持ち手部分が馬の頭となっている英国ヴィンテージの靴ベラ。
靴ベラは英語でShoe Horn。
つまりもともとは動物の「角」で作っていたものが多かった、ということでしょう。
起源はわからないほど古いですが、昔は馬に乗ることが多く、ブーツが主体だったため、短靴用の靴ベラはそれほど古い物ではないような気もします。
今回ご紹介するのは、英国ヴィンテージの靴ベラ。
木部分はオーク、金属部分は真鍮。
持手は馬の頭を模していて、意匠性と持ちやすさが考えられた仕様となっています。
靴ベラの部分は微妙な曲線を描いた真鍮製。
一般的にはまっすぐ取り付けれれているところですが、この靴ベラは絶妙にねじれているところがポイント。
細く絞られた部分からねじれながらきれいに広がる様は、まるで彫刻作品のようです。
おそらく、持ち主の使いやすいように、わざわざ角度をつけたのではないでしょうか。
オーク材の部分も直線ではなく、先端に行くほど細くなり、さりげなく手の込んだ仕様がスマートさを感じさせます。
日々使うものだからこそ、こだわりを。
ご自身で使って納得し、ゲストに差し出せばカンバセーション・ピースとなる、粋なひと品。
貴方のお屋敷の玄関に、ぜひどうぞ。
◆England
◆推定製造年代:1940~50年代
◆素材:真鍮・オーク材・その他
◆サイズ:握り手馬頭幅約5.6cm 全体長さ約43.1cm
◆在庫数:1点のみ
【NOTE】
*古いお品物ですので、一部に小傷や汚れ、錆びや変色がみられます。詳細は画像にてご確認ください。
*画像の備品は付属しません。
*上記ご了承の上、お求めください。
アイテムのご購入はショップにてどうぞ。
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Todd Lowrey Antiques
by d+A