英国アンティーク・ピラーボックスの形の貯金箱。
「Pillar box/ピラーボックス」とは、郵便物を投函する、自立式の屋外ポストボックスのこと。
英国が始まりといわれており、基本はキャストアイアンでつくられた赤いものがベースとなっています。
円柱や楕円柱、八角形や四角形など様々なバリエーションがあり、英国では歴代のピラーボックスを展示した博物館もあり、世代を超えて愛されている存在です。
今回ご紹介する貯金箱は、そのピラーボックスを模したもの。
ずっしりと重い真鍮に、無垢のマホガニーでできた台座がついています。
フォルムは傘のような屋根が可愛らしいタイプで、単純化されているので断言はできませんが、ジョージ5世(1865-1936)頃のデザインによく似ています。
スリットは大きめで、日本の500円玉が余裕で入ります。
折りたたんだお札も軽く入れられるのですが・・・ご注意ください!実は、この貯金箱は開け口がありません。下の台座を外せば、開口部があるのかな、と思って外してみれば、そこは真鍮でできたがっしりとした底面が現れます。
つまり、いったんなかにいれたコインをだすためには、入り口のスリットに細長い厚紙などをいれ、工夫しながら出すしかありません。(子供の頃、そんなことしませんでしたか?)なので、お札をいれてしまったら、出すことはかなり難しいと思われます。
だから、スリットは少し大きめなのかもしれません・・・?
お金をいれるときは、不退転の決意で。
もうこの小さなポストにあげるくらいの気持ちでいれてください。
そうしてあげてもいいくらいの、健気で可愛らしい存在感をもつ英国アンティーク・ポスト貯金箱。
あなたのそばで、ずっとずっと、立っていてくれることでしょう。
◆England
◆推定製造年代:c.1930年代頃
◆素材:真鍮・木(マホガニー)
◆外箱サイズ:直径約7cm 高さ約15cm
◆重量:389g
◆在庫数:1点のみ
【NOTE】
*古いお品物ですので、一部に小傷や汚れ、変色がみられます。詳細は画像にてご確認ください。
*中にいれたコインをだすためには、入り口のスリットに細長い厚紙などをいれ、工夫しながら出す必要がございます。
*お札を入れた場合、取り出すことは難しいと思います。
*画像の備品は付属しません。
*上記ご了承の上、お求めください。
アイテムのご購入はショップにてどうぞ。
こちらのバナーからご来店いただけます。
Todd Lowrey Antiques
by d+A