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Monday

バーミンガムから来た銀のベルト / Vintage Sterling Silver Ring

 英国ヴィンテージ、シルバーリング。















英国のマーケットで手に入れた、ベルトのバックルを模したデザインをもつリング。

ぽってりとした質感と輝きで、印象的に手元を演出します。


リングのべースとなる材はスターリングシルバー。
英国においてスターリングシルバー(銀の純度92.5%)はホールマークによって管理されておりますが、ジュエリーなどの小さなものにおいては必ずしもホールマークは刻印されておらず、銀の純度を示す「925」もしくは「SILVER」「STARLING」などのみの場合もございます。ただ、今回ご紹介するリングにはホールマークが確認できます。

一番左は「VG&Co」次にバーミンガムの錨のマーク、ライオンパサント、そして筆記体のf。この筆記体のfが隅が切られた矩形に入っているのは、バーミンガムにおいては1980年のデイトレターとなります。

よって、このリングは1980年にバーミンガムのアセイオフィスで認可をうけたスターリングシルバーであることがわかります。また残念ながら「VG&Co」のメーカーは特定することができませんでした。


約40年ほどの歳月を考えれば、状態としてはとても良いといえると思います。
クラシカルでありながらモダンな雰囲気は、幅広い層の方に喜んでいただけそう。


貴方の指を優しく締める、バーミンガムから来た銀のベルトはいかがでしょうか。




◆England
◆Birmingham
◆推定製造年代:c.1980年
◆素材:シルバー925
◆サイズ:約18号
◆重量:4g
◆在庫数:1点のみ


【NOTE】
*古いお品物ですので、一部に小傷や汚れ、歪み等がみられます。詳細は画像にてご確認ください。
*画像の備品は付属しません。
*上記ご了承の上、お求めください。




アイテムのご購入はショップにてどうぞ。
こちらのバナーからご来店いただけます。



Todd Lowrey Antiques
by d+A


Saturday

細かなパーツを仕舞う職人の指を想う / Antique Watchmaker's Wooden Box

 英国アンティーク、時計職人の木箱。















A4サイズ縦半切りほどの大きさのフラットな木箱があります。

(厳密にはA4サイズ縦半切りは29.7×10.5。この木箱は27.2×12.2cmなのですこしだけ太目短めです)



しっとりした手触りの木箱は四方を45度で留めた丁寧な作り。

上蓋はスライドするようになっており、開けば小さな仕切りが現れます。

仕切りの大きさは大体が約2.3cm角。


そこには数枚の円形ガラスといくつかの小さなパーツが入っています。




これは時計職人の木箱。


英国のディーラーからは「WATCHMAKERS BOX. COMPARTMENTS INSIDE!」と紹介されました。

推定製造年代は19世紀後半、1880年あたりではないか、とのこと。

このような木箱の年代はもう長年の経験と勘でしか推測できないものですが、私も拙いながらも全面的に賛同いたします。



円形ガラスは時計のフェイス用、他の小さなパーツもすべて時計の内部パーツと思われます。

時計パーツまで同年代とは言えませんが、パーツ収納箱として使い続けていくうちに少しばかりパーツが中に入れられたままとなり、やがて箱ごとアンティーク市場に出てきた・・・・と推測いたします。



小さな小さなコンパートメントに入れるのは、時計パーツのみならずリングやコインでも良いかもしれません。

他には鉱物とか標本とか、とにかく「コレクション」を集めて並べるのに最適な木箱といえるでしょう。




英国ヴィクトリアンの時計職人が愛用していた機能的な木箱。

ともに在った、細かなパーツを仕舞う職人の指を想わずにはいられません。



コレクターの皆様。

次は貴方の指で、コンパートメントに自身のコレクション収めてみてはいかがでしょうか。




◆England

◆推定製造年代:c.1880年代頃

◆素材:木

◆サイズ(外寸):幅約27.2cm 奥行き約12.2cm 高さ約2.3cm

◆重量(内容物含む):180g

◆在庫数:1点のみ



【NOTE】

*古いお品物ですので、一部に小傷や汚れ、変色等がみられます。詳細は画像にてご確認ください。

*画像に写っている内容物を入れたままお届けいたします。

*木箱の外にある備品は付属しません。

*懐中時計も付属しません。

*上記ご了承の上、お求めください。





アイテムのご購入はショップにてどうぞ。

こちらのバナーからご来店いただけます。



Todd Lowrey Antiques

by d+A


豊穣の象徴を持つ銀のツール / Antique Sterling Silver Handle Magnifying Glass 1914

 英国アンティーク、スターリングシルバーハンドルの拡大鏡。












使い始めてみるともう手放せないツールのひとつ、拡大鏡。
それがアンティークの、しかもスターリングシルバーであることは、美しさと機能性、そしてクオリティのすべてを満足させるひとつの究極であることは間違いありません。

