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愛される理由は可憐さと軽やかさ/ Antique Brass Photo Stand Louis XVI Style

 フランスアンティーク、フォトスタンド。



















こぶりながらも優雅な存在感のあるフォトスタンドのご紹介です。



まず目を惹くのは造形の可憐さ。


トップにはリボンがあしらわれ、中心のフォトスペースは円形、それ以外は透かしのデザインとなっており、月桂樹や細かなビーズ風意匠が抜けた部分を華やかに演出します。この意匠はルイ16世様式と申し上げてよろしいかと思います。


ルイ16世様式とは、古代ギリシャ・ローマの様式を取り入れた、古典的で格調高いスタイルであり、月桂樹や花冠などの自然モチーフや可憐なリボンなどを組み合わせているのが特徴です。



また、背面には以下の文字が見られます。


MADE IN FRANCE GALB-EMAIL 


この「GALB-EMAIL」について調べたのですが、製造元の名前としているディーラーがいるかと思えば、フランスの特許商標「Brevete Sans Garantie Du Gouvernement」の略称である、と説明しているサイトもあり、一貫した説明ができるソースは見つけることができませんでした。


ちなみに「Brevete Sans Garantie Du Gouvernement」とは「Brevete SGDG」もしくは「SGDG」とも表記され「政府保証なしの特許」=「フランス政府が発明の効能や価値を保証せず、発明者が全責任を負う意味の特許」として1844年から1968年まで使われていました。


また、可動式の支え部分に小さく「BREVETE  S.G.D.G.  H?S」の刻印もみられることから、この品物が「政府保証なしの特許」をとっている品物であることは間違いないかと思います。


以上のことを考えあわせ、今回のお品物はそのつくりから、推定製造年代は1930年代頃としてご紹介させていただきます。



中央の写真部分は交換が可能です。ばね式の要素をもつ支え部分を上方向に倒せば、ばねが緩み、円形の真鍮プレートを下方向へスライドさせながら取り出すことが可能です。なお、表面の透明部分は薄い樹脂製。これはもとからこの素材なのか、後年交換されたのかはよくわかりません。



内部にはフランスの古い本の頁を挟んでおきましたので、お好みで交換されてもよろしいかと思います。



ルイ16世様式の可憐な意匠、透かしのある軽やかな存在感。


デスクトップやカウンターに飾れば、フランスの優雅な香りが漂ってきそうな、フランスアンティークの佳品です。




◆France

◆推定製造年代:c.1930年代頃

◆素材:真鍮、樹脂、他

◆サイズ:高さ約11cm 幅約7cm 厚み約1cm

◆サイズ:立てた時:高さ約10.5cm 奥行約5cm

◆重量:84g

◆在庫数:1点のみ



【NOTE】

*古いお品物ですので、一部に小傷や汚れ、錆びや変色がみられます。

*詳細は画像にてご確認ください。

*画像の備品は付属しません。

*上記ご了承の上、お求めください。 





アイテムのご購入はショップにてどうぞ。

こちらのバナーからご来店いただけます。




Todd Lowrey Antiques

by d+A


パリのカフェ、バイエルンの森/ Antique Regency Style Chessmen with Box

 ドイツアンティーク、リージェンシースタイルのチェスメン。



















今回ご紹介するのはリージェンシースタイルのチェスメン。



チェス駒のデザインには色々な種類があります。


代表的なのはスタントン式。第1回ロンドン国際大会・1851年から使われているもので、当時世界最強プレイヤーといわれていた英国Howard Staunton/ハワード・スタントン(1810-1874)が、大会で使用する駒をこの形に決めたといわれています。

また、英国でよくみかけるのがセントジョージスタイル。ロンドンのセントジョージ・チェスクラブで1840年頃から使われていた駒のデザインであったことから名づけられたと言われています。

そして、今回ご紹介するリージェンシースタイル。1800年代初頭、チェスゲームで人気があったパリのカフェ・デ・ラ・リージェンス/Cafe de la Regenceにちなんで名づけられたといわれています。フランスやドイツでよくみられ、スペインや英国でも定番のうちのひとつ。



英国のアンティークマーケットで手に入れたリージェンシースタイルのチェスメンは、素朴なイラストがついた木箱に納められています。ラベルに描かれた駒もリージェンシースタイルですので、オリジナルの箱と思われます。駒の材はおそらくボックスウッドでしょう。


木製の駒によくありますが、ナイトのみターニングで一体成型ができないため、馬部分だけを別に作って台座に嵌めこむ方式がとられます。そのため馬部分だけが若干違う仕上がり具合になることがよくあります。今回のナイトも、馬部分だけに塗装がされているようで、少しだけ違う色味のようにみえますが、このままのご紹介とさせていただきます。



また、実は当店ではこのラベルにそっくりのリージェンシースタイルのチェスメンを扱ったことがございます。ただ、そのラベルには地球儀のトレードマークと共に以下の文字がみられました。


