コールボックスとは炭入れのこと。
英国都市部では1950年代に始まった煤煙規制で暖炉に火を入れることは出来ませんが、地方ではまだ暖炉を使っている所がまだまだ沢山あります。
ただ、もちろん昔はどこも暖炉に頼っていましたので、どの家にも複数の暖炉があり、暖炉のための炭は必需品でした。
ある程度の量はバックヤードや地下に置くとして、とりあえずの量を暖炉のそばに常備しておく必要があったのです。
そんな時に使われたのがコールボックス。形状は様々で、木でできた家具のようなものから、真鍮や銅でできたバケツのようなものまで多くのデザインがあります。
今回ご紹介するミニチュア・コールボックスは、そんななかでも比較的普及品の形をしています。
ちょっと大きめのちりとりのような形で、持ち手と蓋がついており、中に入っている炭を掻き出しやすい形状。
手のひらに乗るほどの小ささで、凝った丁番飾りも素敵ですが、底面には小さな小さなでっぱりの脚のようなものもついていて、なんとも凝った仕上げとなっています。
子供のおままごと用にしては完成度が高く、恐らく大人の趣味用につくられたものと思われます。
デスクに置けば、小さめの付箋や消しゴムなどの収納に便利。
ギフトにも最適な、英国アンティークのひと品です。
◆England
◆推定製造年代:c.1930年代
◆素材：真鍮
◆サイズ：幅約4.5cm 奥行き約7.5cm 高さ約6.5cm
◆在庫数：1点のみ
【NOTE】
＊古いお品物ですので、一部に小傷や汚れ、錆びや変色、歪みなどがみられます。詳細は画像にてご確認ください。
＊画像の備品は付属しません。
＊上記ご了承の上、お求めください。
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Todd Lowrey Antiques
by d＋A
