イングランドで手に入れた、真鍮製のフラットな小箱。
これは「Cigarette/紙巻き煙草」入れ。
紙巻き煙草は、19世紀半ばのクリミア戦争(1853-1856年)にて、パイプの代わりに煙草の葉を紙で巻いたのが始まりとされています。
（諸説あります）その後の普及は皆さまご存知の通り。
現代は愛煙家はつらい時代ではありますが、紳士文化の一翼を確かに担ってきた喫煙文化は、敬意を払うべきであると個人的には思っております・・・。
紳士はもちろん淑女のためにも、煙草を持ち歩くために様々なアイテムがつくられてきました。
さて、今回ご紹介する煙草入れは、そっけないほどにシンプルなひとしな。
平たい箱状の本体に、コの字型の蓋を、かしめた蝶番でぱかりと閉じるシンプル構造。
蓋は任意の位置で止まりますし、立てて置くこともできるので、なかなかに使い勝手は良いのではないかと思います。
奥行きが約7.7cmですので、レギュラーサイズと呼ばれている煙草（ショートホープやショートピース等：長さ約7cm)でしたら、ちょうど入れることが可能。
煙草入れにはもちろん、趣味の小さなものを入れて持ち運ぶのにちょうど良さそうです。
古びた真鍮の色合いが味わい深く、そっけないほどにシンプルな構造が潔い、英国アンティークの小品。
貴方の工夫次第で、頼りがいある小さな相棒になってくれるかもしれません。
◆England
◆推定製造年代:c.1930-1950年代頃
◆素材：真鍮
◆全体サイズ：幅約8.4cm 厚み約2.1cm 高さ約7.9cm
◆内寸奥行き約7.7cm
◆重量:101g
◆在庫数：1点のみ
【NOTE】
＊古いお品物ですので、一部に小傷や汚れ、凹みや歪み、錆びや変色等がみられます。詳細は画像にてご確認ください。
＊画像の備品は付属しません。
＊上記ご了承の上、お求めください。
アイテムのご購入はショップにてどうぞ。
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Todd Lowrey Antiques
by d＋A
