上品な存在感をはなつ、こぶりなウォールシェルフは最後の「古き良き時代」ともいわれるエドワーディアンのもの。
素材は緑の黄金とよばれたマホガニー材。
赤みを帯びた仕上がりは、小さいながらも本物のアンティーク家具としての風格を感じさせます。
トップの背板には花、もしくは十字架を思わせる切り抜きがあり、軽やかさと可憐さをもたせています。
珍しいのは、周囲に施された細かなパターン。
これはもともと金彩が施されていたもの。
アンティーク家具のデスクトップレザーなどによく行われる手法で、木に対してこのような手法をとることは珍しいといえます。
ひょっとしてライティングデスクとお揃いで誂えさせた特注品だったのかもしれません。
歳月により金が落ちてしまっている部分もございますが、それだけに表情に奥行きがでて、なんともいえない味わいとなっています。
また、多少アタリにより塗装が落ちてしまっている部分もございます。
ただ、この部分をきちんと直すと金彩もすべてやり直しとなってしまうので、このまま使われてきたのではないでしょうか。
100年を超して愛されながら使われてきた小家具。
これからは、ぜひ貴方のお部屋の壁を飾ってください。
◆England
◆推定製造年代:1900年代
◆素材：マホガニー材・金属
◆サイズ：幅約21.4cm 奥行き約11.2cm 高さ約19.5cm（金具を含まない高さです）
◆重量：約320g
◆在庫数：1点のみ
【NOTE】
＊古いお品物ですので、一部に小傷や汚れがみられます。詳細は画像にてご確認ください。
＊仕上げは英国アンティーク伝統の仕上げ「ニス」ですので、水は厳禁です。鉢物や花瓶を置く場合は、必ず何かを間に敷いて下さい。
＊画像の備品は付属しません。
＊上記ご了承の上、お求めください。
アイテムのご購入はショップにてどうぞ。
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Todd Lowrey Antiques
by d＋A
