz/en
おそらくノベルティとして造られたものではないでしょうか。
また、このようなピンはハットピン、もしくはラぺルピンと呼ばれ、帽子やジャケットの襟などに刺して楽しむものです。
男性のジャケットの下襟を「ラペル」とよび、そこにあるボタンホールを「フラワーホール」とよびます。
だんだんと襟をたてることはなくなりましたが、英国の皇太子がこの穴に花を入れていたことから
フラワーホールと呼ばれるようになったそうです。
現在では社章などのバッジ、ラペルピン、ブローチなどをフラワーホールに挿すことが多いようです。
多くの男性が、いつもは気にもしないフラワーホール。さすがに花は恥ずかしいとは思いますが、小さなラペルピンであれば、さりげないおしゃれが楽しめそうです。
チェコスロバキア時代のヴィンテージ・ラペルピン。
工夫次第でいろいろ愉しめそうな、ちいさなこだわりのアイテムです。
◆Czechoslovakia
◆推定製造年代:1960~1980年頃
◆素材:金属
◆サイズ:飾り部分幅約1.5cm ピンを含めた全体の長さ約4.4cm
【NOTE】
*ヴィンテージ品ですので、多少の汚れや歪みなどがございます。
*ピン先端のキャッチは、現代の日本のものです。あったほうが使いやすいと思い、当店にてご用意いたしました。
*装着時には押し込むだけでとまります。
*外すときには、先端部分のみを軽く伸ばす様にしながら、少しひねると外れます。
*キャッチご不要の場合は、その旨ご連絡いただければ、なしで出荷いたします。(価格は変わりません)
アイテムのご購入はショップにてどうぞ。
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Todd Lowrey Antiques
by d+A