英国アンティーク、レセプションベル。
シンプルながらも美しいフォルムをもつヴィクトリアンのベルのご紹介です。
テーブルベルの一種ではありますが、振ってクラッパーを鳴らすのではなく、上のボタンと連動したハンマーで、内側からキャスティング(鐘本体)を叩いて鳴らすタイプです。このようなタイプはカウンターベル、もしくはレセプションベルなどとも呼ばれ、ショップやホテルのカウンターで使われてきたことを伺わせます。
珍しいのは全体のフォルム。
このようなタイプは半球状のような形が多いのですが、このベルは半球に少し先端が尖っている部分を被せたような形状となっており、先端や台座部分にあしらわれた凹凸あいまって、とてもスマートな印象を持っています。
材は真鍮ベースに、おそらくキャスティング表面は銀メッキで、もともとは金銀2色の仕上げだったかと思います。だいぶ銀が剥がれてきており、それがまた独特の景色となって、今ここにしかない存在感を漂わせています。
トップのボタンを軽く押せば「チーン」と軽やかになってくれます。
動画をアップしましたので、ご参考になさってください。
作られた時代は古く、ヴィクトリア時代後半と思われます。
全体にやや歪みがみられますが、ご使用に差し支えはございません。長く長く使われてきた証として受け止めて頂ければと思います。
お仕事用のお供として、カウンターに呼び出し用に接地してはいかがでしょう。
アナログなツールは、100年前と変わらぬ働きをもって、貴方に仕えてくれること請け合いです。
◆England
◆推定製造年代:c.1880-1900年代頃
◆素材:真鍮
◆サイズ:直径約8.1cm 高さ約9.7cm
◆在庫数:1点のみ
◆重量:291g
【NOTE】
*古いお品物ですので、一部に小傷や汚れ、錆びや変色、塗装の剥げ、歪み等がみられます。
*詳細は画像にてご確認ください。
*画像の備品は付属しません。
*上記ご了承の上、お求めください。
アイテムのご購入はショップにてどうぞ。
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Todd Lowrey Antiques
by d+A