こぶりで優雅なレターオープナーは、ロンドン郊外のアンティークフェアで手に入れた一品。
刃の部分にはホールマークが確認できます。
それによれば、1889年、シェフィールドのアセイオフィスで認可を受けたスターリングシルバーであることがわかります。
一番右端には四つ葉のような外形のメーカーズマーク。
これは、1863年創業「Martin, Hall & Co (Richard Martin & Ebenezer Hall)」のもの。
シェフィールドでキャンドルスタンドやゴブレット、ティーポットにトレイ等多くの銀製品を生産していたシルバースミスです。
持ち手の部分はマザーオブパール（真珠貝）。
全体にツイストのデザインとなっており、滑りにくくそれでいて優雅な意匠となっています。
産業革命の中心地であった金属加工都市シェフィールドにおいて、ヴィクトリアンの後期に作られた小さなレターオープナー。
いったいどれだけの手紙を開けてきたのでしょうか。
130年の時を経て、今度は貴方の手元でお役立てください。
◆England
◆Sheffield
◆推定製造年代:c.1889年
◆素材：スターリングシルバー、マザーオブパール
◆サイズ：長さ約19.5cm 幅約1.3 cm厚み0.7cm
◆重量:37g
◆在庫数：1点のみ
【NOTE】
＊古いお品物ですので、一部に小傷や汚れ、変色等がみられます。詳細は画像にてご確認ください。
＊刃物ではございませんが、用途上、やや鋭い形状をしております。お取り扱いには十分ご注意ください。
＊画像の備品は付属しません。
＊上記ご了承の上、お求めください。
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Todd Lowrey Antiques
by d＋A