そんなスターリングシルバーハンドルの拡大鏡のご紹介です。




今回ご紹介する拡大鏡は、ハンドルの上下にホタテ貝の意匠が施されたもの。
ヨーロッパにおいてホタテ貝は信仰と豊穣の象徴であり、とても縁起が良いモチーフです。
そのホタテ貝を上下に配し、間を細線でつないだデザインのハンドルは、誰もが受け入れられるような伝統の美しさに満ちています。



ハンドル上部には両面にホールマークが刻まれています。
クラウンのマークは、シェフィールドのアセイオフィスのマーク。その横には矩形のライオンパサント。
隣のデイト・レターは非常に読みにくいのですが、恐らく隅をとった矩形に「W」なのではないかと思われます。
シェフィールドにおいてそれは1914年のデイトレターとなります。
先頭の矩形の中の文字は「H.W.L.D」。これは「Henry Williamson」のメーカーズマークです。


Henry Williamsonとは1895年にHenry Williamsonによって創業したシルバースミス。
シェフィールド、バーミンガム、チェスターのマークのものが確認できますので、かなり手広くビジネスをしていましたが、1930年代には廃業してしまったようです。



なお、レンズ部分は後年に付け替えられたものであると思われます。
英国アンティークの拡大鏡はこのようにハンドルは活かしながら、傷つきがちなレンズ部分のみ付け替えられているものがほとんど。
金属製のレンズ枠は太いものもありますが、このお品物はごく細いレンズ枠で仕上げられています。
直径約5cmのレンズはコンディションもよく、傷はほとんど見えませんので、十分実用にお使いいただけることと思います。



全体長さ約13.8cmですので、ややこぶりでデスクに置いても邪魔にならないサイズなのではないでしょうか。


今時はスマホのアプリでも拡大鏡があるようですが、私のようなアナログな人間には遥かに拡大鏡のほうが便利。
光をあて、角度を変えながら肉眼で直接見る確かさは、なにものにも代えがたいものと思います。


ご自身のために、そしてもちろんギフトにも最適。
いつまでも変わらない価値をもつ、英国アンティークの確かなひと品です。



◆England
◆Sheffield
◆Henry Williamson
◆推定製造年代:c.1914年
◆素材:スターリングシルバー、ガラス、金属
◆サイズ:全体長さ約13.8cm レンズ部分直径約5cm
◆重量:35g
◆在庫数:1点のみ


【NOTE】
*古いお品物ですので、一部に小傷や汚れ、変色がみられます。詳細は画像にてご確認ください。
*画像の備品は付属しません。
*上記ご了承の上、お求めください。




アイテムのご購入はショップにてどうぞ。
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女神イシスの謀略 / Antique Letter Opener Agage "Isis"

 英国買付、ポルトガルのレターオープナー。













ヨーロッパのアンティークアイテムで人気のあるレターオープナー。



様々な文具の中で、レターオープナーは「手紙の封を切る」ための道具として、なかなかに贅沢な品物。

鋭いカッターナイフで封を開ければ、鋭いがゆえにしばしば違う方向に紙を切ってしまうのは、皆様も経験されたことがあるのではないでしょうか。

レターオープナーは鋭くないがゆえに、折れ曲がったところを柔らかく破り、心地よい開封のお手伝いをしてくれる、アナログな道具と言えるでしょう。




今回ご紹介するのは、レターオープナーの中でも「Isis/イシス」をモチーフとした、少し珍しいものです。



手に入れたのは英国のマーケット、販売していたのはポルトガルのディーラー。

ひとくせもふたくせもあるちょっとこだわりのアイテムを扱っている人でありました。

ディーラーによれば、このオープナーは出自はポルトガル、恐らく製作されたのは20世紀初頭、「advertising/広告」用であろうとのこと。


フラットな刃部分には「AGATE "Isis"」の文字が見られます(Eの上にはサーカムフレックス/山がありますが、ここでは省略いたします)

残念ながら「AGATE」の意味は不明。ポルトガル語の固有名詞でしょうか。


「Isis/イシス」については、エジプトの女神イシスのことだと思われます。



エジプト神話によれば、女神イシスは最高神にして太陽神のラーによって造られたといいます。

彼女はやがてラーの力を手に入れたいと願うようになり、ラーの涎と泥をこねて毒蛇を作り出します。

その蛇をラーに噛みつかせ、苦しむラーから秘密の名前を聞き出してラーの力を手に入れた・・・という話がございます。


そんなひどい(!)ことをしたイシスではありますが、エジプトにおいては豊穣のシンボルであり、偉大なる女魔法使い、そして王座を守るものとして古来より崇拝されてきました。




