可愛らしい猫のカップルが描かれた古い楽譜。
表紙には以下の文字。
DARBY and JOAN
WALTZ
composed by EZRA READ
曲名は「DARBY and JOAN/ダービーとジョーンのワルツ」。
作曲はEzra Read/エルザ・リード(1862-1922)。
さて、英国において「ダービーとジョーン」といえば、仲の良い老夫婦のことをいいます。
Oxford Advanced Learner's Dictionary/オックスフォード現代英英辞典によれば、由来は、1735年 Gentleman's Magazineに掲載された詩にこのような表現があったとされています。
“Old Darby, with Joan by his side …（中略）They're never happy asunder.”
老ダービー、彼の脇のジョーン。・・・彼らは別々では決して幸せではない（いつも一緒が幸せ）。
（諸説あります）
それ以来、「ダービーとジョーン」といえば仲の良い老夫婦、もしくは年配の男女のカップルを指し、「DARBY and JOAN Club」という、必ずしも夫婦だけではない年配の方々が集まるクラブも存在します。
そんな背景の中、1904年にエルザ・リードによって作曲されたのが「ダービーとジョーンのワルツ」。
年配のご夫婦をイメージした猫のイラストが秀逸な楽譜で、1904年以降何度も再版されてきたようです。
今回ご紹介するのはおそらく1950年-1960年代頃のもの。
何度も使われてきたのでしょう、エッジには少し傷みがみられますが、まだまだ魅力は健在。
額に入れてディスプレイに、はたまた趣味の小物撮影の背景などにいかがでしょうか。
貫禄たっぷりの猫夫婦が、じっくりと貴方をみつめてくる、英国ヴィンテージのひとしなです。
◆England
◆推定製造年代:c.1950年-1960年代頃
◆素材：紙
◆サイズ：幅約24.2cm 高さ約31.1cm
◆重量:16g
◆在庫数：1点のみ
【NOTE】
＊古いお品物ですので、一部に小傷や汚れ、若干の破れや変色がみられます。詳細は画像にてご確認ください。
＊画像の備品は付属しません。
＊上記ご了承の上、お求めください。
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Todd Lowrey Antiques
by d＋A
