英国アンティーク、真鍮製の切手入れ。
英国で1840年に世界初の切手、通称ブラックペニーが発売されて以来始まった切手の歴史。
世界各国で意匠を凝らした切手が作られてきましたが、英国はとりわけその種類が多いような気がします。そしてその切手を入れるための専用の箱=「Stamp Box/スタンプボックス」を見かけることが多いのも、英国アンティークの特徴の一つと言えるかもしれません。
今回ご紹介するのはそのスタンプボックスです。
出色は華やかな装飾。
蓋には生命の壺を思わせる器に活けられた花々や、左右対称に広がるアカンサスリーフの渦巻文様が施され、全体を優美にまとめています。ベース部分にも同じモチーフが繰り返し使われており、四隅に張り出した脚が全体のポイントでありつつ、安定感も与える役割をもっております。
しっかりとした作りは高級感があり、ずっしりとした重さで安定感も抜群。蓋は少し傾いており、使う側からよりきれいに見えるようなフォルムです。開ければ小さな3つの小部屋に分かれており、納める切手のサイズにより仕分けることができるようになっています。手前部分の立ち上がりが斜面になっており、切手を取り出しやすく工夫されているのもスタンプボックスならではの特性と言えるでしょう。
参考までに日本の一般的な切手をいれてみました。写真の1円及び2円切手は印面寸法縦22.5mm×横18.5mm、切手寸法縦25.5mm×横21.5mmとなっています。
最近はなかなか「切手を貼って手紙をだす」ことが少なくなってきています。でもだからこそ、敢えてアナログな手作業をすることは、特別な価値をもって送る相手にもとどくのではないでしょうか。
デスクトップに切手を入れて置いてみる。もちろん、クリップなどを入れてデスクタイディとしてお使いいただくのも素敵です。
切手を生んだ国から来た、切手の為の格別美しいアンティークアイテムを是非どうぞ。
◆England
◆推定製造年代:1900-1930年代頃
◆素材:真鍮、
◆サイズ(外寸):幅約14.7cm 奥行約8.7cm 高さ約3.8cm
◆サイズ(内寸):左から幅約2.3cm 3cm 3.4cm 奥行共通約3cm 深さ共通約1-1.5cm
◆重量:306g
◆在庫数:1点のみ
【NOTE】
*古いお品物ですので、一部に小傷や汚れ、変色等がみられます。
*平滑面でカタツキ無く安定します。
*蓋には開けておくためのステイや、閉じておくための金具などはございません。
*蓋は開けた状態で自立して安定します。蓋は逆さまにすれば開きます。
*写真で使用した英国の切手は撮影用の小道具です。大きさは日本の切手(本物)でご確認ください。
*詳細は画像にてご確認ください。
*画像の備品は付属しません。
*上記ご了承の上、お求めください。
アイテムのご購入はショップにてどうぞ。
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Todd Lowrey Antiques
by d+A