コールバスケットとは石炭入れのこと。
英国で各家で暖炉が不可欠だった時代、石炭は家の外にストックしてあることが多く、毎朝メイドたちが石炭を使う暖炉や厨房に石炭を運び入れていました。
そのときに使用していたのがコールバスケット。
専用のコールボックスがある家には、石炭はバスケットからコールボックスへ移していましたが、庶民の家ではバスケットをそのまま暖炉の脇に置いていたことが多かったようです。
材は真鍮や銅、ピューターなどで、本体を傾けやすいように片側には持ち手がつき、やや細長い形が特徴的。
今回ご紹介するのは、そのコールバスケットのミニチュア版。
もちろん石炭入れには小さすぎますので、ディスプレイ用の観賞用だったと思われます。
歳月を経た真鍮の質感が味わい深く、ドライフラワーなどを飾っていただいても素敵。
もちろんデスクトップで付箋やテープなどの小物入れとしてもご使用いただけます。
暖炉がある暮らしでは当たり前だった生活用具。
用の美を体現した、小さな英国アンティークのひとしなです。
◆England
◆推定製造年代:c.1930年代頃
◆素材：真鍮
◆サイズ：幅約5cm 奥行き約8.2cm 高さ約5cm
◆重量:103g
◆在庫数：1点のみ
【NOTE】
＊古いお品物ですので、一部に小傷や汚れ、錆や変色、歪み等がみられます。詳細は画像にてご確認ください。
＊底には極小の穴が数か所あいています。
＊画像の備品は付属しません。
＊上記ご了承の上、お求めください。
アイテムのご購入はショップにてどうぞ。
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Todd Lowrey Antiques
by d＋A