今回ご紹介するレターオープナーには、トップの装飾に壺と蛇が見られますので、イシスが毒蛇を作り出したシーンを再現しているのではないでしょうか。

周囲には生命力の象徴、アカンサスの葉が施され、トップのリボンモチーフはネオクラシカル様式の影響かもしれません。




存在としての贅沢さから「卓上の華」ともよばれるレターオープナー。

その卓上の花に神話を潜ませて、使いこなしながら遥か古代エジプトへと想いを馳せる。


そんなひとときはいかがでしょうか。




◆英国買付/Portugal

◆推定製造年代:c.1900-1930年代頃

◆素材:金属

◆サイズ:全長約 21.2cm 幅約4.6cm 厚み約0.4cm

◆重量:45g

◆在庫数:1点のみ



【NOTE】

*古いお品物ですので、一部に小傷や汚れ、変色や錆、歪み等がみられます。詳細は画像にてご確認ください。

*「刃」と表現しておりますが刃物ではございません。

*やや鋭い形状ですので、お取り扱いには十分ご注意ください。

*画像の備品は付属しません。

*上記ご了承の上、お求めください。





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アイルランドのシンボルを精緻な細工で堪能する / Vintage Silver Marcasite & Connemara Mable Brooch

ドイツヴィンテージ・シルバーのブローチ。













英国のマーケットで手に入れた美しいブローチ。


センターにあしらわれているのはアイルランドの国章、ハープと、アイルランドの守護聖人セント・パトリックの持物シャムロックがモチーフとなっています。

精緻な細工にすっかり感動して手に入れてしまいました。




アイリッシュハープは古い歴史をもち、12世紀ころから存在していたといわれています。

16世紀にヘンリー8世がアイルランド王即位を宣言すると、青地に金色のハープがアイルランドの紋章として加えられました。

アイルランドを代表するビール、ギネスもハープをマークとしており、まさにアイルランドを象徴するアイコンといってもよいでしょう。



また、ハープの背景には、淡い緑色の石が嵌めこまれています。


これは Connemara Marble/カネマラ(コネマラとも)マーブル(もしくはカネマラ・アガート/瑪瑙、とも呼ばれます)という天然石。

カネマラとはアイルランド西部の山地の名前であり、カネマラマーブルはそこで産出される緑色がかった天然石です。

美しい色・文様をしているため、古来よりケルト民族の魔除け石とされてきました。

現代ではだいぶ産出量が少なくなり、宝飾品としての扱いが多くなっているようです。




そして全体に散りばめられているのはマーカサイト。


マーカサイトとは白鉄鉱のことで、古代ギリシャの頃にも宝飾品として用いられ、インカの時代には鏡として使用されていたと想像される形状にて発見されています。


鏡面仕上げにした多面カットのマーカサイトで仕上げられたアクセサリーは、控えめながらもきらきらとした反射が美しく、あたかも無数のダイアモンドを散りばめたよう。

英国では19世紀後半から20世紀初頭にかけて大流行いたしました。パワーストーンとしても親しまれ、冷静・明察・英知・沈着を表すといわれています。



ハープとシャムロックをモチーフに、カネマラマーブルとマーカサイトを駆使したブローチ。

てっきりアイルランドのものかと思っていましたが、背面に以下の文字を発見いたしました。


935

GERMAN MADE


そう、実はこれはドイツ製。

シルバー925よりも銀の純度が高いシルバー935で出来ています。



また、留め具の針部分には「METALL」という文字もみられます。

ドイツ語で「金属」の意味となり、針はシルバーではないですよ、ということでしょう。

几帳面なドイツらしい仕事ぶりを感じることが出来ます。



推測としては、カネマラマーブルを提供しつつ製作はドイツの工房にまかせ、販売はアイルランドで行われていたのではないでしょうか。

精緻な仕上がりはその工房しかできないものだったのかもしれません。



アイルランドのシンボルを精緻な細工で堪能することの出来る、美しい装飾品。

こだわりのヴィンテージ・アクセサリーとしていかがでしょうか。



◆英国買付/Germany

◆推定製造年代:c.1940年代頃

◆素材:シルバー935、金属、石

◆サイズ:幅約5.2cm 高さ約1.5cm

◆重量:6g

◆在庫数:1点のみ



【NOTE】

*古いお品物ですので、一部に小傷や汚れ、変色等がみられます。詳細は画像にてご確認ください。

*ブローチ留め金具は、ご使用可能と判断してご紹介しておりますが現代の物に比べればわずかに操作性に劣ります。

*画像の備品は付属しません。

*上記ご了承の上、お求めください。





アイテムのご購入はショップにてどうぞ。

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