英国アンティーク ミニチュアテーブルのキャンドルリフレクター。
英国のアンティーク市場で時折みかける小さなテーブル状の物。材は大抵が真鍮で、まれにシルバーの高級品もあります。
1本の支柱で天板を支え、天板が倒れて収納に便利な「Tilt Top Table」は英国アンティーク家具の定番のひとつ。本物の家具でそのようなものがあるので、てっきりそのミニチュア版かと思っていました。
ミニチュア家具は大好物。先般の買い付けでも何点かのミニチュアテーブルを手に入れたのですが、その際にディーラーから「これはキャンドル・リフレクター・・・まあミニチュアテーブルでもあるけど」との言葉が。それでやっと、本来の目的を知ることが出来ました。
キャンドルリフレクターとは、キャンドルの火の後ろにおいて、光を反射させるもののこと。弱いキャンドルの明かりを、少しでも強くするためのもののことです。
今まで不思議に思っていた、多くのミニチュアテーブルが、本来のテーブルの姿のように、天板を水平にしたときにきちんと水平にはならないこと。(なるものあります)
天板を立てて置いてる時の方が、おさまりがいいような気がすること。その理由は、天板を立てて置いている時の機能のほうが優先だったから。
でも、だからといって、単に天板を立てた状態で固定された物でいいじゃないか、とならないのが嬉しいところ。本物の家具の「Tilt Top Table」になぞらえ、天板を水平にすれば小さなテーブルになる、可愛いじゃないか、キャンドルを使わない時は飾っておけばいいしね・・・・。そんなノリのアイテムなような気がします。
今回ご紹介するキャンドルリフレクター=ミニチュアテーブルは、オーバル(楕円)天板をもつ小さな物。トリポッド(三本足)に支えられ、凝ったデザインの挽物風の支柱に支えられています。
天板は水平にするとわずかに水平ではございませんが、一見して明らかに傾いている、というほどでもなく、十分ミニチュアテーブルとしてご鑑賞いただける範囲かと思います。
小さなオーバルテーブルを模したキャンドルリフレクター。本来の用途のように、その前でキャンドルを灯してみるのもよし。もちろんミニチュアテーブルとして愛でてみるものよし。
鈍い金色をしたアンティークアイテムは、英国のかつての習慣を思いがけず身近なものに感じさせてくれることでしょう。
◆England
◆推定製造年代:c.1900-1930年代頃
◆素材:真鍮
◆サイズ:天板楕円約5.2×8.5cm 高さ(天板を水平にしたとき)約8.4cm/高さ(天板を直立にしたとき)約12.2cm
◆重量:92g
◆在庫数:1点のみ
【NOTE】
*古いお品物ですので、一部に小傷や汚れ、変色、天板エッジには凹みがみられます。詳細は画像にてご確認ください。
*きちんと自立しますが、天板はわずかに水平ではございません。
*天板は立てた状態でも安定しています。
*画像の備品は付属しません。
*上記ご了承の上、お求めください。
アイテムのご購入はショップにてどうぞ。
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Todd Lowrey Antiques
by d+A