紳士の象徴・ステッキ。
昔の映画などで、ハットとステッキをスーツに合わせ、紳士が歩くシーンは、なんとも恰好が良く優雅にみえます。元々、ステッキとは、王や貴族の権力の象徴としての意味合いもあったようですが、外を歩く紳士がもつ理由としては護身のため、ということも色濃くありました。
ハットが盾、ステッキが剣。
一歩家をでたのなら、紳士たるもの、いついかなる時も気を抜かないように・・ということから出来たファッションなのかもしれません。
さて、このステッキはイングランドの北東部で手に入れたもの。
使われている木材は断言はできませんが、明るい色味や濃淡のある表情から、アカシアなのではないかと思われます。
アカシアはどちらかというとアジアや南アフリカで大きな木となり、英国ではそれほど普遍的な材ではありませんが、固く、表情豊かな材として、近年は杖としても製造・販売がされています。
この杖も、おそらく1940～50年代のものと思われますので、どこからか手に入れた材を英国にて杖に仕立てたものではないでしょうか。
持ち手は伝統的なクラッチグリップで、真鍮に花や葉のモチーフが刻まれており、日々使う楽しさを味わえるような仕上げになっています。
英国紳士が愛してきたヴィンテージ・ステッキ。
ぜひお手元でおたのしみください。
◆England
◆推定製造年代:c.1940～50年代
◆素材：木・真鍮
◆サイズ：全体長さ約93.5cm
◆在庫数：1点のみ
【NOTE】
＊古いお品物ですので、一部に小傷や汚れ、錆びや変色がみられます。詳細は画像にてご確認ください。
＊長さは93.5cmと少し長めですので、このままですと一般的には背の高い方向けのサイズです。
＊ご要望によりお好みの長さにカットいたしますが、その際は少々のお時間と、追加で1,000円（税込）をお願いしております。
＊カットご希望の場合はショップにおいて「この商品について問い合わせる」よりご連絡ください。
＊全体としては通常のご使用に耐える、よいコンディションと思います。ご了承の上、お求めください。
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