英国ヴィンテージ、金属製のコインディッシュ。
英国のアンティークフェアで手に入れた、程よい大きさのコインディッシュ。
中央には、航空機とともに以下の文字がレリーフされています。
BATTLE OF BRITAIN
1940
「BATTLE OF BRITAIN/バトル・オブ・ブリテン」とは、日本語では「英国空中戦」とよばれる、第二次世界大戦時にドイツによる英国本土上陸作戦の前哨戦として行われた航空戦のこと。
1940年7月10日から10月31日まで英国上空とドーバー海峡でドイツ空軍と英国空軍の間で戦われた航空戦であり、史上最大の航空戦とも言われます。
ロンドン空襲などを経て、多数の犠牲をだしながらも最終的には英国軍の勝利に終わったバトル・オブ・ブリテン。
その時に活躍した英国軍戦闘機、スピットファイアがこのディッシュにレリーフされている航空機です。
ディッシュの底面には以下の文字がみられます。
DUXFORD
ROYAL AIR FORCE STATION
"VERRIMUS CAELUM"
DUXFORD/ダックスフォードとは、英国ケンブリッジシャーにある村の名前。
ダックスフォード飛行場は、第一次世界大戦時に建設された空軍施設で、第二次世界大戦ではバトル・オブ・ブリテンと対独空爆の基地となった場所。
ダックスフォード帝国戦争博物館/Imperial War Museum Duxfordがあることで有名。
ROYAL AIR FORCE STATION/英国空軍基地は、現在ダックスフォードにはありませんが、第二次大戦時にはおかれており、ペガサスに乗った騎士の紋章はその当時の基地のものと思われます。
モットーは「VERRIMUS CAELUM」。
英語では 「We sweep the Skies」となります。
「sweep」の意味は「掃除する、掃く、払う、運び去る、吹きまくる、焼き尽くす、荒れ狂う」。
「我らは空を掃き清める」もしくは「我らは空を焼き尽くす」。日本語にすると正反対のように感じますが、そんな意味がこめられているようです。
おそらく、このコインディッシュは、先述のダックスフォード帝国戦争博物館のお土産物なのではないかと思われます。
1940年の英国空軍の勝利を記念して製造されたのではないでしょうか。
直径13cmほどのディッシュは、程よい凹凸があり、中にいれた硬貨や小物類が取り出しやすいような構造となっています。
デスクトップやベッドサイドに置けば、ポケットの中の小物やちょっとしたものをまとめておく便利な存在となってくれそう。
頼りがいのあるスピットファイアが印象的な、英国ヴィンテージの小品です。
◆England
◆推定製造年代:c.1970年代以降
◆素材:金属
◆サイズ:直径約13.3cm 厚み約1.2cm
◆重量:112g
◆在庫数:1点のみ
【NOTE】
*古いお品物ですので、一部に小傷や汚れ、錆や変色がみられます。詳細は画像にてご確認ください。
*画像の備品は付属しません。
*上記ご了承の上、お求めください。
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Todd Lowrey Antiques
by d+A