"GLOBE"SERIES of GAMES


これはドイツのバイエルン州ニュルンベルク/Nurembergにおいて、1890-1920年頃にあった「GLOBE GAMES」という会社のマーク。高品質のゲームを英語市場向けに多く製造していました。


英国においてはヴィクトリアン後期からエドワーディアンの頃で中産階級の消費が活発な頃でしたから、よい市場だったのかもしれません。英国のアンティーク市場においても「GLOBE SERIES」のゲームはしばしば見ることができ、V&Aミュージアムの所蔵品のひとつともなっています。


参考:V&Aミュージアム「GLOBE SERIES」のボードゲームの頁

https://collections.vam.ac.uk/item/O26346/kismet-board-game-globe/




ただ、今回のお品物にそのマークはございません。これは想像ですが、同じ場所でつくられていたものが、販売ルートの違いなどなんらかの理由により、マークがついていないものも流通していたのではないでしょうか。


全体的にややこぶりですが、ラベルは同デザインで駒の質感も似ているため、以前のお品物同様、ドイツ(Bavaria)製、推定製造年代1890-1920年代頃としてご紹介させていただきます。




19世紀の花の都、パリのカフェで生まれたデザインのチェスメンは、豊かな森をもつバイエルンで作られ、英国で愉しまれていたという歴史を持ちます。


パリのカフェ、バイエルンの森へとつながる優しい手触りのチェスセットを駆使して、頭脳のスポーツをお愉しみいただくのはいかがでしょうか。





◆England買付/Bavaria

◆推定製造年代:c.1890-1920年代頃

◆素材:木(駒・ボックスウッド)

◆箱サイズ:約16.7×8.8cm 高さ約5.9cm

◆チェスの駒:キングの高さ約6.9cm  直径2.1cm/ポーンの高さ約3.6cm 直径1.3cm

◆重量:箱入チェスメン総重量283g

◆在庫数:1セットのみ


【NOTE】


*箱入りチェスの駒(32ピース)セットでの販売です。

*古いお品物ですので、一部に小傷や汚れ、材のワレ等がみられます。

*箱には木組みの隙間や、表面に汚れや擦れ、小傷などががみられます。

*箱の蓋は割れがあります。現在のところラベルがあるので離れてはいません。ただ、そのせいでわずかに蓋が変形し、スライドして閉めるときに2-3mmほど出たままになってしまいます。

*画像の備品は付属しません。

*上記ご了承の上、お求めください。



アイテムのご購入はショップにてどうぞ。

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Todd Lowrey Antiques

by d+A


アールデコのルーティーン/ Antique Art Deco Style Desk Set~PerpetualCalendar& Inkwell

 英国アンティーク、万年カレンダーとインク壺のデスクセット。




















英国のアンティークセンターで手に入れた、ダンディなデスクセット。



直線と球形を立体的に配した配した意匠は「Art Deco/アールデコ」スタイルです。


アールデコは1910年代半ばから1930年代にかけてヨーロッパやアメリカで流行したデザイン様式のこと。それ以前に流行った曲線を多用したアールヌーヴォーに対し、アールデコは直線や幾何学図形をモチーフに、機能性と実用性を重視したデザインが特徴とされます。映画化もされた1920年代のニューヨークを舞台にした「華麗なるギャッツビー」の世界観を思い出していただければ良いかもしれません。




使い方をみてみましょう。



向かって右側の球体の蓋を開けば、黒い釉薬で仕上げられた陶器のインク壺が現れます。壺の底面にはシールドのマークがついていますが、詳細は不明。

そして向かって左側は「PerpetualCalendar=万年カレンダー」となっています。手前は月名の樹脂製のプレートを嵌めこみ、本体は日を表示します。

後ろのつまみを回転させると1,2,3の十の位を変更でき、カレンダー本体を上下させると0~9の一の位を変更することができます。



実はこの「カレンダー本体を上下」するシステムがはじめよくわからず、いったいどうやって変えるんだろう、と頭を悩ませました。

私たち二人とアンティークセンターのスタッフ、三人がかりでデスクセットを取り囲み、ああでもないこうでもないと試して数分。本体を支える柱に擦り跡がついていることから、なんとなく本体を上から押してみたらこれが正解!三人で大喜びしあう・・・という一幕がございました。なので、この操作方法は英国でも珍しいシステムなのかな、と思われます。



操作方法を動画としましたのでご確認ください。




なお、手前にはペンが1本置けるペンスタンドがセットされております。



万年筆が製品化されたのは大体19世紀後半、一般に普及しだしたのは20世紀初め。アールデコの時代、20世紀初めはまだまだ混在しており、つけペンを使う機会も多かったのではないでしょうか。



現代では、例えば手前には愛用のペンを、インク壺にはクリップなどをいれておくのもよろしいかもしれません。もちろん、インクを使うつけペンをご愛用の方は、是非とも本来の使い方通りにお使いくださいませ。




