この完成されたフォルムをもつカウンター・ベルは、イングランド南部のアンティーク・タウンで手に入れた物。
かつてより少なくなったとはいえ、まだまだアンティーク・ショップが軒を連ねる可愛らしい街並みは、いつ訪れても心癒される雰囲気が漂います。
そんな街のアンティーク・ショップ、ショーケースの中に鎮座していたこのカウンター・ベル。
スタイルとしては時々みかけるハンマー・タイプではありますが、格調高いフォルムは、今までみたどのベルよりも高貴な雰囲気を纏っていました。
トップにはまるで王冠のような小さな擬宝珠。
幾重にも重なる飾りが美しい円形のベース。
すらりと立ち上がる支柱はリズミカルな凹凸できれいなバランスを保っています。
よくみれば、ハンマー先端の受け部にも、蕾のような意匠が施されており、製作者のなみなみならぬこだわりが感じられます。
使いこまれた小さなハンマーの付け根、内部にはバネが仕込まれており、指ではじけば心地よい反動で「リーン」とベルの音が響きます。
300g近い重量がありますので、鳴らす際も安定しており、安心してご使用いただけます。
かつてどこかのお店のカウンターや、ホテルのフロントで使われていたであろう、カウンター・ベル。
ヴィクトリアンの頃から変わらないベルの音は、高く柔らかく、遥か過去から呼ばれているような錯覚に陥ります。
貴方の耳で是非ご体感ください。
◆England
◆推定製造年代:c.1880年代
◆素材：真鍮
◆サイズ：土台直径約7.2cm 高さ約12.5cm
◆重量：約293g
◆在庫数：1点のみ
【NOTE】
＊古いお品物ですので、一部に小傷や汚れ、錆びや変色がみられます。詳細は画像にてご確認ください。
＊画像の備品は付属しません。
＊上記ご了承の上、お求めください。
アイテムのご購入はショップにてどうぞ。
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Todd Lowrey Antiques
by d＋A
