英国買付、ポルトガルの孔雀型レタークリップ。
ヨーロッパのアンティークアイテムで人気のあるレタークリップ。
英国アンティークでしばしば見かける手の形をしたものが代表的で、袖口のデザインやアクセサリー、手の表情などに様々なバリエーションがあり、ヴィクトリアン・ハンドクリップとしてコレクタブルなアイテムとなっています。
他にもホースシュー(蹄鉄)や房飾り型など色々なフォルムがあり、実用性と装飾性を兼ねたアンティークグッズといえるでしょう。
今回ご紹介するのは、同じクリップでもピーコック/孔雀をモチーフとしたものです。
手に入れたのは英国のマーケット、販売していたのはポルトガルのディーラー。ひとくせもふたくせもあるちょっとこだわりのアイテムを扱っている人でありました。
ディーラーによれば、出自はポルトガル、恐らく製作されたのはヴィクトリアンの終わりからエドワーディアンにかけて、恐らく1900年代頃とのこと。
孔雀が棲息するのは中国からアジア、そしてアフリカですが、特別に美しい姿をもつ鳥として古くからヨーロッパでも知られていました。例えば古代ギリシア神話においては女神ヘラの飼い鳥とされています。神々の女王である、とりわけ強く美しい女神ヘラに相応しい鳥として扱われてきた、ということでしょう。
クリップの孔雀をよく見れば、透かし文様のある羽、ふっくらとした胴体を持ち美しい表現と細かな細工で作り手のこだわりが感じられます。
足元がちょうど挟む位置となっていますので、まるで孔雀が手紙を掴んでいる・・・ように見えるのも嬉しいポイント。
大切なお手紙やメモをしっかりと掴む、女神ヘラの美しき飼い鳥。
高貴な鳥を貴方のデスクトップに一羽、いかがでしょうか。
◆英国買付/Portugal
◆推定製造年代:c.1900年代頃
◆素材:真鍮
◆サイズ:幅約6.2cm(挟む部分幅約5.5cm) 高さ約8.8cm 厚み約3.5cm
◆重量:47g
◆在庫数:1点のみ
【NOTE】
*古いお品物ですので、一部に小傷や汚れ、変色や錆、歪み等がみられます。詳細は画像にてご確認ください。
*今のところバネはしっかりとした状態です。
*画像の備品は付属しません。
*上記ご了承の上、お求めください。
アイテムのご購入はショップにてどうぞ。
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Todd Lowrey Antiques
by d+A