そして毎日、カレンダーの日付を変える。


100年ほど前の英国紳士と同じく、それが貴方様のルーティーンとなることは、なんだか不思議で楽しいことのように思うのですが、いかがでしょうか。




◆England

◆推定製造年代:c.1910-30年代頃

◆素材:金属、陶器、紙、樹脂、フェルト、他

◆サイズ:幅約12.2cm 奥行(ベース部分)約6.9cm 奥行(全体)約8cm 高さ約7.3cm

◆重量:258g

◆在庫数:1点のみ



【NOTE】

*古いお品物ですので、一部に小傷や汚れ、錆びや変色がみられます。

*月の文字は少しかすれている部分もあります。

*詳細は画像にてご確認ください。

*画像の備品は付属しません。

*上記ご了承の上、お求めください。 





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by d+A


ミニマムな装飾を纏う銀と黒のコンビネーション/ Antique Walking Stick with Sterling Silver Grip

 英国アンティーク、スターリングシルバーのグリップをもつステッキ。















英国のアンティークフェアで手に入れた、ブラックシャフトにスターリングシルバーのグリップを持つステッキ。


英国のステッキとしては定番のカラーリングで、きりりと黒いシャフトとシルバーの対比が凛々しく、控えめな優雅さに満ちています。


細かな部分をよく見てみましょう。シャフト部分は木製ですが、ほぼ黒といえる色味に塗装されています。わずかに塗装の剥げがや汚れがみられますが全体としては素晴らしいコンディションといえるでしょう。長さは約91cm強と、英国のステッキとしては標準的なサイズであり、持てば重さ273gとやや重めで、しっかりとした印象を持っています。



持ち手部分はシンプルなグリップハンドルで、波のような鱗のような、はたまた中世の鎧の鎖帷子のような文様が施されていることを見ることができます。


さてシルバーのホールマークを確認してみましょう。


まず一番左がメーカーズマーク「J・H」。次の錨はバーミンガムの証。そしてライオンパサント、デイトレターは「Z」。

バーミンガムの「Z」は丸ベースのものが1874年、矩形ベースが1899年、シールドベースで1924年となります。このデイトレターは矩形ベースに見えますが、フォントのデザインが1924年のものに近いため、おそらくシールドの下部が下のラインと重なってしまっているため見えないような気がします。以上のことから、推定製造年代は1924年としてご紹介させていただきます。



バーミンガムでこのフォントの「J・H」といえば、シルバースミスは「Henry Howell & Co Ltd (Jonathan Howell)」であると思われます。


もともと「ハウエルショップ」は「John Howell/ジョン・ハウエル」によって1832年にロンドンの「Aldersgate/アルダースゲート」76番地に設立され、高級な靴下類や杖を含むさまざまなファッションアクセサリーを販売していました。1859年息子の「Henry Howell/ヘンリー・ハウエル」がロンドンのオールド・ストリートで卸売市場向けのステッキを製造販売業を始めます。これが「Henry Howell & Co Ltd」の始まり。事業は急速に成長し、高品質のステッキ製造における世界有数の会社となりました。1867年、ヘンリーの従兄弟「Jonathan Howell/ジョナサン・ハウエル」が事業に参加。1888年、ヘンリーは子供を残さずに亡くなり、全財産をジョナサンに遺贈しました。会社はその後も「Henry Howell & Co Ltd」の名前で繁栄し、1920年の英国産業博覧会 (ロンドン) カタログにも「高級ステッキはじめあらゆる種類の天然ステッキ、ドラムメジャーやチーフの杖など、あらゆる素材のステッキを専門に製造。」と記載されていました。

どの時点、もしくはどの品物において「Jonathan Howell」の名前が使われていたのかは不明ですが、会社名「Henry Howell & Co Ltd」のなかの1ブランドとして「Jonathan Howell」が使われていたのかもしれません。


ミッドヴィクトリアンから続いてきたステッキの名店が生み出した、シックなステッキ。ミニマムな装飾を纏った銀と黒のコンビネーションは、持つ人の品格を如実に語ります。


ジャケットを羽織った日に是非ともお持ちいただきたい、端正な英国アンティークの逸品をお届けいたします。




◆England

◆推定製造年代:c.1924年頃

◆素材:木、シルバー、他

◆サイズ:全長約91.2cm グリップ直径約4cm

◆重量:273g

◆在庫数:1点のみ



【NOTE】

*古いお品物ですので、一部に小傷や汚れ、アタリや歪み、へこみ、変色等がみられます。

*シャフトはがっちりとしており、体重をかけてもあまりしなりません。

*石突部分の金属はしっかりとついておりますが、実際にご使用の際は滑り止めにゴム製のカバー等をつけることをお勧めいたします。

*詳細は画像にてご確認ください。

*画像の備品は付属しません。

*上記ご了承の上、お求めください。




アイテムのご購入はショップにてどうぞ。

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Todd Lowrey Antiques

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